男なら押さえておきたい国別高級革靴ブランド9選!|ブランド高価買取・高く売るならMARUKA(マルカ)へ

公開日:2020年01月16日

高級革靴は一種のステータスになるため、一足は持っておきたいもの。
とはいえ、「高級革靴」と言っても種類が多く、どれを選んでよいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、国別の革靴の特徴や人気のブランドをご紹介します。
ぜひ、ご参考にしてください。

 

国別の革靴の特徴

革靴は国によってデザインや素材、製法などが異なります。
これにより、特徴も異なるため革靴を購入する前に押さえておきましょう。

 

イギリスの革靴の特徴

イギリスの革靴は、伝統的なデザインが多いのが特徴です。
カントリーブーツやドレスシューズが豊富で、ラウンドトゥ(爪先が丸い形状をした靴)は安定感があって履き心地にも優れています。
そんなイギリスの革靴は、「グッドイヤー・ウェルテッド製法」で作られています。
グッドイヤー・ウェルテッド製法とは、アッパー(靴の甲の部分)とインナー(アッパーのすぐ真下にある裏の革)をアウトソール(靴底)に縫い付ける製法のことです。
アッパーとアウトソールが直接縫われていないため、仮にアウトソールがすり減って取り替えが必要になった際、その部分だけを交換できます。
これにより、革靴を新しく買い替える必要がなく長年愛用し続けられるのです。
さらに、グッドイヤー・ウェルテッド製法は、縫い目から雨水が侵入することもないので耐水性にも優れています。
雨が降りやすい地域性を考慮し、イギリスの革靴にはグッドイヤー・ウェルテッド製法が採られています。

 

アメリカの革靴の特徴

アメリカの革靴は、履き心地に重きを置いているのが特徴です。
爪先にゆとりがあるよう作られている革靴が多く、
長時間履いていても疲れにくくなっています。
また、アメリカの革靴もイギリスと同様に
グッドイヤー・ウェルテッド製法で作られています。

なお、このグッドイヤー・ウェルテッド製法を開発したのはアメリカだといわれています。

 

イタリアの革靴の特徴

イタリアの革靴は、デザイン性に富んでいるのが特徴です。
旬のトレンドを巧みに取り入れ、
かつ独特な色使いでおしゃれな仕上がりになっています。

また、イタリアの革靴は立ち姿を美しくみせることにもこだわっており、スタイリッシュな印象を与えることも可能です。
そんなイタリアの革靴には、主に「マッケイ製法」が採用されています。
マッケイ製法とは、アッパーとインソール(中敷き)、アウトソールを直接縫い付ける製法のことです。
シンプルな構造で、履き心地に優れているのが特徴です。

 

フランスの革靴の特徴

フランスの革靴は、イギリスとイタリア双方のよい部分を
取り入れたデザイン性が特徴です。

クラシカルなデザインから革新的なデザインまで豊富に取り揃えており、好みに合った革靴を見つけられます。
さらに、フランスの革靴の製法はメーカーによって異なります。
フランスで採用されている製法は主に、イギリスやアメリカと同じ「グッドイヤー・ウェルテッド製法」、イタリアと同じ「マッケイ製法」、そして「ノルウィージャン製法」が挙げられます。
ノルウィージャン製法とは、アッパーとインソールをすくい縫いしたあとに出し縫いし、その後インソールとアウトソールも出し縫いする製法のことです。
見た目が無骨な仕上がりにはなりますが、
堅牢性があるため革靴を長く愛用し続けられます。

 

日本(国産)の革靴の特徴

日本の革靴は、着脱のしやすさを重きに置いて作られているのが特徴です。
なぜなら、日本は海外に比べて靴を着脱する機会が多いからです。
そのため、日本の革靴であれば毎日ストレスなく履き続けられます。
また、日本は革靴を作る技術力にも優れており、長時間履いていても疲れにくい、蒸れにくい靴も増えつつあります。
さらに、日本の革靴作りは丁寧さもトップクラスです。
正確なステッチにより美しい仕上がりになっているため、革靴を履いているだけで高級感のある雰囲気を演出します。
なお、日本の革靴の製法は主にグッドイヤー・ウェルテッド製法を採用しています。

おすすめ高級革靴ブランド9選

以下では、高級革靴のブランドを9つピックアップし、ご紹介します。

 

