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海外金貨の買取価格には2つの要素が関係

貴金属としての価値を持つ金貨
海外金貨の買取価格を大きく左右するのが、含有する貴金属そのものの価値です。 金を含む貴金属の取引相場は、世界の需要によって日々変動していきます。 当然、貴金属を含む海外金貨も、需要によって変動することになるでしょう。 貴金属の買取を実施している店舗やホームページでは、その日の金相場が掲示されていることも多々あります。 手元にある物が海外金貨であれば、当然その相場に当てはまることになるのです。 海外金貨の価値を大まかに知りたいのであれば、下記の式に当てはめてください。
コインの重量×金の純度×金の相場
金は貴金属の中でも買取相場が安定しており、近年では資産として所持する人も増えています。
そのため、他の金属と比べても大きな値崩れを起こすことはないでしょう。
コレクターズアイテムとしての価値を持つ金貨
海外金貨は偉人の姿が刻まれていたり、美しいデザインが施されていたりすることから、コレクターズアイテムとしての需要もあります。 とくに「発行枚数が少ない希少性の高い金貨」「発行がすでに終了している金貨」「現存している数が少ない金貨」は高い価値がつきやすい傾向があるようです。 その中でも、近年では発行年が古いアンティークコインに注目が集まっています。 価値が高いアンティークコインの例として「1939年ヴィクトリアウナとライオン5ポンド金貨」をご紹介しましょう。 こちらは発行枚数が400枚と少なく、オークションで2,000万円近い高額が付いたこともあります。 近年のコインでは、「2009年ウルトラハイリリーフ金貨」がわずか一年間しか発行されていない背景があり、コレクターからの注目が集まっているようです。手っ取り早く金貨を調べるならLINE査定
海外金貨は貴金属としての価値だけでなく、コレクターズアイテムとしての需要もあります。 そのため、自分ではその価値を知ることは難しいものです。 そういったときに便利なのが、LINEを用いた査定サービスです。 売却を検討している海外金貨を撮影し、その他の基本的な情報を入力してLINEで送信すれば、すぐに査定結果が送信されてきます。 LINEで買取査定を依頼したからといって、売却がマストというわけではなく、とりあえず値段が知りたい方でも利用が可能です。 なお、MARUKAでは店頭買取の場合、手数料が発生しません! また、LINE査定なら最短30秒で査定額がわかるため、大まかな買取額の相場をつかみやすくなっています。Check Point!
- 海外金貨の買取は、使用されている貴金属によって価値が左右される
- コレクターズアイテムとして人気の海外金貨は、付加価値が付くことがある
- LINE査定を利用すれば、30秒で海外金貨の大まかな買取額がわかる

海外金貨で買取できるのは地金型金貨と収集型金貨

地金型金貨とは
地金型金貨とは、主に投資を目的としてつくられた特別な金貨です。 各国の造幣局が鋳造を担っており、重量やクオリティなどは政府が保証しています。 地金型金貨の値段は製造に際してのコストと流通コストといった「プレミアム」が上乗せされています。 プレミアムがある理由から、1グラム当たりの値段は金地金を上回ることがほとんどです。 地金型金貨が発行されると、そのどこかに法定通貨として額面表示・含まれる金の量が刻まれます。収集型金貨とは
収集型金貨とはその名の通り、コレクションを目的として収集されたものです。 または将来的には希少性が高くなると期待され、購入されるケースもあるでしょう。 わかりやすい例を出すならば、オリンピックといった何らかのイベントや節目を記念して発行される金貨です。 このような金貨は希少性があり、多くのコレクターが収集しています。 収集型金貨はデザイン性の高さも魅力になっており、自分でコレクションする以外にも、プレゼントとして購入されるケースもあるでしょう。 収集型金貨は、希少性が高いほど高価買取の可能性が出てきます。Check Point!
- 地金型金貨は「プレミアム」が上乗せされているため、買取額が金相場を上回る可能性が高い
- 収集型金貨は、希少性が高くなると高価買取の可能性が出てくる
人気が高い金貨には何がある?地金型金貨3選

