ロレックス入手困難モデルランキングTOP20!購入方法を解説!

ロレックス入手困難モデルランキングTOP20!購入方法を解説!

「ロレックスが入手困難な理由は?」

「入手困難なロレックスを購入する方法は?」

ロレックスは世界屈指の高級時計ブランドですが、なかでもデイトナやGMTマスターII、サブマリーナなどの人気スポーツモデルは、正規店を訪れても「在庫なし」と断られることが少なくありません。

厳格な品質管理による生産数の制限、特定モデルへの需要集中、正規店での購入制限の強化、投資目的の需要増加など、複数の要因が重なっているのが現状です。

二次市場では定価を大幅に上回るプレミア価格での取引が常態化しており、入手がますます難しくなっています。

今回は「入手困難なロレックスランキングTOP20」をはじめ、入手困難になっている理由や実践的な購入方法、比較的入手しやすいモデルについても詳しく解説していきます。

ロレックスの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

監修者

有限会社 疋田 (ブランド買取MARUKA)代表取締役社長
疋田 忠(ひきだ ただし)

資格

終活カウンセラー協会 上級カウンセラー
遺品整理士
C.G.J.宝石鑑定士
宅地建物取引士
ファイナンシャルプランナー 2級

経歴

京都で昭和28年に創業された質舗マルカの三代目として現在ブランド買取店MARUKAを京都・東京で合計7店舗運営する有限会社疋田の代表取締役社長。
自身も店頭に立ち買取をおこなうだけでなく積極的に終活・生前整理のセミナー、イベント等で講師としても活動。築地本願寺にて「終活フェア」を行うなど、自社開催の講演会なども積極的に行い、「失敗しない生前整理」の啓もう活動に努めています。

目次

ロレックス入手困難ランキングTOP20

ロレックス入手困難ランキングTOP20

ロレックスには、正規店ではほとんど購入できないほど入手困難なモデルが数多く存在します。

なかでもデイトナやGMTマスターIIなどの人気モデルは、希少性の高さから定価を大きく上回る価格で取引されることも珍しくありません。

ここでは、入手難易度やプレミア価格をもとに、ロレックス入手困難ランキングTOP20を紹介します。

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【1位】コスモグラフ デイトナ レインボー(Ref.116595RBOW )

項目詳細
リファレンス116595RBOW(エバーローズゴールド)
二次市場価格数千万円〜1億円超

デイトナ レインボーは、現行ロレックスのなかでも別格の入手困難モデルです。

理由は、ベゼルに敷き詰められたレインボーカラーのサファイア、ラグやリューズガードのダイヤモンドを精密にセッティングする宝石技術が必要で、生産数がごくわずかにとどまるからです。

このモデルはカタログにも掲載されない「シークレットモデル」で、案内されるのはごく限られたVIP顧客のみとされています。

2018年の登場からわずか数年で公式サイトから姿を消したこともあり、市場では数千万円から1億円超の価格がつくこともあります。

そのため、一般の購入希望者がたどり着くことはほぼ不可能なレアモデルといえるでしょう。

【2位】コスモグラフ デイトナ ル・マン エバーローズゴールド(Ref.126525LN)

項目内容
リファレンス126525LN
定価(参考)約1,100万円
二次市場価格約6,500万円

ル・マン エバーローズゴールドは、現行ロレックスでもトップクラスのプレミアムを記録する記念モデルです。

これは、ル・マン24時間レース100周年を祝う特別仕様として、通常のデイトナとは一線を画す造りを採用しているためです。

ポール・ニューマン風のサブダイヤルに、24時間表示のクロノグラフカウンターを備えたムーブメントCal.4132を搭載し、ムーブメントを鑑賞できる展示ケースバックも採用しました。

生産数が極めて限られているうえ、エバーローズゴールドの高級感も相まって、定価約1,100万円に対し二次市場では約6,500万円という水準で取引されています。

【3位】コスモグラフ デイトナ ル・マン ホワイトゴールド(Ref.126529LN)

