「ロレックスの下落は本当に起きているの?」
「今売ったら損をするのでは?」
たしかに2022年春をピークに中古相場は値下がりしましたが、2026年時点では下落のペースがゆるやかになり、落ち着きを取り戻しつつあります。
さらに、モデルによっては今も定価を上回る価格で取引されており、一律に値下がりしているわけではありません。
今回は、「ロレックスの下落が起きている理由」や「今後の見通し」「買い時・売り時の見極め方」などについて詳しく解説していきます。
これからロレックスの購入や売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ロレックスの相場下落は本当?まず知っておきたい最新動向
ロレックスの相場は「下落した」と言われる一方で、「まだ高い」という声もあり、実態が少し見えにくくなっています。
まずは、2026年現在のリアルな相場動向から紐解いていきましょう。
2026年最新のロレックス相場
2026年のロレックス相場は下落のピークを過ぎ、落ち着きを取り戻しつつある状況です。
理由は、2022年春をピークに続いた値下がりのペースが、2024年後半以降ゆるやかになっているためです。
2026年1月時点でロレックス全体の平均取引価格は約265万円となり、前月比プラス2.6%、前年比プラス9.0%と、むしろ上昇に転じたと報告されています。
2026年1月と6月には正規店の定価改定も実施され、これが中古市場の下支え要因となりました。
つまり、市場全体としては「暴落が続いている」というより、高騰後の調整を経て安定へ向かう局面に入ったと考えられます。
ピーク時と比較した現在の下落率
ピーク時と比べた下落率は、モデルにもよりますが、おおむね約15〜25%が目安になります。
これは、2019〜2022年に投機的な資金で膨らんだ価格が、適正な水準へ戻ったことが要因です。
| モデル | ピーク時 | 現在の目安 |
|---|---|---|
| デイトナ(Ref.116500LN) | 約740万円 | 400〜520万円前後 |
| サブマリーナーデイト(Ref.126610LN) | 250万円超 | 200〜250万円前後 |
下落率だけを見ると大きく感じますが、これは「異常な高騰からの正常化」と捉えるのが実態に近いといえるでしょう。
数字に驚く前に、どの水準からの調整なのかを冷静に見ることが大切です。
相場は下落中でも定価超えモデルは存在する
相場が下落したとはいえ、すべてのモデルが定価割れしているわけではありません。
下落局面でも高値を維持しやすいのは、次のようなモデルです。
- 希少性の高い品番や生産数の少ないモデル
- 廃盤になったヴィンテージロレックス
- ペプシやグリーンサブなど、入手困難な人気カラー
- 付属品がそろい、状態が良好に管理された個体
下落率が語られるときは市場全体の平均を指すことが多いため、ご自身のモデルの価値を正しく知るには、品番単位で相場を確認することが欠かせません。
ロレックスの価格が下落している5つの理由

ロレックスの相場下落は、単一の原因で起きているわけではありません。
世界情勢からブランド側の戦略まで、複数の要因が複雑に絡み合っています。
大きく分けて以下の「5つの理由」が存在するため、それぞれの背景を見ていきましょう。
世界的な景気減速による高級時計市場の冷え込み
1つ目の理由は、世界経済の減速による高級時計市場全体の冷え込みです。
高級時計は「資産」として買われる側面が強く、景気の先行きが不透明になると真っ先に買い控えが起こります。
ウクライナ侵攻の長期化や中国経済の減速、そして各国の金融引き締めによる金利上昇が重なり、投資マネーが市場から流出しました。
その結果、ロレックスを投資対象として購入していた富裕層の需要が縮小し、相場を押し下げる要因となったのです。
高級時計はブランドの魅力だけでなく、世界経済の状況とも密接に関係しています。
投資・転売需要の落ち着き
2つ目の理由は、投資・転売を目的とした需要が落ち着いたことです。
コロナ禍では「ロレックスは値上がりし続ける資産」という認識が広がり、投機的な購入が過熱していました。
