フルートという楽器は、世界中でみても日本製のものがトップクラスの品質と人気を誇っているものが多くございます。Muramatsu Flute(ムラマツフルート)などの人気メーカーをはじめとして、Pearl Flute(パールフルート)、Miyazawa Flute(ミヤザワフルート)など、多くのトップブランドが並び揃っており、今やフルート業界のシェアにおいて国産フルートは確実にトップシェアを誇っているといえるでしょう。
そんな数多くのフルートメーカーの中でもやはりこのメーカーなくしてフルートを語ることが出来ないといえるメーカーがございます。
それがこのSANKYO FLUTES(サンキョーフルート)でございます。
このSANKYO FLUTES(サンキョーフルート)は、1968年に設立されたフルートメーカーです。三響フルート製作所という名で立ち上げられたこの会社は、設立当初から高い注目と人気を浴びており、プロアーティストを始めとして、様々なフルート奏者に口コミで評判が広がることとなります。
それもそのはず、このSANKYO FLUTES(サンキョーフルート)は、かねてより一つの理念を基にフルートの制作を続けているのです。その理念こそが、多くの奏者のためを思い、ひいては音楽業界に貢献するものでもある『いい音は、確かな技術と人の手からしか生まれない』というものでした。
総勢7名しか在籍していなかったこの三響フルート製作所でしたが、ハンドメイドで多くの人気モデルを生み出すことに成功しました。
やはりSANKYO FLUTES(サンキョーフルート)が成功した背景には、経営者でありながら技術者でもある久蔵菊雄氏、武井秀雄氏の存在は大きかったといえるでしょう。
名工として名高い両者は常にいいフルートを製作する為に研究、開発を重ねており、時には非常に長い時間がかかった事もありました。
普通のメーカーでは考えられない、まるで研究所のようなスタイルで運営してきたSANKYO FLUTES(サンキョーフルート)ではありましたが、いい音を追求することを決してあきらめず、追求に追及を重ねたからこそ生まれた新技術もあり、それはフルート業界全体にも影響を及ぼすようなものでした(ニューEメカシステム等)。
設立から20年にも満たず30,000本を超える生産、供給を世界各地に行われたこのSANKYO FLUTES(サンキョーフルート)は、その後90年代にはフルートメーカーの代表メーカーとなるまでに上り詰め、今尚その技術を活かし続けております。
SANKYO FLUTES(サンキョーフルート)が設立してからのこの半世紀ほどには、驚くほどの研鑽と努力が詰め込まれています。だからこそ、今尚語り継がれる管楽器メーカーとなりえたのです。
京都の中古楽器専門店 MARUKA楽器(マルカ楽器)ではSANKYO FLUTES(サンキョーフルート) 買取に力を入れております。
もちろんエントリークラスのモデルから、10Kや24Kを使用したモデルに至るまで全てしっかりと買取させて頂くことが出来ます。もしご不要な管楽器、フルートがございましたら、是非とも一度ご相談頂けましたら幸いでございます。
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