ジョンロブ

言わずと知れた革靴の王様と言えば「ジョンロブ」。
「エドワードグリーン」なども本拠地に構えるイギリスの聖地とされるノーサンプトン地方のブランドです。
1976年にはエルメス傘下に入ることにより高級紳士靴の最高峰ブランドとして認知されていきます。
ストレートチップのシンプルなデザインの「シティⅡ」、「シティⅡ」と同じラスト7000を使用しトゥチップの繋ぎ目に穴飾りを施した「フィリップⅡ」


フィリップⅡ
ジョンロブのダブルモンクストラップモデルと言えば、「ウィリアムⅡ」」。フィリップⅡの定価は約264,000円となっており、中古市場での買取価格は約30,000円~40,000円です。


ウィリアムⅡ
「ウィリアム」をアレンジしてダブルモンクストラップを斜めに配した「チャペル」


チャペル
コインローファーの「ロペス」などが代表的なモデルになっております。


ロペス
 

ベルルッティ

タリ生まれ、ラン育ちのベルルッティが
1895年フランスパリで立ち上げたブランドです。
ヴェネチアンレザー、パティーヌ、カリグラフィーがベルルッティを語る上で
欠かせないポイント。
最高品質のヴェネチアンレザーを様々な色に塗り重ねるパティーヌにより、独特の高級感を醸し出してくれます。
そして、最後の味付けにカリグラフィーという筆記文字を手作業で刻み込むデザインが「ベルルッティ」の製品を美しく表現してくれています。
高級時計ブランドウブロとのコラボレーションモデルなど話題となりました。


「ベルルッティ」
「ウブロ」のコラボレーションウォッチ

2019年にはディオールオムなどのデザイナーも務めた有名デザイナー、クリスヴァンアッシュがクリエイティブディレクターに就任。
これからはアパレルもさらに人気が出ると予想されます。
そして、シューズで有名なのが「アレッサンドロ」というモデルになります。


アレッサンドロ
アレッサンドロ・ベルルッティが考案した
外に見える縫い目がないレースアップシューズです。
洗練されたデザインにより、おしゃれな雰囲気を演出します。

なお、MARUKA(マルカ)ではベルルッティのシューズだけでなく、バッグや財布、ベルト、アパレル品なども高価買取させていただいております。

 

オールデン

「オールデン」と言えば、1884年に誕生したアメリカを代表する高級革靴ブランドです。
僕のイメージで言えば「オールデン」と言えば「コードバン」、「コードバン」と言えば「オールデン」というイメージがあります。
「コードバン」とは牛の臀部からわずかにとれる革のことで、その希少性と美しさから「革のダイヤモンド」と言われております。
「オールデン」が採用するアメリカホ―ウィン社製の「コードバン」は最高級の美しさと言われております。


「シェルコードバン」を使用したブーツ

「コードバン」の美しさ際立っています(^^)/
 

エドワードグリーン

エドワードグリーンは、イギリスの靴の聖地ノーサンプトンで生まれた世界最高峰の紳士靴ブランドです。
前節的な木型ラスト202が有名で、ラスト202を使用したシンプルかつモダンなストレートチップの「チェルシー」。
チェルシーの定価は約175,000円で、中古市場での買取相場は約10,000円~30,000円となっております。


代表モデルチェルシー
Uチップシューズの「ドーバー」、メダリオンが美しいセミブローグの「カドガン」の3モデルが有名です。

クロケット&ジョーンズ

クロケット&ジョーンズは、1879年にイギリスのノーサンプトンで誕生した高級革靴ブランドです。
創業当初から高品質な靴を作っており、1924年には当時のイギリス王も絶賛するほどの既製靴を作り上げていたそう。
そんなクロケット&ジョーンズですが、他社のブランド製品を製造するいわゆるOEMを手掛けて拡大化したブランドです。
クロケット&ジョーンズの有名なモデルには、
「オードリー(AUDLEY)」が挙げられます。

オードリーはイギリスの伝統的なデザインを残しつつも、フランスならではの優雅さを兼ね備えた靴に仕上がっているのが特徴です。
価格は約100,000円となっており、グッドイヤーウェルト製法で長く愛用できます。

 