項目内容
リファレンス126529LN
定価(参考)約790万円
二次市場価格約3,200万〜4,000万円

ル・マン ホワイトゴールドも、一般のユーザーにはほとんど手の届かない記念モデルです。

その理由は、ベゼルに100周年を象徴する赤い「100」の刻印を施した特別なデザインで、販売対象がごく一部のVIP顧客に限られているからです。

2023年の発表以降、正規店で一般の購入者が手にできた例はほとんどなく、市場への流通量も極めて少数にとどまっています。

通常のデイトナとは異なる特別感のある仕上がりと、ホワイトゴールド素材の高い資産価値が、定価の3〜4倍という相場を支えています。

【4位】コスモグラフ デイトナ ターコイズラッカーダイヤル YG(Ref.126518LN)

項目内容
リファレンスRef.126518LN
定価(参考)約549万円
二次市場価格約1,700万〜2,300万円

ターコイズラッカーダイヤルのデイトナは、発表直後から爆発的なプレミアが付いた話題のモデルです。

鮮やかなターコイズブルーの文字盤にブラックのカウンターとブラックセラクロムベゼルを組み合わせ、ゴールドケースと強いコントラストを生み出しています。

このカラーは、オイスターフレックスブレスレット仕様のRef.126518LNにのみ用意され、ティファニーブルーを思わせる色味で大きな注目を集めました。

Watches and Wonders Geneva 2025で発表されたばかりの新作で、もともと流通量の少ないデイトナのゴールドモデルということもあり、供給はさらに限られています。

【5位】コスモグラフ デイトナ SS ホワイト「パンダ」(Ref.126500LN)

項目内容
リファレンス126500LN(ホワイトダイヤル)
定価(参考)約250万円
二次市場価格約570万〜600万円

ステンレスのデイトナ ホワイト、通称「パンダ」は、現行ロレックスを象徴する最も入手困難なモデルの1つです。

白い文字盤に黒いサブダイヤルを組み合わせた配色が特に人気で、需要が極端に集中しています。

正規店での待機期間は2〜5年以上ともいわれ、店舗によっては高額な購入実績がなければ案内リストにすら入れないケースもあるとされています。

小規模な正規店では、年間の入荷が1〜2本程度に限られることもあり、定価約250万円に対し二次市場では約570万〜600万円で取引されています。

【6位】コスモグラフ デイトナ プラチナ(Ref.126506)

項目内容
リファレンス126506(126506A=ダイヤインデックス)
定価(参考)約1,165万円
二次市場価格約1,700万〜2,100万円

プラチナのデイトナは、絶対的な流通量の少なさで上位に入る希少モデルです。

プラチナはロレックスの最上位素材で、生産数がもともと非常に少ないためです。

プラチナ専用のアイスブルーダイヤルに、チェストナットブラウンのセラクロムベゼルを合わせた特別仕様で、現行モデルは新世代ムーブメントCal.4131と展示ケースバックを採用しています。

プレミアム率はステンレスほど極端ではないものの、正規販売店でも年間1〜2本程度しか入荷しないといわれ、定価約1,165万円に対し市場では約1,700万〜2,100万円となっています。

【7位】オイスターパーペチュアル 41 セレブレーションダイヤル(Ref.124300)

オイスターパーペチュアル 41 セレブレーションダイヤル(Ref.124300)
項目内容
リファレンス124300-0008
定価(参考)約107万円
二次市場価格約255万円

セレブレーションダイヤルは、比較的手の届きやすい価格帯ながら、入手難易度はロレックス全体でも最上位クラスです。

ターコイズブルーをベースに、ピンクやイエロー、グリーンのバブルモチーフを散りばめた遊び心の強い文字盤が、高い人気を集めたためです。

2023年に登場し、Watches and Wonders Geneva 2025で生産終了となったことで、生産期間が短く供給数も限られました。

プレミアム率はステンレスのデイトナ ホワイトに匹敵するともいわれ、定価約107万円に対し二次市場では約255万円で取引されています。

【8位】コスモグラフ デイトナ YG グリーン「ジョン・メイヤー」(Ref.116508)