しかし価格上昇が一巡すると、多くの所有者が利益確定のために売却へ動き、市場に在庫があふれる状況になりました。
転売による短期的な利ざやを狙った取引が減ったことで、需要が支えていた高値が徐々に剥がれていったのです。
下落の背景には、こうした投資熱の沈静化という心理的な要因も強く関わっています。
円高・為替相場の変化による影響
3つ目の理由は、為替相場の変動がロレックスの価格に影響を与えていることです。
ロレックスはスイスからの輸入品のため、円安が進むと国内の定価が上がり、中古相場も連動して上昇します。
逆に円高方向へ振れると、輸入価格の上昇圧力が和らぎ、値上がりのペースが鈍る要因となります。
また、円安で定価が上がった局面では「今のうちに売っておこう」と考える所有者が増え、供給が膨らんで相場が下がる場面も生まれました。
為替は日本国内の相場を左右する大きな要素であり、価格の動きと切り離せない関係にあります。
流通量の増加と需給バランスの変化
4つ目の理由は、中古市場への流通量が増え、需給のバランスが崩れたことです。
ロレックスは年間の生産本数を大きく増やさない方針を保ち、希少性によって価値を守ってきました。
ところが高騰期に利益確定の売却が相次いだ結果、中古市場への供給が一気に増加しました。
需要よりも供給が上回る状態が続くと、価格は自然と下がっていきます。
下落は「人気がなくなったから」ではなく、「一時的に売り物が増えすぎたから」という側面が大きいのです。
供給が落ち着けば、相場が下げ止まりやすくなる点も押さえておきましょう。
認定中古(RCPO)の普及と正規店販売制度の影響
5つ目の理由は、ロレックス自身の販売制度の変化です。
あわせて、2024年12月16日からは正規店の購入制限が強化され、購入後6か月間は追加購入ができないルールなどが導入されています。
これらの施策は転売目的の大量購入を抑え、中古相場を安定させる狙いがあります。
ただし現時点では認定中古品にプレミアムが上乗せされる傾向もあり、価格を押し下げる効果は限定的だという見方もあります。
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ロレックスバブルは崩壊した?過去の価格推移から検証
「ロレックスバブルは崩壊した」という言葉が広まっていますが、実際はどうなのでしょうか。
ここでは過去の価格推移をたどりながら、バブル崩壊なのか調整なのかを検証します。
2020〜2022年に価格が急騰した背景
2020〜2022年にロレックスの価格が急騰した背景には、複数の追い風が重なっていました。
主な要因は、以下のとおりです。
- コロナ禍の金融緩和で行き場を失った資金が実物資産へ流入した
- 消費先を失った富裕層が換金性の高いロレックスを買い求めた
- 正規店で人気モデルが品薄となり、中古が定価の2〜3倍で取引された
- 円安による定価改定が中古相場をさらに押し上げた
このように、金余りと品薄と円安が同時に重なったことで、「持っているだけで値上がりする」異常な状況が生まれました。
この過熱こそが、後に「バブル」と呼ばれる高騰の正体だったのです。
2023年以降に相場が下落した理由
2023年以降に相場が下落へ転じた最大の理由は、中国経済の失速です。
不動産バブルの崩壊やゼロコロナ政策の影響で景気が後退し、中国の富裕層が打撃を受けました。
資産の現金化を迫られた経営者や投資家が、保有していたロレックスを一斉に売却し始めたのです。
中国市場からの大量の売りが世界の中古流通に波及し、供給過多による価格調整が進みました。
そこへ各国の金融引き締めが加わり、投機マネーの流出が下落に拍車をかけました。
今回の下落はバブル崩壊なのか調整局面なのか
今回の下落は「バブル崩壊」よりも「調整局面」と捉えるのが一般的な見方です。
なぜなら、価格が下がったとはいえ、多くのモデルが依然として定価を上回る水準を保っているためです。
バブル崩壊であれば価格が定価を大きく割り込むはずですが、実際には過熱前の水準に近づいた程度にとどまっています。
| 観点 | バブル崩壊のイメージ | 実際のロレックス相場 |
|---|---|---|
| 価格水準 | 定価を大きく下回る | 多くのモデルが定価超えを維持 |