サルヴァトーレ・フェラガモ

サルヴァトーレ・フェラガモは、1927年にイタリアのフィレンツェにて誕生したブランドです。
さまざまな苦難を乗り越えながらも、アメリカの高級百貨店と契約を結ぶことに成功。
それから事業は順調に進んでいきましたが、1933年に世界大恐慌のあおりを受けてサルヴァトーレ・フェラガモは倒産します。
しかし、多くの方々からの支援を受け1938年にはスピーニ・フェローニ宮殿を購入して本店を設立するまでにいたりました。
その後、第二次世界大戦によって皮革など靴作りに欠かせないアイテムを手に入れられなくなりますが、セロファンやコルクを使って靴を作り上げていきます。
これが、現在もサルヴァトーレ・フェラガモの定番スタイルとなっている「ウェッジソール(厚底の靴)」が誕生したきっかけです。
サルヴァトーレ・フェラガモの定番モデルには、「ガンチーニモデル」があります。
ガンチーニとは、イタリア語で「小さい留め金」を意味します。
サルヴァトーレ・フェラガモのガンチーニモデルのローファーにはこの留め金があしらわれており、高級感のある仕上がりになっているのが特徴です。
なお、定価は約100,000円となっており、靴の状態にもよりますが約3,000円~10,000円で買取されていることもあります。

 

パラブーツ

パラブーツは、1908年にフランスにて誕生したシューズブランドです。
創業者である「レミー・リシャールポンヴェール」がアメリカに渡り、そこで入手した1足のシューズをヒントにラバーソールの製造が始まりました。
そして、パラブーツは世界で唯一、自社でラバーソールを作っているブランドとして地位を確立しています。
パラブーツの人気のモデルには、たとえば「シャンボード」があげられます。
ビジネスシーンやカジュアルシーンにも活用できるため、使い勝手がよいのが特徴です。
また、シャンボードはノルウィージャン製法で作られており、堅牢性に優れています。
これにより、長く愛用し続けることが可能です。
なお、シャンボードの定価は約72,000円。
靴の状態にもよりますが、約10,000円~20,000円で買取されていることもあります。

 

ルイ・ヴィトン

ルイ・ヴィトンは、1854年にフランスのパリにて誕生したブランドです。
創業当時は「旅行用のトランク専門店」だったルイ・ヴィトンですが、1997年にプレタポルテ部門に進出。
それから、靴の製造も手掛けるようになっています。
そんなルイ・ヴィトンで人気のモデルには「ドライビングシューズ」が挙げられます。
レザー素材にベースカラーがブラック、シルバーの金具があしらわれているデザインは、シンプルながらも高級感を醸し出せます。
なお、ドライビングシューズの定価はデザインによって異なりますが、100,000円前後です。
靴の状態によりますが、約10,000円で買取されています。

 

ディオールオム

ディオールオムは、2001年に発足したクリスチャンディオールのメンズラインです。
そもそもクリスチャンディオールが誕生したのは1946年。
フランスのパリを拠点としており、最初は女性のファッションを主に手掛けていました。
事業を進めていく中で、ディオールムッシュと呼ばれるメンズラインも発足していましたが、ディオールオムのようにメンズファッションを牽引できなかったといわれています。
その後、イヴサンローランのメンズ部門デザイナーを務めていた「エディスリマン」がディオールオムのアーティスティックディレクターに就任。
エディスリマン就任後、ファッション業界で脚光を浴び今の地位を確立しています。
ディオールオムの人気モデルには、「ダービーシューズ」があります。
甲やつま先に装飾が施されていないプレーントゥシューズはシンプルなため、ビジネスシーンにも活用可能です。
そんなダービーシューズの定価は使用している素材やデザインによって異なりますが、120,000円前後です。靴の状態によって、約5,000円~10,000円で買取されています。

高級革靴の買取なら
MARUKA(マルカ)がおすすめ

「革靴」といっても、ブランドによってデザインや製造方法が異なります。
そのため、革靴を購入する際は「ブランドの特徴」と「製造方法」を確認してから選ぶとよいでしょう。
高級革靴を所有していて履く予定がない方は、ぜひ買取を検討してみてください。
MARUKA(マルカ)では、今回ご紹介したブランド以外にも「トリッカーズ」「チャーチ」などのイギリスブランドから「サントーニ」「ア・テストーニ」「グッチ」などのイタリアブランド、
「ジェイエムウエストン」「エルメス」などのフランスブランドも高価買取しております。
また、日本を代表する「三陽山長」などの国産ブランドも高価買取しております。
靴まで高価買取できる買取店は多くはないので、不要な高級革靴をお持ちであればぜひMARUKA(マルカ)をご利用ください。

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