項目内容
リファレンス116508(旧モデル)/126508(2025年新型)
定価(参考)約750万円(新型)
二次市場価格約1,770万円

「ジョン・メイヤー」の愛称で知られるYGグリーンは、金無垢ながら高いプレミアムを維持する人気モデルです。

ミュージシャンのジョン・メイヤーが愛用したことで知名度が高く、グリーンダイヤルとイエローゴールドという他にはない組み合わせが支持されています。

2016年発表の旧型Ref.116508は2023年に生産終了し、2025年には新世代ムーブメントCal.4131を搭載した新型Ref.126508へと刷新されました。

一般的に金無垢のデイトナはステンレスほどプレミアムが付きにくい傾向ですが、このモデルは著名人の愛用という背景もあり相場が安定しています。

【9位】コスモグラフ デイトナ SS ブラック(Ref.126500LN)

項目内容
リファレンス126500LN(現行)/116500LN(旧型)
定価(参考)約250万円
二次市場価格約440万〜480万円

ステンレスのデイトナ ブラックは、ホワイトと並ぶ現行ロレックスの入手困難モデルです。

基本的な供給数や購入条件はホワイトとほぼ同じで、ステンレスのスポーツモデルとして需要が集中しているためです。

二次市場でのプレミアム率はパンダ配色よりやや低く、待機期間も1〜3年程度とホワイトよりは短いとされています。

2023年発売の現行Ref.126500LNは、2016年発売の旧型Ref.116500LNから7年越しのモデルチェンジとなり、業界でも大きな話題となりました。

派手さよりシックさを好むコレクターから根強い支持があり、長期的にも安定した人気を保っています。

【10位】GMTマスターII SS「ペプシ」(Ref.126710BLRO)

GMTマスターII SS「ペプシ」(Ref.126710BLRO)
項目内容
リファレンス126710BLRO
定価(参考)約165万円
二次市場価格約350万〜370万円

赤青ベゼルが目を引く「ペプシ」は、GMTマスターIIのなかで最も高いプレミアムを維持するモデルです。

1955年の初代GMTマスターから受け継がれた象徴的なカラーリングで、ファンからの人気が圧倒的に高いためです。

2018年にセラミックベゼルの現行モデルが登場して以降、待機期間は2〜5年程度、1店舗あたりの年間入荷数も約20本と推定されています。

特にジュビリーブレスレット仕様はオイスターブレスレット仕様より高値で取引され、市場では約350万〜370万円となっています。

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【11位】シードゥエラー 40 スチール(Ref.116600)

シードゥエラー 40 スチール(Ref.116600)
項目内容
リファレンス126600(43mm・現行)/116600(40mm・生産終了)
定価(参考)約191万円(126600)
二次市場価格約220万〜253万円
防水性能1,220m(サブマリーナの約4倍)

シードゥエラーは、サブマリーナの上位に位置するプロ仕様のダイバーズウォッチで、常に品薄が続く入手困難モデルです。

誕生50周年を記念して2017年に登場したRef.126600は、文字盤6時位置に赤い「SEA-DWELLER」の文字を復活させた「赤シード」として人気を集めています。

ケースは旧型116600の40mmから43mmへ拡大され、ヘリウムエスケープバルブやムーブメントCal.3235を搭載し、約70時間のパワーリザーブを実現しています。

旧型116600は2014年登場ながら約3年で生産終了となり、初期のクラウン無し個体はとくに希少価値が高い存在です。

派手さは控えめながら、需要は着実に伸びており、定価約191万円に対し市場では約220万円以上で取引されています。

【12位】オイスターパーペチュアル 41 ターコイズブルー「ティファニー」(Ref.124300)