| ブランド需要 | 人気そのものが失われる | 実用・コレクター需要は継続 |
| 下落の性質 | 価値の崩壊 | 異常高騰からの正常化 |
こうした点から、今回の値動きは価値の崩壊ではなく健全な調整と考えるのが妥当でしょう。
人気モデル別の価格推移と今後の値動き予測
ロレックスは同じブランドでも、モデルによって値動きの傾向が大きく異なります。
主要モデルの現状をまとめると、次のようになります。
| モデル | 現在の相場目安 | 値動きの傾向 |
|---|---|---|
| デイトナ | 約400〜600万円前後 | 変動が激しく希少個体は高値維持 |
| サブマリーナー | 約210〜270万円前後 | 下落しつつも底堅い |
| GMTマスターⅡ | 約360万円前後 | カラーで明暗が分かれる |
| エクスプローラー | 120万〜150万円前後 | 廃盤・新作要因で波がある |
| デイトジャスト | 約120万円前後 | 穏やかで安定 |
デイトナの価格推移と今後

デイトナは、ロレックスの中でも特に価格変動が激しいモデルです。
理由は、圧倒的な人気と希少性から投機の対象になりやすく、需要の変化が相場に強く反映されるためです。
代表的な品番の相場は、以下のとおりです。
| 品番 | 相場の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 116500LN(旧型) | 400万〜520万円前後 | ピーク約740万円から調整 |
| 126500LN 白文字盤(現行) | 中古600万円前後 | 高値を維持 |
過去2年間で市場指数は約7%下落したものの、2023年後半には一時的な回復も見られました。
希少な文字盤やベゼル違いの個体は今も高いプレミアが付いており、下落局面でも底堅い動きが続いています。
今後も、実用性とステータス性を兼ね備えたデイトナの人気は簡単には揺らがないと考えられます。
サブマリーナーの価格推移と今後

サブマリーナーは、下落しつつも安定した資産価値を保つ代表的なモデルです。
ダイバーズウォッチの定番として世界中で需要があり、リセールバリューの高さが際立っています。
現行モデルの相場は、次のようになります。
| 品番 | 相場の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 126610LN(ブラック) | 新品240万〜270万円 中古210万円前後 | 定番でリセール70%以上 |
| 116610LV(グリーンサブ) | 270万円前後 | 突出した相場を維持 |
過去2年間で市場指数は約12%下落しましたが、定番のブラックは買い替え時にも力を発揮する頼もしい一本です。
実用性と資産性のバランスに優れており、今後も安定した動きが期待できるでしょう。
GMTマスターⅡの価格推移と今後

GMTマスターⅡは、時計市場の相場が変動する中でも高い資産価値を保つモデルです。
2か国の時間を同時に把握できる実用性に加え、ツートンカラーのベゼルが人気を集めており、常に需要が供給を上回っているからです。
| 品番 | 相場の目安 | 特徴 |
| 126710BLRO (赤青ベゼル) | 新品は380万〜430万円 中古は350万円前後 | 通称ペプシと呼ばれ、圧倒的な人気を誇ります |
|---|---|---|
| 126710BLNR (青黒ベゼル) | 新品は320万〜340万円 中古は280万円前後 | 通称バットマンとして親しまれ、手堅い需要を維持しています |
過去数年間の価格推移を見ると、一時期の歴史的な高騰からは少し落ち着きを見せましたが、依然として定価を大きく上回るプレミアム価格で取引されています。
多彩なバリエーションが存在しますが、特に定番のペプシやバットマンは、将来の買い替え時にも力を発揮する頼もしい時計と言えるでしょう。
ロレックスの中でも実用性と資産性のバランスに非常に優れており、今後も長期的に安定した値動きが見込まれます。
エクスプローラーの価格推移と今後

エクスプローラーは、シンプルさと実用性で幅広い層に支持される定番モデルです。
