その中でも特に有名なダイヤモンド「star of south Africa(南アフリカの星)」をご紹介致します。
1867年、当時はまだ南アフリカは現在のようにダイヤモンドの産地としては認識されておらずこの地にダイヤモンドはないとされていました。しかし、農夫の息子が南アフリカとレソト王国の国境近くに存在するドラケンスバーグ山脈を水源としたオレンジ川にて南アフリカで初めてのダイヤモンドが発見されました。
その重さは21.5カラットととても大きさのあるもので、ダイヤモンドとは知らずに知人のニカルクに譲り渡します。これはのちに南アフリカの鉱物学者によってダイヤモンドと認定されユーレカをいう名前が付けられました。ユーレカは今、南アフリカのキンバリー博物館に展示されているそうです。
そしてそれから3年後、今度もオレンジ川でグリカの羊使いがダイヤモンドを発見しました。そのダイヤモンドもニカルクの元に渡り、以前の経験からそれがダイヤモンドの可能性が高いと思い、自分が持っている家畜など財産のすべてとそのダイヤモンドを交換しました。ニカルクはこれを売却し一躍大金持ちになりました。
発見当時は83.5カラットとかなり重い物ではありましたが、ペアシェイプカットが施され「Star of south Africa(南アフリカの星)」と名付けられました。
それをきっかけに南アフリカはダイヤモンド新しい産出地として注目を浴びる様になりました。誰もが一攫千金を夢見てその地に多くの人が訪れたそうです。そのきっかけとなったダイヤモンドはまさに南アフリカの星の名にふさわしい魅惑の宝石だったのではないでしょうか。
まさに奇跡が重なり誕生したダイヤモンドのさらに奇跡のような美しさ、大きさをもつこのStar of south Africa(南アフリカの星)、ダイヤモンドの買取を生業にしている私たちも一度手に取って眺めてみたいものです。私たちマルカ(MARUKA)の査定士は入社すると真っ先に宝石の勉強に取り組み、鑑定書、鑑別書がなくてもダイヤモンドのカラー・クラリティ・カットを判別する鑑定の勉強に取り組みます。このダイヤモンドの鑑定の勉強は買取に重要な要素でどのような色のダイヤモンドが現在相場でどれぐらいの値段か、という一覧表は買取業をしていたら手に入れることは可能ですが、目の前にあるダイヤモンドがその一覧表のどのグレードに位置するかは自分自身で見極めないといけません。
マルカ(MARUKA)は京都で昭和28年から60年以上続く老舗質屋です。古くから宝石類の鑑定・査定・買取は質屋の重要な業務でした。そこで培われた実績、ノウハウは蓄積され私たちに引き継がれています。京都の西院・西七条、四条大宮、四条烏丸・河原町、そして京都市内北部の北山通り松ヶ崎と5か所、大阪の心斎橋(御堂筋と長堀通の交差点)東京では銀座本店は有楽町と新橋の中間、また東京メトロ日比谷線の銀座駅真上ですので上の方面からもアクセス抜群です。渋谷店は渋谷駅から徒歩1分、こちらは新宿や池袋などからも多数のご来店をいただいております。そして福岡の買い物の街、天神に福岡天神店と全国9か所と出張買取、宅配買取で全国の皆様にご愛顧いただいております。
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