項目内容
リファレンス124300(41mm・生産終了)
最終定価約100万円
二次市場価格約228万〜350万円

「ティファニー」と呼ばれるターコイズブルーは、社会現象を巻き起こしたほどの人気モデルです。

鮮やかなターコイズブルーの文字盤が高級宝飾ブランドのティファニーを連想させ、登場直後から需要が爆発しました。

2020年の登場後、2022年には二次市場価格が約1,000万円に達することもあり、41mmモデルは同年に生産終了となりました。

ピーク時より相場は落ち着いたものの、現在も最終定価約100万円の2倍以上で取引されています。

【13位】スカイドゥエラー グリーン / ブルーダイヤル(Ref.336934)

項目内容
リファレンス336934(SS×WG・現行)
定価(参考)約244万円
二次市場価格約490万〜600万円

スカイドゥエラーは、複雑機構ゆえに生産数が限られる隠れた入手困難モデルです。

ロレックス唯一の年次カレンダー機構「サロス」と2つのタイムゾーン表示を42mmケースに収めており、製造コストと組み立て難度が高いためです。

正規販売店への入荷は1店舗あたり年間5本未満とされることもあり、なかでもグリーンとブルーの文字盤に需要が集中しています。

「世界で最も需給ギャップが大きいロレックス」と呼ばれることもあり、待機期間は2〜4年以上とされています。

【14位】GMTマスターII SS「スプライト」(Ref.126720VTNR)

GMTマスターII SS「スプライト」(Ref.126720VTNR)
項目内容
リファレンス126720VTNR
定価(参考)約165万円
二次市場価格約230万〜280万円

「スプライト」は、GMTマスターII史上初の左リューズ仕様という独自性で人気を集めるモデルです。

リューズと日付表示をケース左側に配置した、これまでのロレックスにない構造を採用しています。

2022年に登場し、グリーン×ブラックのセラクロムベゼルがその配色から「スプライト」と呼ばれるようになりました。

左利き向けともいえる仕様に加え、初物としてのコレクター需要も重なり、市場では定価を大きく上回る約230万〜280万円で取引されています。

【15位】ミルガウス Zブルー(Ref.116400GV)

ミルガウス Zブルー(Ref.116400GV)
項目内容
リファレンス116400GV(生産終了)
最終定価約104万円
二次市場価格約180万円

ミルガウス Zブルーは、コレクション終了によって希少性が高まった入手困難モデルです。

2023年にミルガウスのコレクション自体が生産終了となり、現在は新品の正規入手ができないためです。

1,000ガウスの耐磁性能、グリーンサファイアクリスタル、稲妻型の秒針という独特の仕様をすべて備えています。

なかでもZブルーダイヤルは2014年に追加されたものの、生産期間が短く、ミルガウスのなかでも最も人気が高い文字盤でした。

【16位】GMTマスターII ホワイトゴールド メテオライト「ペプシ」(Ref.126719BLRO)

項目内容
リファレンス126719BLRO(メテオライトダイヤル)
定価(参考)約751万円
二次市場価格約850万円

メテオライト「ペプシ」は、天然の隕石を使った文字盤で、金無垢のなかでも特に入手が難しいモデルです。

隕石を薄く加工した文字盤は表面の結晶模様が1本ごとに異なり、まったく同じ個体が存在しないためです。

18Kホワイトゴールドケースに赤青のペプシベゼルを組み合わせ、金無垢とペプシカラーを両立した唯一の仕様となっています。

一般に金無垢のGMTはステンレスより入手しやすい傾向ですが、このメテオライト仕様は別格でVIP顧客優先とされます。

製造工程が複雑で生産数も極めて少なく、コレクター人気の高い希少な1本といえるでしょう。

【17位】ヨットマスター 42 RLXチタン(Ref.226627)