デイトナと並ぶロレックスの象徴的な存在で、ビジネスからカジュアルまで使える汎用性が魅力といえます。
| 品番 | 相場の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 214270 (旧型・生産終了) | 150万円前後 | 廃盤で希少性が上昇 |
| 224270 (40mm現行) | 145万円前後 | 最新ムーブメント搭載 |
新作発表の前後には生産終了の噂で相場が急騰することもあり、値動きに波が出やすい傾向があります。
実用時計の王道として、今後も安定した需要が続くと見込まれます。
デイトジャストの価格推移と今後

デイトジャストは、安定した資産価値と実用性を兼ね備え、今後も手堅い需要が見込めるモデルです。
普遍的なデザインで幅広いシーンで使いやすいことが理由に挙げられます。
また、文字盤のバリエーションが豊富で、一部の人気カラーには常に定価を上回るプレミア価格がついている状態です。
| 品番 | 相場の目安 | 特徴 |
| 126334 (ミントグリーン) | 新品は270万円前後 中古は250万円前後 | トレンドカラーで、非常に高いリセール率を誇る一本 |
|---|---|---|
| 126334 (スレート) | 新品は約250万円 中古は230万円前後 | 通称ウィンブルドンとも呼ばれ、圧倒的な人気を集める |
時計市場全体が下落した時期でも、デイトジャストの人気モデルは価格が落ちにくい傾向にありました。
特にミントグリーンやスレート文字盤は、将来の買い替え時にも高く売れるため、値動きに悩む方にも有利に働きます。
知名度も抜群で、資産を守りながら長く愛用できる時計として、今後も安定した動きが期待できるでしょう。
ロレックス相場は今後どうなる?2026年以降の予想
これまでの動向を踏まえ、2026年以降のロレックス相場がどう推移するかを予測します。
短期・中長期の両面から見ていきましょう。
短期的な価格予測
短期的には、大きな暴落よりも横ばい〜緩やかな回復が続くと予想されます。
理由は、2024年後半以降の下落ペースの鈍化に加え、2026年の定価改定が中古相場を下支えしているためです。
- 2026年1月:ステンレス6〜7%、コンビ8〜9%、ゴールド10%前後の値上げ
- 2026年6月:コンビ2.5%前後、ゴールド5%前後の値上げ(ステンレス・プラチナは据え置き)
定価が上がると中古相場も連動して上がりやすくなるため、底堅い動きが期待できます。
ただし、関税政策や為替の急変動といった外部要因で、一時的に価格が振れるリスクは残ります。
短期の値動きに一喜一憂せず、大きな流れを見て判断することが大切です。
中長期では再び上昇する可能性はあるのか
中長期では、再び緩やかな上昇基調に戻る可能性が高いと考えられています。
その根拠は、ロレックスの世界的なブランド力と、生産本数を抑える供給戦略にあります。
需要に対して供給を絞る方針が続く限り、希少性による価値の下支えは崩れにくいといえます。
実際、下落局面でも売上は好調を維持しており、高級時計業界を牽引する地位は揺らいでいません。
過去の推移を見ても、世界経済が安定すれば相場は回復してきた歴史があります。
一攫千金を狙うのではなく、長期的な資産保全の視点で見ることが、ロレックスとの向き合い方として現実的でしょう。
今後も資産価値が期待できるモデルの特徴
今後も資産価値が期待できるモデルには、いくつかの共通した特徴があります。
希少性が高く、需要が安定しているモデルほど、下落局面でも価格が崩れにくい傾向があるためです。
具体的には、次のような特徴を持つモデルが有利とされています。
- デイトナやサブマリーナーなど、世界的に人気が高いスポーツモデル
- 生産終了した廃盤モデルや、ヴィンテージの希少な品番
- ペプシやグリーンサブなど、入手困難な人気カラーの個体
- 付属品がそろい、状態が良好に管理された個体
こうした条件を満たすモデルは、市場全体が下がっても価値を保ちやすくなります。
購入時に資産性を重視するなら、モデル名だけでなく品番やカラーまで意識して選ぶとよいでしょう。
ロレックスは今が買い時?売り時?
