高橋敬典(たかはし けいてん)は山形県出身の鋳金家で重要無形文化財保持者(人間国宝)認定された人物です。平形鉄瓶や茶釜を中心に制作されており、その作品の手法は古い作品を研究して取りいれながらも斬新なデザインが多く、その肌は比較的きめ細かく綺麗な作品が多く、絹肌や砂肌と言われています。その時使われるのが砂鉄で和銑とも呼ばれていますがそれを 製錬した金属から不純物を取り除いて純度を高めて出来る砂鉄地金を用いています。また地紋にも拘りがあり、敢えて肌を見せる為にシンプルで竹、松、波、時には細かく入れた線などを施しますが、どれも目立たないよう仕上げているのが特徴です。マルカ(MARUKA)ではこの高橋敬典(たかはしけいてん)作品買取に力を入れています。お手持ちの高橋敬典(たかはしけいてん)を売ると決めたらまずはマルカ(MARUKA)にご連絡ください。
敬典は口癖のように言っていたのが「鉄は硬いが柔らかい作品を作り、鉄は柔らかいものだという作品を作りたい」でした。そしてそれが作品へと反映され美しい曲線美と拘りをもった地紋や地肌が生まれたのが敬典釜です。60年に渡り茶釜を主に風炉や鉄瓶、銚子などお茶の湯に使われる作品を作り続けてきました。マルカ(MARUKA)では高橋敬典(たかはしけいてん)の茶釜に限らず他の作家の茶釜から茶道具全般買取をしていますので作家の作品からお稽古道具まで茶道具類買取ならマルカ(MARUKA)へお任せください。
そんな敬典の原点は実家が元々鋳造業をしていたことが始まりとなります。それは幼き敬典にとってごく自然に家業へ携わっていきました。
当初は色々な作品を作っていましたが親交があった漆芸家の結城哲雄から呼ばれて山形に制作指導で来ていた初代 長野垤至の作品に魅了され長野垤至を師匠として本格的に和銑を使った茶釜制作をするようになります。
初代 長野垤至の作品は古作の天明釜や芦屋釜などの影響を受けたものが多く、高橋敬典も茶釜の歴史的な研究して自身の茶釜制作において古作の表現方法を取り入れることに成功し、それが評価され日展で初入選を果たしました。
その後も数々の経験と実績を経て素晴らしい茶釜の制作を行っていくことになります。
そんな高橋敬典に大役が任命されることになります。それは昭和天皇と皇太子殿下への献上する釜の制作でした。
それまで知名度の低かった山形鋳物の名を、この偉業により全国に知れわたる事に成功し、東京や各都道府県で好んで個展を開き積極的に活動を続けていきました。
2009年に88才にて亡くなられております。
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高橋 敬典(たかはし けいてん)
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