ヨットマスター 42 RLXチタン(Ref.226627)
項目内容
リファレンス226627
定価(参考)約235万円
二次市場価格約430万〜490万円

ヨットマスター 42 RLXチタンは、ロレックス初の本格的なチタン製モデルとして高い人気を保っています。

ケースとブレスレットに独自のRLXチタン(グレード5チタン合金)を採用し、軽量でありながら高い強度を備えています。

チタンは加工が難しく、通常のステンレスやゴールドより製造のハードルが高いため、生産数が限られています。

ブラックのセラクロムベゼルとブラックダイヤルを合わせたモノクロのデザインも、スポーティーで引き締まった印象を生んでいます。

軽快な装着感と新素材の話題性が評価され、定価約235万円に対し市場では約430万円以上で取引されている1本です。

【18位】GMTマスターII SS「バットマン」(Ref.126710BLNR)

GMTマスターII SS「バットマン」(Ref.126710BLNR)
項目内容
リファレンス126710BLNR
定価(参考)約165万円
二次市場価格約215万〜246万円

ブラック×ブルーの「バットマン」は、日常使いしやすいデザインで安定した人気を誇るモデルです。

落ち着いたカラーリングが派手すぎず、それでいてスポーティーさも感じられます。

2013年の登場以来「バットマン」の愛称で親しまれ、GMTマスターIIのなかでも高い人気を維持しています。

ペプシやスプライトほど極端なプレミアムではないものの、市場では定価を上回る約215万〜246万円で取引され、待機期間も1〜3年程度とされています。

【19位】サブマリーナ デイト グリーン「スターバックス」(Ref. 116610LV)

サブマリーナ デイト グリーン「スターバックス」(Ref. 116610LV)
項目内容
リファレンス126610LV(スターバックス)/116610LV(ハルク)
定価(参考)約176万円
二次市場価格約212万〜250万円

グリーンベゼルの「スターバックス」は、サブマリーナのなかでも特に入手が難しい人気モデルです。

ロレックスのコーポレートカラーを象徴するグリーンベゼルが、スポーツモデルのなかでも特別感を放っています。

現行Ref.126610LVはグリーンベゼルとブラックダイヤルの組み合わせで、文字盤もグリーンだった先代「ハルク」こと116610LVの系譜を受け継いでいます。

通常のブラック一色のサブマリーナ デイトより人気が高く、市場では約212万〜250万円で取引されています。

【20位】ディープシーチャレンジ RLXチタン(Ref.126067)

項目内容
リファレンス126067
定価(参考)約370万円
二次市場価格約800万円

ディープシーチャレンジは、11,000m防水というロレックス史上でも突出した性能を持つ技術系の希少モデルです。

特殊な構造とチタン加工技術が必要で、生産数が非常に限られているからです。

50mmの大型ケースで圧倒的な存在感を放ちながら、ケースとブレスレットにRLXチタンを採用し、サイズの割に軽量で装着しやすい点も特徴です。

映画監督ジェームズ・キャメロンによるマリアナ海溝最深部への単独潜航成功を記念して開発された、技術的なマイルストーンでもあります。

実際に購入できる機会は少なく、定価約370万円に対し市場では約800万円で取引される、ロレックスでも特に希少な1本といえるでしょう。

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ロレックスの入手困難の理由

ロレックスの入手困難の理由

ロレックスがここまで手に入りにくいのは、ひとつの原因ではなく複数の要素が重なっているためです。

ここでは、入手困難を生み出している理由を5つに分けて解説します。

世界的な需要に対する「生産数」の少なさ

入手困難の出発点は、世界的な需要に生産数が追いついていないことにあります。

ロレックスは設計から製造、検査までを自社工場で一貫して行い、すべての時計を厳格な品質基準で管理しているためです。

職人の手作業を前提とし、外部委託で生産数を急に増やすことをしないため、人気モデルでも入荷数が限られます。

具体的には、生産の多くをデイトジャストなどのクラシックモデルが占め、需要が集中するデイトナやGMTマスターIIといったスポーツモデルの生産比率はもともと低く設定されています。