相場が調整局面にある今、買い時なのか売り時なのか迷う方も多いはずです。
購入・売却それぞれの視点から、判断のポイントを紹介します。
これから購入を考えている人が確認すべきポイント
購入を考えている方にとって、相場が落ち着いた今はチャンスといえる局面です。
ピーク時より割安に手が届きやすく、同じ予算でも選べるモデルの幅が広がるためです。
一方で、相場下落時には偽造品や並行輸入を装った粗悪品が増える傾向もあり、注意が必要です。
- 相場からかけ離れて安い商品はコピー品の可能性を疑う
- 保証書や付属品がそろっているかを確認する
- 口コミや実績のある信頼できる専門店・正規ルートを選ぶ
- 資産性を重視するなら品番・カラー・状態まで確認する
価格の魅力だけで飛びつかず、安心して取引できる相手かどうかを見極めることが大切です。
売却を検討している人が知っておきたい判断基準
売却を検討している方は、市場全体の下落だけで焦る必要はありません。
なぜなら、限定モデルや廃盤モデルのように、逆に価格が上昇している個体もあるからです。
上昇傾向にあるモデルは、値上がりのタイミングを狙って売却するのが理想的です。
限定品や生産終了モデルは市場から在庫が減るにつれ価格が上がるため、月1回程度は買取相場をチェックしておくと売り時を逃しにくくなります。
急いで売るべきケース・待ったほうがよいケース
売却は、状況によって「急ぐべき」場合と「待つべき」場合があります。
使う予定がなく相場のピークが見えている個体は早めに、上昇余地がある個体は待つのが基本です。
判断の目安は、次のようになります。
| 急いで売るべきケース | 待ったほうがよいケース |
|---|---|
| 今後使う予定がなく保管しているだけ | 限定・廃盤で価格が上昇傾向にある |
| 相場が下落トレンドに入っている品番 | 定価改定の直後で相場上昇が見込める |
| まとまった現金がすぐ必要 | 付属品を探せば査定額が上がる余地がある |
大切なのは、相場の全体像とご自身の事情を照らし合わせて決めることです。
迷ったときは、無料査定で現在の価値を把握してから判断するのも一つの方法でしょう。
相場下落時でもロレックスを高く売るコツ

相場が下がっている局面でも、いくつかのポイントを押さえるだけで査定額を引き上げることは十分に可能です。
具体的なコツを4つ解説します。
保証書・箱・余りコマを揃える
中古でロレックスを買う層にはコレクターが多く、付属品もコレクションの一部として評価されます。
特に保証書は本物である証明にもなり、査定において重視される付属品です。
購入時に受け取った付属品は、売却を見据えてまとめて保管しておくことをおすすめします。
オーバーホール歴やメンテナンス記録を残す
定期的に整備された個体は動作や外装の状態が良好で、次の買い手にとって安心材料になります。
オーバーホールの明細書は、保証書を紛失した場合に真正性を裏付ける書類としても役立ちます。
査定では、ムーブメントの調子や外装の美しさが評価に直結します。
きちんと管理されてきた証拠が残っていれば、状態面での評価が上がりやすくなります。
複数の買取業者で査定を比較する
査定額は業者ごとの在庫状況や販売ルートによって差が生まれ、同じ個体でも数万円以上変わることがあります。
1社だけの査定で決めてしまうと、本来受け取れたはずの金額を逃す可能性があります。
最近は、宅配買取や出張買取、オンライン査定など、店頭に行かずに比較できる方法も増えました。
一括査定サイトを使えば、最短で複数社の見積もりをまとめて取り寄せられます。
ロレックスの買取実績が豊富な専門店を利用する
専門店は相場のトレンドを常に把握しており、モデルごとの価値を正しく評価できます。
実績の少ない業者では相場を読み切れず、安く見積もられてしまうおそれがあります。
専門店を選ぶ際は、公式サイトの買取実績や口コミ、評判を事前に確認しておくと安心です。
全国展開している店舗であれば、近くの店頭で相談しやすい点もメリットになります。
信頼できる専門店に任せることが、納得のいく取引につながるでしょう。
ロレックスの価格をリアルタイムで確認する方法

売買のタイミングを見極めるには、最新の相場をこまめに確認することが欠かせません。
それぞれの方法を詳しく解説します。
中古相場サイトを活用する
最も手軽な方法は、中古相場を掲載しているサイトを活用することです。
これらのサイトは膨大な取引データをもとに、モデル別・品番別の平均価格や推移を公開しているためです。
海外のウォッチチャートや国内の相場情報サイトでは、指数や残価率まで確認できます。
スマホからいつでもチェックできるため、通勤中などの空き時間でも相場把握が可能です。
オークション・フリマ相場を参考にする
次に、オークションやフリマアプリの相場を参考にする方法があります。
これらは実際に個人間で取引された「生きた価格」がわかり、リアルな需要を把握しやすいためです。
同じモデル・品番の落札価格や出品価格を見れば、市場でいくらなら売れるのかの目安がつかめます。
ただし、個人間取引には偽物や状態の悪い個体も混ざるため、価格だけを鵜呑みにしないよう注意が必要です。
あくまで参考のひとつとして、他の情報源と組み合わせて見るようにしましょう。
買取店の査定価格を比較する
最後に、買取店の査定価格を比較する方法が挙げられます。
買取価格は実際に「売れる金額」に最も近く、現実的な資産価値を知るうえで役立つためです。
多くの専門店では、LINEや電話、宅配を使った無料の事前査定に対応しています。
複数店の査定を並べれば、自分のロレックスの現在価値をより正確に把握できます。
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ロレックス相場の下落に関するよくある質問
最後に、ロレックス相場の下落についてよく寄せられる質問にお答えします。
ロレックスの下落はいつまで続くと予想されていますか?
