ダイヤモンドをジュエリーとして完成させる「ジュエラー」として有名なのは世界5大ジュエラーと言われる「カルティエ(Cartier)」「ハリーウィンストン(HARRY WINSTON)」「ブルガリ(BVLGARI)」「ティファニー(Tiffany&Co)」そしてVCAと略されることも多い「ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)」ですが、そもそも宝石単体としてのダイヤモンドとはどうやって出来上がるものなのでしょうか?
ダイヤモンドがどのように産まれるか皆様ご存知ですか?細かい鉱物学的な事はおいといたとしても、あのキラキラと光り輝く状態で地中から出てくると思ってる方もいらっしゃるかと思いますが「原石」と言われる地中から発掘された状態ではとてもとても「ジュエリー」になるようなものではありません。
それら原石を買取し、自社でカット&研磨することで「宝石」としてのダイヤモンドに仕上げるのがカッティングメーカー、カッティングブランドと呼ばれる会社なのです。そして世界3大カッターズブランドと呼ばれているのが「ロイヤルアッシャー」「ラザール」そしてここで紹介する「モニッケンダム」です。(あとの2社もサイト内に紹介ページがあるのでお楽しみください)
他の2社がオランダとアメリカの会社に対し、モニッケンダム(MONNICKENDAM)はイギリスの会社です。ラウンドブリリアントカットよりもアーモンドのようなファンシーカットの技術力が優れていることで有名な会社で、1966年にはエリザベス女王陛下からイギリス産業振興賞を賜った企業としても立派な会社です。
「原石に命を与える」をテーマにカッティングを行い、モニッケンダム(MONNICKENDAM)が生み出すダイヤモンドの輝きは「ラグジュアリーホワイト(LUXURY WHITE)」と呼ばれ豊穣な白い光を放ちその美しさで世界中の女性を魅了します。日本でも婚約、結婚指輪としも人気がありブランドブームの中でも本物志向の方に大変人気があるブランドです。
モニッケンダム(MONNICKENDAM)は1890年、初代ルイ・モニッケンダイムが当時のダイヤモンド集積地であり取引の中心であったアムステルダムに設立しました。その後1914年の第一次世界大戦の時期にイギリスに移転し、宝石商の街ハットンガーデンに本社を設立。工場は王室の別荘地として有名なブライトンに作りました。
2代目アルバート・モニッケンダイムの時にモニッケンダム(MONNICKENDAM)社のポリシーである「原石に命を与える」が制定され以後会社スローガンとして続いています。そして現在では当たり前のダイヤモンドの評価基準「4C」のうち、カラーとクラリティに関しては1938年にモニッケンダム(MONNICKENDAM)が初めて制定いたしました。
現在一般的に使われているカラーグレードが「D」から始まるのは、モニッケンダム(MONNICKENDAM)式のカラーグレードが「A」から始まっていたために「A」を避けこのモニッケンダム(MONNICKENDAM)の功績に敬意を表したため、と言われています。
現在でも日本に店舗があるモニッケンダム(MONNICKENDAM)、その美しい輝きはまさに原石に命を与え、そのジュエリーを身に着ける人に光を与え続けます。
MARUKAでは五大ジュエラーだけでなく宝石通の人しか知らないこの3大カッターズブランドのダイヤモンド、ジュエリーも高価買取いたします。MARUKAは京都発祥で70年以上の歴史ある質屋が母体。古くからダイヤモンドや宝石類の取り扱いに慣れ親しんできた分、査定に関するノウハウが蓄積されそれは査定士育成カリキュラムとして綿々と引き継がれています。
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