こうして需要と供給のミスマッチが慢性化し、品薄状態が常態化しているのです。

人気モデルに購入希望者が集中している

入手困難をさらに加速させているのが、一部の人気モデルへの購入希望者の集中です。

ロレックスの人気は日本だけでなく世界中で高まり、特にアジア圏では富裕層の増加に伴い高級時計の需要が右肩上がりとなっているためです。

そのうえ、多くの人が狙うモデルは、デイトナ・サブマリーナ・GMTマスターIIといった一握りのスポーツモデルに偏っています。

これらは機能性とデザイン性を兼ね備え、SNSでも話題になりやすいため、世界中の購入希望者が同じモデルに殺到する状況が生まれています。

限られた入荷数に希望者が集中する結果、人気モデルほど「欲しくても買えない」状態が続いているのです。

正規店で厳しい購入制限が設けられている

正規店での厳しい購入制限も、入手困難を強める大きな要因です。

転売目的の購入を防ぎ、本当に愛用する人へ行き渡らせたいというブランド側の意図があるためです。

2024年12月、日本ロレックスは国内正規店の購入ルールを大幅に強化し、従来は一部の人気モデルだけだった制限を全モデルに拡大しました。

購入制限
  • 同一リファレンスは購入後1年間、再購入ができません。
  • いずれか1本を購入すると、6か月間は他モデルも含めて購入ができません。
  • 支払いは本人名義のクレジットカードに限られます。
  • 購入時には顔写真付きの身分証の提示が必要です。
  • 購入履歴は日本ロレックスを通じて全国の正規店で共有されます。

店舗を変えても履歴が確認されるため、複数本をまとめて買うことはできません。

こうした制限により、人気モデルの購入ハードルは一段と高くなっています。

資産価値の高さから投資目的の需要が増えている

資産価値の高さから投資目的の需要が増えていることも、入手困難の理由のひとつです。

ロレックスは中古市場でも価値が落ちにくく、人気モデルは定価を大きく上回る相場で取引されているためです。

欧米では資産防衛の観点から投資家が購入するケースも増え、テレビや新聞で「ロレックス投資」が取り上げられたことで新規の購入希望者も急増しました。

さらにロレックスは2022年以降、年1〜2回の定価改定を続けており、累計で50%以上値上がりしたモデルもあります。

「今買わないとさらに高くなるかもしれない」という心理が駆け込み需要を後押しし、実需と投資需要が重なって品薄に拍車をかけているのです。

生産終了(ディスコン)モデルがプレミア化するため

生産終了、いわゆるディスコンとなったモデルがプレミア化することも、入手困難を生む要因です。

ロレックスは定期的にモデルチェンジを行い、旧モデルは正規店で購入できなくなるためです。

人気モデルは生産終了後も需要が衰えず、市場に出回る数が減ることで価格が急上昇します。

具体的には、廃盤後5年以内のモデルは特に値上がりしやすいとされ、ミルガウス Zブルーやティファニーブルーのように、コレクション終了とともに希少価値が一気に高まった例があります。

加えて、レインボーのようなカタログ非掲載のシークレットモデルは流通量がもともと極めて少なく、中古市場でも高値を維持しやすい傾向にあります。

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入手困難のロレックスの買い方

入手困難なロレックスでも、買い方を工夫すれば手に入れられる可能性は十分にあります。

ここでは、現実的な2つの方法を紹介します。

正規店に定期的に通う

正規店に定期的に通う方法は、定価で購入できる最も確実なルートです。

正規店なら真贋が保証され、最新モデルや人気モデルでも定価で購入できるためです。

人気モデルを求めて複数の正規店を巡る行動は「ロレックスマラソン」と呼ばれ、完走までに数か月から数年かかることも珍しくありません。

成功率を上げるコツ
  • 正規店が集中する都市部を中心に、効率よく多くの店舗を回りましょう。
  • ランナーが集中する土日祝を避け、連休明けの平日日中を狙うのがおすすめです。
  • 清潔感のある服装で来店し、スタッフと良好な関係を築くことが大切です。
  • 電話での在庫確認や取り置きは受け付けていないため、直接来店しましょう。

