カラトラバ・パイロット・トラベルタイム
2015年3月、スイス、ジュネーブで行われた「バーゼルワールド2015(BASEL WORLD)」にて、高級腕時計メーカー「パテック・フィリップ(PATEK PHILIPPE)」は、これまでのモデルとは一味違う、ここ最近では見られなかった、ある意味パテック・フィリップらしくない「パイロットウォッチ」の発表がありました。
「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム(Ref.5524G-001)」
そのデザインは、カラトラバのようなシンプルなドレスウォッチ、ノーチラスのようなラグジュアリーなスポーツウォッチとは一線を引く、とてもモダンでクラシカルな風貌となっています。
ケース自体はラウンド、流れるような美しいラグ、フラットとカラトラバの定義を満たしているもので、プラスして昼夜、他国の時間、日付を表示する、デュアルタイムゾーン機構(Cal.324SCFUS)搭載のコンプリケーションモデルとなっています。
視認性を高めるため、ブラックダイヤルを採用されることが多いですが、こちらはブルー文字盤でハンドも一風変わったお洒落なものに、ピンバックルのデザイン変更もされています。
エルプリメロで有名な「ゼニス」や「IWC」などでもこういったデザインのパイロットウォッチが多く存在しますが、パテック・フィリップのパイロット・トラベルタイムは独特の雰囲気がありますね。
ただ、ここ最近のパテック・フィリップのイメージと違ったモデルですが、決してパイロットウォッチを作っていなかったわけではなく、1930年代に作られていた伝統的なモデルで、らしくないというよりはむしろ、「復活」したといった方が正確かもしれません。
意匠もパテック・フィリップ・ミュージアムに展示されている、当時製造されていたものに似ており、オマージュされたモデルとなっています。
個人的にパイロットウォッチが好きなこともありますが、この「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム」は、パテック・フィリップの腕時計の中で最も憧れが強いコレクションの一つとしてランクインしました。
是非コレクション化して、進化させたパイロットウォッチをこれからも見てみたいですね。
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