ウィーン金貨
ウィーン金貨は、純金でできた地金型金貨です。 素材として価値があるのは当然のこと、コインそのものの人気が高い理由から、高価買取が期待できるでしょう。 製造しているのは、800年以上の職人の技術を継承し続けているオーストリア造幣局です。 楽団で使用されている管弦楽器のデザインが印象的で、この美しさからコレクターの間で高い人気を誇っています。 ウィーン金貨には4種類あり、なかでも1トロイオンスのウィーン金貨であれば、15万円ほどの価格が付くでしょう。メイプルリーフ金貨
メイプルリーフ金貨はカナダ造幣局が発行し、カナダ中央政府が保証する法定通貨です。 そのような背景もあり、信頼できる金貨である安心感から、世界中で人気があります。 表面にはエリザベス2世、裏面にはサトウカエデがデザインされており、刻印からカナダの歴史を感じられるでしょう。 1979年より毎年発行されており、こちらもウィーン金貨同様に4種類あります。 1トロイオンスのメイプルリーフ金貨であれば、15万円ほどの査定金額が期待できるかもしれません。カンガルー金貨
カンガルー金貨とは、西オーストラリアパース造幣局が発行している地金型金貨です。 1986年から毎年発行されており、その都度デザインが変わることもあり、コレクターから人気を誇っています。 また、カンガルー金貨が登場した1986年からの4年間に限っては、カンガルーではなく金塊がモチーフとなっていたため、この期間のみは「ナゲット金貨」とも呼ばれています。 1オンス金貨の買取価格は13~15万円程度が相場です。 年によってはプレミアがついているケースも多々あり、さらに高額で取引されるケースもあるでしょう。
人気が高い金貨には何がある?収集型金貨3選

インディアン金貨
インディアン金貨は、アメリカ合衆国で発行されたものです。 表にはアメリカ合衆国の原住民であるインディアン、裏には堂々とした姿のイーグルが刻印されています。 実はインディアン金貨というのは通称であり、正確には「イーグル金貨」という名前です。 このインディアン金貨は収集型金貨の中でも、コレクションをするというよりも身につけるアイテムとして大流行した過去があります。 日本ではバブルの時代に、インディアン金貨をペンダントトップとして使用するファッションが流行したこともあり、まだ手元に残っている方もいるかもしれません。 バブル当時は2万円程で購入することができましたが、現在では金相場も上がったことを受け、約8万円程度で取引されています。キャット金貨
キャット金貨は、イギリス王室属領のマン島自治政府が発行している金貨です。 マン島はイギリス連邦の加盟国ではなく、イギリス王室属領です。 1988年から2012年まで発行していた金貨で、表面にエリザベス女王2世、裏面にはかわいらしいネコの姿が刻まれています。 このネコはマンクスという種類で、マン島が発祥だと言われています。 その可愛らしさもあり、アクセサリーやインテリアとしての需要もあるようです。 価値としては1オンスの金貨が、おおよそ175,000円程度で取引されています。中国十二支金貨
中国十二支金貨は、中華人民共和国で発行されている記念金貨です。 現在でも発行されており、毎年デザインが異なります。 中国十二支金貨の特徴は、一般的な金貨の丸型ではないというところにあります。 花の形や扇の形、さらに非常に珍しい長方形もあり、コレクターズアイテムとして人気があります。 また発行枚数が少ないこともあり、希少性が高いと言われている収集型金貨のひとつです。 中国十二支金貨は150元の額面で、おおよそ175,000円程度で取引がされています。
金貨は正しい価値を知る買取店へ
海外金貨は金そのものの価値だけでなく、希少性やコレクターズアイテムとしての人気の高さから、想像以上のプレミアが付いていることも珍しくありません。 海外金貨の売却を検討しているのであれば、正しい価値を知っている買取店に査定を依頼してください。 ホームページや店頭で海外金貨の取り扱いや、実際の買取実績が記されている業者を選ぶと、スムーズ且つ正確な査定を受けられるでしょう。 複数の買取店に依頼し、比較検討してみることをオススメします。 MARUKA(マルカ)では、海外金貨の無料査定、高価買取を実施しています。 専門のプロがお客さまの大切な海外金貨をしっかり査定いたしますので、正確な査定額のご案内が可能です。 売却を検討中の方はぜひMARUKA(マルカ)をご利用ください。 MARUKA(マルカ)の海外金貨買取はこちら