【2022年】ロレックス暴落による相場下落の影響|ブランド高価買取・高く売るならMARUKA(マルカ)へ

公開日:2022年10月13日

近年、ロレックスの中古価格は上昇傾向にあり、しばらくはこのままの状態が続くと考えられていました。
しかし、2022年の上半期では、中古相場価格が下落しています
主な原因としては、中国国内におけるロレックスの中古価格が下落したことだとも言われていますが、実際にはどうなのでしょうか。
また、今後日本国内での買取価格の影響について、詳しくお話していきます。

ロレックスの中古価格、相場下落の原因は何?

2022年上半期に起こった中古ロレックス価格の下落は、中国の経済状況に理由があると言われています。
しかし、ロレックスは中国だけでなく世界各国に愛好家がいます。
一つの国で中古相場価格が下落したからといって、日本の市場にそこまで大きな余波があるのだろうか……と疑問を抱いている方もいるかもしれません。
まずは、なぜ中古ロレックスの買取相場価格が下落したのか、その理由として考えられる要因について知っておきましょう。

中国の景気がロレックス市場に影響を与えている?

ロレックスの買取相場価格が下落した理由はいくつか想定できますが、主な要因としては「中国経済の暴落が影響を与えた」と考えるのが妥当でしょう。
コロナウイルスの流行を受け、中国ではゼロコロナ対策が実施されたり、不動産バブルが崩壊したりと、景気が後退するさまざまな要因が発生しています。
2019年頃までに富を得ていた富裕層たちは中古ロレックスを投資目的での大量確保、いわゆる「爆買い」をしていました。
しかし、景気後退による負債を返済するため多くの売却を行い、そのため中古ロレックスの相場が下落したと考えられているようです。
高級ブランド時計において中国は世界的なビッグマーケットとなっており、買取価格が下落すれば、日本にも影響が出るのは当然の状況だと言えるでしょう。

旅行の制限緩和や工房稼働率の回復も相場下落の要因に?

2021年はコロナウイルスの流行により、旅行どころか普段の外出にも制限がかかっていました。
そのような状況の中で、お金の使い道の一つとしてロレックスといった高級ブランド時計を購入する人が出現したのです。
ところが、時計を製作するスイスの工房も、コロナウイルスの影響を受けて稼働率が下がっている状態でした。
そうなると通常よりもロレックスの需要が高まっているにも関わらず、実際の製品が市場に出回りにくくなり、中古相場価格も上昇していったのです。

しかし、現在では外出に関する制限も緩和されており、さらに工房では時計生産のペースもコロナウイルスの流行以前に戻りつつあります。
供給も次第に安定してきており、中古品も検討しなくても待てば購入できるようになるのではないかといった考えから、高騰していたロレックスの価格が下落し始めたと考えられています。

日本の中古市場も影響を

日本国内でのロレックス価格の相場は、海外の影響を受けやすくなっています。
買取店では海外のディーラーや卸売店が示している買取相場を基準にして、価格を決定しているのが主な理由です。
加えて、ロレックスは実際に使用する用途以外にも、ますます価値が上昇していくという予測から、投資対象としても人気がありました。
投資を前提とした持ち主は、ロレックスの相場価格が下落したことで、すぐに売却する動きを見せています。
ロレックスではなく、より稼げる投資対象に移ったとも言えるでしょう。
その結果として、ロレックスの下落を招きました。

Check Point!
  • ロレックスの相場下落の原因に中国の景気が関連している可能性は高い
  • 世界のコロナ禍からの回復も、相場下落に影響あり
  • 日本のロレックス市場も、世界のマーケットから影響を受けている

ロレックスそのものの価値にはあまり影響はなし

中古ロレックスの価格が下落していると聞くと、今所持している時計の価値も大幅に下がってしまうのではないか……と不安を抱えてしまうかもしれません。
しかし、2022年上半期の暴落の影響によって、ロレックスのブランド価値そのものが下落することはないので安心してください。
むしろ、世界では今後もロレックスを含む高級時計の需要が増加傾向にあると考えられています。
ロレックスを始め、今後の高級時計についてお話していきます。

ロレックスを始め、高級時計の需要は増加傾向にあり

ロレックスは世界中に愛好家を待つブランドであり、一時的に中国での価格が下落したからといって、ブランドそのものの価値や人気が下がるということはないでしょう。
実際に2021年におけるスイス時計の輸出総額は、約3.2兆円と言われています。
この金額はこれまでの歴史を振り返っても最高額であり、その中でもロレックスは全体の3割を占めているのです。

