「入手困難ロレックスのモデルは?」
「入手困難ロレックスの購入方法は?」
ロレックスには「コスモグラフ デイトナ レインボー 116595RBOW」や「GMTマスターII メテオライト 126719BLRO」など、入手が難しいモデルが存在します。
これらは生産数の少なさや限定仕様、高い人気が重なり、正規店での購入はほぼ不可能です。中古市場では定価の数倍で取引されることも珍しくありません。
入手困難なロレックスを手に入れるには、正規店にこまめに通って入荷のタイミングを狙う方法と、並行輸入店や中古専門店を利用する方法があります。
特に中古専門店では、廃盤モデルや希少モデルも見つけやすく、確実に手に入れたい方におすすめです。
今回は、「入手困難なロレックスランキングTOP10」や「入手困難のロレックスの買い方」について紹介していきます。
入手困難なロレックスランキングTOP10
入手困難なロレックスランキングTOP10は、以下です。
- コスモグラフ デイトナ レインボー 116595RBOW
- コスモグラフ デイトナ アイスブルー 126506
- GMTマスターII メテオライト 126719BLRO
- GMTマスターII レフティ 126720VTNR
- オイスターパーペチュアル41 ターコイズブルー 124300
- ヨットマスター42 ファルコンズアイ 226659
- ディープシーチャレンジ RLXチタン 126067
- コスモグラフ デイトナ グリーンダイアル 116508
- スカイドゥエラー ブルー 326934
- ヨットマスター チタン 226627
コスモグラフ デイトナ レインボー 116595RBOW
「コスモグラフ デイトナ レインボー 116595RBOW」は、ロレックスの中でも最も入手が難しいモデルのひとつです。
ベゼルにレインボーカラーのサファイアやラグ・ケースにダイヤモンドを贅沢にあしらい、エバーローズゴールド製ケースという唯一無二の豪華仕様です。
2018年に限定発売されて以来、正規店での購入はほぼ不可能とされ、著名人が数千万円で手に入れたことでも話題になりました。
ムーブメントは自社製自動巻きCal.4130、パワーリザーブは約72時間、防水性能は100m、ケース径は40mmと、実用性も兼ね備えています。
中古市場では、2025年時点で販売価格が約8,000万円から9,000万円台に高騰しており、過去には5,000万円超で取引された記録もあります。
新品・未使用品では1億円を超える例もあり、資産価値の高さが際立っています。国内定価は発売当初1,000万円超でしたが、すぐに完売し、現在は廃盤モデルとなっています。
コスモグラフ デイトナ アイスブルー 126506

「コスモグラフ デイトナ アイスブルー 126506」は、ケースとブレスレットにプラチナを採用し、チェスナットブラウンのセラクロムベゼルとアイスブルーダイアルが組み合わさっています。
クロノグラフ機能や高い防水性能(100m)、約72時間のパワーリザーブ、視認性の高いクロマライトディスプレイなど、実用性と美しさを両立しています。
2025年時点での最新の定価は11,651,200円です。
しかし、正規店での入手は非常に困難で、中古市場では1,600万円から1,800万円を超える価格で取引されています。
ダイヤ入りモデルになると2,000万円近い価格も珍しくありません。
GMTマスターII メテオライト 126719BLRO
GMTマスターII メテオライト 126719BLROは、40ミリの18ctホワイトゴールドケースに、レッドとブルーのセラミック製セラクロムベゼルを採用しています。
文字盤には天然隕石(メテオライト)が使われており、同じ模様が二つとない唯一無二の雰囲気を持っています。
ムーブメントは自動巻きのCal.3285で、約70時間のパワーリザーブ、防水性能は100メートルです。
中古市場の販売価格は、2025年時点で約520万円から890万円台まで幅広く、平均取引価格は約698万円前後となっています。
GMTマスターII レフティ 126720VTNR

