早川 尚古斎(はやかわ しょうこさい)

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早川尚古斎は江戸時代(文化12年)から平成まで続いている大阪出身の竹工芸家の名称で、その竹工芸技法は一子相伝で伝えられており当代は五代目となります。
現在、工房は京都市左京区に位置する下鴨神社の近くにあります。
その作風は竹割10年といわれるほど高い竹工芸技術が必要とします。
まず材料である竹ひごを制作するところから始めますが、その全て手作業で行われおり、地下に保管されている竹材を削り節や表皮を取り除きます。そして鉈を使い1本1本縦向けに割り竹ひごが制作されていきます。
そして早川尚古斎の技術が最も活かされているのは、竹ひごを制作される際に厚みが揃っていることだと言われています。
そうすることで綺麗な円を造ることができます。
元々は、初代 早川尚古斎が京都にあった竹籠師で修業を積んでその後、大阪に移り尚古斎と名のるようになったのが始まりとされています。
その作風は独自の創作性や感性をとり入れた唐物の写しを中心に制作しており、その技術力と完成度が認められ浪華の籠師と言われるほどでした。
二代もまたその伝統を守りながら竹工芸技術を磨いていきました。
三代は二代の弟で元々早川尚斎と名のり主に活動の場を東京に移し活躍していましたが二代が亡くなった事がキッカケとなって大阪へ戻り三代を襲名することを決意しました。
その三代の作風は高い技術力を持っていながら自由奔放な作域であった為、高い人気がありました。
そして五代は四代 早川尚古斎の長男で、父親に竹工芸技術を基礎から学び数々の工芸展に作品を出品して実績を上げていた事で知られています。
才能は、角谷一圭も認めるほどで代々早川尚古斎に伝わる伝統技法の組技法と編技法を使い分けながら作品を制作しています。
また日本文化を海外に紹介する活動を積極的におこなっていて、イギリスの大英博物館では展覧会を開いたりアメリカで個展や講習会の場を持ち海外の人たちと交流をはかりました。
早川尚古斎が代々得意とした鎧組花籃、そろばん粒形花籃、興福寺形牡丹花籃は、こうして五代まで受け継がれていきました。
そして平成15年には重要無形文化財(人間国宝)として認定されています。
平成23年に亡くなるまで精緻な竹工芸技法を駆使して数々の素晴らしい竹工芸品を多く残しています。
マルカでは早川尚古斎の竹工芸品を高価買取しております。

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