いつまで続くか明確な時期は断言できないものの、下落の勢いはすでに弱まりつつあります。
2024年後半頃から価格の落ち込みが鈍化し、一部モデルでは横ばいや微増の動きも見られるようになりました。
さらに、2026年の定価改定が中古相場を下支えする要因となっており、市場は徐々に安定を取り戻しています。
ロレックスバブルは完全に終わったのでしょうか?
投機熱による異常な高騰、いわゆる「バブル」はひとまず終息したと言えるでしょう。
相場を押し上げていた投資・転売目的の需要が抜け、本来の適正な価格水準へと戻りつつある状態です。
ただし、これはロレックスの価値が失われたわけではなく、むしろ「市場の健全な調整」と捉えるのが自然です。
ロレックスは今後暴落する可能性がありますか?
大幅な暴落の可能性は、現時点では低いと見られています。
生産本数を抑える供給戦略と世界的なブランド力が、価格の土台を支えているためです。
下落局面でも売上は好調を維持しており、需要が消えたわけではありません。
ただし、世界経済の急変や大規模な景気後退が起これば、一時的に大きく下がるリスクは否定できません。
相場が下がりやすいモデルはありますか?
流通量が多く、希少性の低いモデルは相場が下がりやすい傾向があります。
市場に同じ個体が多く出回るほど、需給のバランスで価格が下がりやすくなるためです。
一方、スタンダードなモデルでも、状態や付属品の有無で評価は大きく変わります。
逆に廃盤や限定、人気カラーの個体は下がりにくく、価値が保たれやすくなります。
価格が下落しにくい人気モデルはどれですか?
デイトナ、サブマリーナー、GMTマスターⅡといったスポーツモデルは下落しにくい代表格です。
世界中で需要が安定しており、希少性の高さがプレミア価格を支えているためです。
特にデイトナや人気カラーのGMTマスターⅡは、下落局面でも高値を維持しています。
生産終了した希少なヴィンテージや限定品も、価値が下がりにくいモデルに含まれます。
定価割れする可能性はありますか?
一部のモデルでは、定価割れが起こる可能性もあります。
流通量が多く需要が限定的なモデルは、相場によっては定価を下回ることがあるためです。
ただし、2026年時点でも中古市場の約3分の2は定価超えを維持しており、全体では定価割れは例外的です。
人気モデルや希少な個体であれば、定価割れのリスクは低いといえます。
保証書がないと査定額はどれくらい下がりますか?
保証書がない場合、本体買取額の10%前後が下がる目安とされています。
中古市場では保証書付きが一般的な基準となっており、無いと再販時に不利になるためです。
人気モデルでは、保証書の有無で3万〜10万円程度の差が生じることも珍しくありません。
まとめ
ロレックスの下落は、2022年春の高騰ピークからの調整局面であり、暴落ではなく「異常な高値からの正常化」と捉えるのが実態に近いといえます。
2026年時点では下落のペースが鈍化し、定価改定も後押しとなって相場は安定へ向かいつつあり、デイトナやサブマリーナー、人気カラーのGMTマスターⅡなど、今も定価を上回る価値を保つモデルは数多く存在します。
まずは市場全体の噂に振り回されず、ご自身のモデルの相場を品番単位で確認することから始めてみましょう。