比較的入手しやすいモデルから購入実績を積み、信頼関係を重ねることで、人気モデルを案内されやすくなります。

並行輸入店や中古専門店を利用する

すぐに確実に手に入れたいなら、並行輸入店や中古専門店を利用する方法が有効です。

正規店で買えない人気モデルや生産終了モデルも、中古市場ならラインナップが豊富で在庫を探しやすいためです。

正規店では出会えないレインボーやティファニーブルーのような希少モデルも、専門店なら現物を確認して購入できる可能性があります。

ただし、人気モデルは定価を大きく上回るプレミア価格になっている点と、精巧な偽物が混在する点には注意が必要です。

購入しやすい正規販売店の条件と見極め方

同じ正規店でも、店舗によって入荷状況や購入のしやすさには差があります。

正規店で購入したロレックスは、日本ロレックスに入荷した後「特約店」と呼ばれる代理店に卸され、その系列や立地によって対応が変わるためです。

入手のチャンスを少しでも高めるには、次のような条件を意識して店舗を見極めるとよいでしょう。

項目ポイント・詳細
店舗選び入荷数が多い都市部の大型店舗を中心に回る(地方店は入荷が少なく既存客優先の傾向)
入店方法の確認店舗ごとの仕組み(フリー入店・整理券制・事前予約制など)を事前に把握する
予約・抽選の活用百貨店内の正規店で多く導入されているネット事前予約や抽選枠を活用する
関係構築同じ店舗に継続して通い、スタッフと信頼関係を築く(案内される確率が上がる)

一部の正規店では、デイトナやGMTマスターIIに専用の予約時間枠が設けられている場合もあります。

ただし、予約が取れても購入が約束されるわけではないため、入荷タイミングに備えて資金を準備しておくことも大切です。

ロレックスで比較的入手しやすいモデル

ロレックスのすべてが入手困難なわけではなく、根気よく通えば定価で購入できるモデルも存在します。

これは、生産比率が高いクラシックモデルやエントリーモデルは、スポーツモデルほど需要が一点に集中しないためです。

初めての1本や、まず購入実績を積みたい場合に検討しやすい代表的なモデルは、以下のとおりです。

モデル特徴定価の目安
オイスターパーペチュアルシンプルで堅牢な3針モデル

初めてのロレックスに選ばれやすい
約85〜120万円
デイトジャストフォーマルにもカジュアルにも合う定番

文字盤の種類が豊富
約110〜180万円
エクスプローラー視認性が高く実用的なスポーツモデル

比較的入荷が安定
約100万円台

オイスターパーペチュアルは無駄をそぎ落とした機能美が魅力で、操作もシンプルなため初心者でも安心して扱えます。

デイトジャストは流通量が多く相場が明確で、長く使える1本を探す人に向いています。

ただし、近年はこれらのモデルも値上がりが続き、人気のカラー文字盤やレディース デイトジャストなどは品薄になることもあります。

それでも、デイトナやGMTマスターIIに比べれば現実的に狙いやすく、ロレックスデビューの選択肢としておすすめできるモデルといえます。

まとめ

今回は、ロレックスの入手困難ランキングTOP20をはじめ、入手困難になっている5つの理由や具体的な購入方法について解説しました。

入手困難の背景には、厳格な品質管理による生産数の制限、人気モデルへの需要集中、正規店での購入制限強化、投資目的の需要増加、そして生産終了モデルのプレミア化という複数の要因が絡み合っています。

欲しいモデルが決まったら、まずは正規店への定期訪問から始め、購入実績を少しずつ積み上げていきましょう。

すぐに手に入れたい場合は、並行輸入店や中古専門店を活用することも選択肢の一つです。

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