金買取豆知識:原油価格と金価格の関係性について|ブランド高価買取・高く売るならMARUKA(マルカ)へ

公開日:2022年11月21日

金の相場は、毎日少しずつ変化しています。
相場の変動の主な理由は世界情勢が関係していますが、実は原油価格の変化も金の価値に影響を与えていることをご存知でしょうか。
ここでは、そんな原油価格と金価格の関係性についてお話しましょう。

原油価格と金価格は深いつながりがある?

金の取引価格の指標の一つに、原油価格があります。
金と原油という一見何の関係もなさそうな2つですが、原油価格と金価格は密接なつながりがあると考えられています。
具体的に原油価格と金価格には、どのような関係があるのかお話しましょう。

原油価格と金価格の共通点

原油価格と金価格は、一方が上がればもう一方も上がるという動きを見せるため、相関関係にあると考えられています。
その大きな理由が、原油も金も「ドル建て」で取引されていることです。
社会情勢が不安定になると、安全な資産を求めてドルよりも金を購入する人が増えます。
金は常に需要があり、安定した価格での取引が可能なため、インフレやデフレが起きても対応しやすくなるからです。
つまり、社会情勢が不安定になると、その結果として需要が増えた金は価格が上昇します。
そしてもし、社会情勢の不安定さが原油生産国である中東にも関係あれば、今後の原油の供給も不安定なものになります。
安定した供給が得られなくなることが付加価値となり、必然的に原油の価格も上昇してしまうのです。
このように、原油価格と金価格は社会情勢に左右される共通点があり、似たような動きを見せるのです。

また、ドル安が進んでいるケースも同様です。
ドル建てで取引が行われている原油は、ドル高のタイミングよりも割安感が強まります。
今ならば安く原油を買うことができるという投資家の心理も働き、原油の需要が高まって行くのです。
それと同時にドル安の不安から金の投資も盛んになり、やはり金価格も高くなって行くでしょう。
このように、原油と金には密接とまでいえるつながりはないものの、ドルという共通点があることで、連動しているかのような動きを見せます。
そのため、原油価格の上昇は、金価格が上昇する指標と考えられることもあるのです。

2022年現在の情勢

2022年現在、金の相場は上がり続けている状態です。
その大きな要因としては「新型コロナウイルスの流行」「円安」「ロシアのウクライナ侵攻」の3つがあげられるでしょう。

まず新型コロナウイルスの流行に関しては、経済への不安も高まりもあり、2022年から2021年にかけて金相場が高騰しています。
この高騰は現在でも続いており、資産である金の需要はしばらく下がることはなさそうです。

そして二つ目の要因に円安があげられます。
日本においての金価格が高騰しているのは、この円安が大きな原因です。
金はドル建てであり、国内では円に変えて取引されるため、為替相場が影響を及ぼします。
円安時には金価格が上がるため、このままの状態が続くのであれば、金価格が簡単に下がることはなさそうです。

そして最後のロシアのウクライナ侵攻に関しては、株や通貨の信用や価値が不安定になる中、安定した資産である金の需要が高まっています。
ロシアのウクライナ侵攻は未だ収束を見せていないため、今後も両国の情勢を反映し、金価格が変動する可能性もあるでしょう。

Check Point!
  • 原油価格と金価格は共通点があると考えられている
  • 原油価格も金価格も社会情勢によって変動するという共通点がある
  • 2022年現在、全体的に金価格が上昇傾向にある

2010年代より変化あり

原油価格と金価格はどちらも右肩上がりであり、どちらかの相場をする際の参考になります。
ただし2010年代に入り、必ずしもそうではないパターンも発生しています。
とくに2014年以降にはその傾向が強くなっているといわれているのですが、一体何が起こったのでしょうか。

原因は金の需要増大?