一時的に中古相場価格が下落したとしても、世界的に見ればロレックスの購入希望者はまだまだ多いといえるでしょう。
また、中国で価格が暴落したとされるロレックスも全てではなく、一部のモデルに限られています。
ロレックス全体の価値が下がるのではないかと、過度な不安を覚える必要はないでしょう。

日本市場でも高級時計の需要は増大

2022年の上半期、日本国内では本格的な円安やインフレが起こっています。
2022年4月の消費者物価指数は前年同月比で2.1%の上昇となっており、消費税増税後の指数を除くと13年半振りの2%超えを記録しています。
その後、5月と6月も2%を上回り、インフレの状態を一般庶民でも実感できる状況です。
インフレがこのまま続くことで円の価値が下落し、物の価値が上がっていくことになるでしょう。

円でいくら資産を持っていたとしても目減りする不安があることから富裕層を中心に、ロレックスを始めとした高級時計を購入する動きが広がっています。
高級時計を愛用品として使うだけでなく資産性に注目している人は日本国内でも増えており、今後もインフレの流れが変わらない限り、需要は増大していくと考えられるでしょう。

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Check Point!
  • 相場は下落したものの、ロレックスの価値自体に変化はなし
  • 日本ではむしろ昨今の円安の影響で需要増大の可能性大
  • MARUKAではロレックスの高価買取を行なっておりますので是非お越しください

希少性の高いモデルは需要に変化なし

中国で中古価格が下落したのは、ロレックスのコレクションの中では、ほんの一部でしかありません。
中国国内で大量の売りが発生したモデルは確かに値段が下落している一方で、希少性の高いモデルは現在でも高値で取引されています。
一概に「ロレックスの価値が下落している」ということではないのです。
一例として、希少性の高いモデルの代表でもある「コスモグラフデイトナRef.116500LN」と「エクスプローラーI Ref.214270」の価格についてお話していきましょう。

コスモグラフデイトナRef.116500LN

1960年代にカーレーサーの要望に応えて開発されたレーシングウォッチのデイトナは、現在でも長く人気を誇るロングセラーモデルです。
ロレックスの中ではクロノグラフを唯一搭載しており、ケースや文字盤のバリエーションの豊富さからも人気があります。
そんなデイトナの中でも、2016年に発売された「コスモグラフデイトナRef.116500LN」は、耐久性の高さや高級感のある仕上がりもあり、更にデイトナの人気を押し上げています。
2022年1月では、カラーバリエーションのブラックとホワイトともに中古相場価格が400万円を超えるほどのプレミア価格で取引されていました。
これまで一度も定価を下回ったことがないとも言われており、投資的な目的で購入する富裕層も増えています。

エクスプローラーIRef.214270

探検家のために開発されたロレックスと言われているエクスプローラーモデルは、視認性と耐久性に優れた作りが特徴です。
その中でも2010年から2021年まで販売されていた「エクスプローラーIRef.214270」は、大きめなサイズ感と堅牢なケースが若い世代を中心に人気を集めています。
大きさに関してはエクスプローラーシリーズ最大となっており、存在感のあるデザインが魅力です。
耐久性に関しても従来品に比べて5割ほど向上したと言われている独自開発の「パラフレックス・ショックアブソーバー」が採用されており、長く愛用できるのも人気の一因になっているでしょう。
「エクスプローラーIRef.214270」はロレックスの中でもリーズナブルな価格設定であり、市場の流通量も多かったことから中古価格もそれほど高くはありませんでした。
しかし、2021年にモデルが生産終了になったため、コレクター間で注目が集まり、中古価格の相場が上昇しました。

まずは査定額の確認を

上記以外にも、ロレックスには人気のモデルが数多くあります。
そのため、どのモデルが下落し、どのモデルが今も人気なのかというのはきちんと調べておくことをおすすめします。
MARUKAのLINE査定なら素早く査定額を確認できますので、大まかな費用相場を確認するのにおすすめです。

Check Point!
  • 希少なロレックスは相場の下落の影響なし
  • 下落したのはあくまでも一部のモデルのみ
  • LINE査定で人気モデルかどうかの確認も可能

結論:相場の下落は一時的である可能性は高い

2022年上半期は、景気後退により中国国内でロレックスの売却が進んだこともあり、ロレックスの中古価格が下落しました。
しかし、それはロレックスの時計やブランドの価値が下がったのではなく、あくまで流通量が多かった一部のモデルのみです。
現在でも希少性の高いモデルは、変わらない価値を持っています。
また、世界ではロレックスをはじめとした高級時計の需要が高まっているのが現状です。
日本ではインフレによって、高級時計に投資する人も増加傾向にあります。
ロレックスの中古価格相場が下落したと、必要以上に焦る必要はないでしょう。

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