2010年代、もっと具体的に言うのであれば2014年以降になると、原油価格と金価格の関連性が以前よりも低くなってきているといわれています。
それは2014年に起こった以下の出来事により、原油価格が急激に下がったためです。

・世界の石油需要の減少
・アメリカのシェールガス・オイル開発による原油バランスが変化
・OPECによるシェアを維持するための価格調整

このような世界情勢もあって、以前よりも原油の需要が減り、原油価格が引き下がりました。
さらに経済制裁が解除されたイランは原油を積極的に売りたいという思惑もあり、ますます原油価格は下がっていきます。
これまでの傾向からすると原油価格が下がれば同時に金も下がって行くのですが、2014年では金価格は下がるどころか、反対に緩やかに上昇していたのです。

その背景としては原油価格が短い期間で下落したため、原油関係への投資はリスクとして認知されていきます。
そのため、価値が下がりにくい安全な資産である金を買い求める人が増えたことが理由として考えられます。
現在でも原油価格と金価格の関係性はゼロとは言わないものの、近年では一方が下がっても、もう一方は上がるという逆相関関係になっていると考える人も少なくないようです。

Check Point!
  • 2014年以降、原油価格と金価格の関係は変わりつつある
  • 原油需要の減少やOPECの価格調整が原因
  • 金の需要は変わらないため、逆相関関係になっているという見方も

金買取で重要なのは、現在の相場の見極めと買取店選びにあり

上述したように、金買取は原油価格も影響すると考えられています。
近年では逆相関関係にあると言う説もある原油価格ですが、共通しているのはいずれにせよ世界情勢が相場に影響しているということです。
金買取を検討しているのであれば、少しでも高く売るために、相場の見極めと買取店選びが重要になります。
知識のないまま適当な買取店を選んでしまうと、損をすることも珍しくありません。
実際にどのような点に気をつけて、金買取店を選べば良いのでしょうか。
詳しくお話していきます。

MARUKAは金買取に自信ありです

金の相場価格に関しては、インターネットを使えば簡単に調べることができるでしょう。
ただし、相場価格と実際の買取価格は異なります。
相場価格とは田中貴金属が公表する相場の値段であり、実際には手数料などが掛かるため、金の売り主が手にする金額はそれよりも低くなるのです。
そういった実際の買取価格に関しては、実際に査定を受けなくては分からない店舗も多くなっています。
そのような中、MARUKA(マルカ)では日々買取価格を公表しています。
こちらは金相場ではなく、どのような金をどのくらい売ればこういった価格になるというのを示す指標であり、よりスピーディーに買取価格の予想がしやすくなります。
売却したい金の重量を入力すれば、買取価格の目安が分かるシミュレーションサービスも行なっているため、金買取でも素早く正確な買取価格を把握できます。

査定に出して買取価格の比較を忘れずに

手元にある金を少しでも高く買い取って欲しいのであれば、比較検討を忘れずに行なってください。
金の買取価格は相場価格とは異なるため、店舗によって手元に入る金額が異なるでしょう。
そのため、あなたの金を最大限に評価してくれる店舗を選ぶようにしてください。
できるだけ、複数の店舗に査定を依頼してみましょう。
上述しましたがMARUKAでは金の買取価格を常に公表し、公平でオープンな買取を心がけています。
さらに限界ギリギリの高価買取価格を提示しているため、他店と比較検討をしても劣ることはないでしょう。
MARUKAで買取を依頼するか決めていなかったり、そもそも金の売却しようか迷っていたりする段階でも、気軽にご相談ください。

また、店舗に直接持ち込まなくても、メールやLINEでの査定も可能です。
とくに、LINE査定なら写真を送るだけで最短30秒で買取価格を知ることができるため、金買取の価格の参考材料としておすすめです。

Check Point!
  • 金の高価買取に大事なのは世界情勢の見極めと店舗選び
  • 相場価格と買取価格は違う
  • MARUKAでは公表している買取価格で金買取を行なっております

原油価格と金価格の関係は変わり始めています

原油価格と金価格は「どちらかが上がれば、もう一方も上がる」という相関関係にあります。
しかし、2010年代以降に入るとさまざまな社会情勢の変化や不安によって、原油価格が下がったものの、金価格は緩やかに上がるという現象も見られており、必ずしも相関関係にあるとは言い切れない状況もあるようです。
金の売却を検討しているのであれば、金相場をチェックして、一番高いタイミングで信頼できる買取店に査定を依頼してください。

MARUKAの店頭買取では、プロの鑑定士がお客様の前で公正な鑑定をさせていただきます。
専用の機器を用いて重さを測り、掲載している買取価格表に記載した金額をご用意させていただきます。
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金買取についての詳しい説明は以下のリンクをご参考ください。

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