「GMTマスターII レフティ 126720VTNR」は、リューズがケースの左側に配置され、デイト表示も9時位置にあるため、左利きの方だけでなく、右利きの方にも人気があります。
ムーブメントには高精度なCal.3285を搭載し、約70時間のパワーリザーブや100m防水など、実用性も抜群です。
グリーンとブラックの2色ベゼルは「スプライト」とも呼ばれ、従来のGMTマスターIIにはない新鮮な印象を与えています。
2025年4月時点での国内定価は、オイスターブレス仕様が1,711,600円、ジュビリーブレス仕様が1,742,400円となっています。
しかし、正規店での購入はほぼ不可能であり、中古市場や並行輸入店では約300万円前後で取引されている状況です。
発売当初は500万円を超えることもありましたが、現在も定価の約2倍近いプレミア価格が続いています。
オイスターパーペチュアル41 ターコイズブルー 124300
「オイスターパーペチュアル41 ターコイズブルー」は、2020年の登場以来、鮮やかなターコイズブルーのラッカーダイヤルが「ティファニーブルー」とも呼ばれ、瞬く間に話題となりました。
41mmの大型ケースとシンプルなバーインデックス、100m防水や70時間パワーリザーブといった実用性も兼ね備えています。
しかし、ターコイズブルーの41mmは2022年に生産終了となり、極端な流通量の少なさが希少性をさらに高めています。
2025年4月現在、約4,000,000円まで高騰しています。買取専門店でも300万円前後の査定がつくことが多く、定価の3倍以上で売買されています。
ヨットマスター42 ファルコンズアイ 226659

「ヨットマスター42 (Ref.226659)」は、ケースは42ミリの18金ホワイトゴールド製で、ベゼルにはマットブラックのセラミックを採用し、両方向回転ベゼルが装備されています。
ストラップはオイスターフレックスブレスレットで、スポーティーさと高級感を両立しています。
ファルコンズアイダイヤルは天然石を使用しており、同じ模様が二つとない唯一無二の美しさが魅力です。
中古市場の販売価格は、2025年4月時点で約400万円から500万円程度です。
新品・未使用品は500万円台半ばまで取引されています。
ディープシーチャレンジ RLXチタン 126067
「ロレックスのディープシーチャレンジ RLXチタン」は、ロレックス初のフルチタン(RLXチタン)ケース採用、直径50mmという超大型サイズ、そして11,000m防水という圧倒的なスペックが時計ファンの心を強く惹きつけているためです。
さらに、流通量が極めて少ないことも入手困難な理由です。
2025年4月時点の国内正規定価は4,044,700円(税込)です。
中古市場や並行輸入品では未使用品で約670万円、中古品でも約640万円と、定価の1.5倍以上のプレミアム価格で取引されています。
過去にはさらに高値で取引された時期もあり、現在も高値安定が続いています。
コスモグラフ デイトナ グリーンダイアル 116508

「デイトナ グリーンダイアル 116508」は、2016年から2023年まで生産されました。
ケースやブレスレットには18Kイエローゴールドを採用し、深みのあるグリーンダイアルが唯一無二の存在感を放ちます。
グリーンのメタリックな質感とレッドのミニッツサークルの組み合わせが、圧倒的な個性を演出します。
中古市場の販売価格は、2025年4月時点で1,000万円〜1,280万円前後となっています。
スカイドゥエラー ブルー 326934
「スカイドゥエラー ブルー 326934」は、2017年から2023年まで製造されていましたが、生産終了後も需要は衰えず、中古市場では定価を大きく超える価格で取引されています。
2タイムゾーン表示と年次カレンダーという複雑機構を搭載しながら、エレガントなデザインを実現しています。
ブルーダイヤルは特に人気が高く、製造終了後はさらに希少価値が増しています。
2025年4月時点の中古販売価格は、約338万円から450万円の間で推移し、状態や付属品によってはさらに高額となるケースも見られます。
また、買取相場も約280万円前後と高水準を維持しています。
ヨットマスター チタン 226627
「ヨットマスター チタン 226627」は、2023年登場以来、ロレックス初のRLXチタン素材をケースとブレスレットに採用しています。
従来のゴールド系モデルにはない圧倒的な軽さとスポーティーなデザインが、多くのファンやコレクターの注目を集めています。
ベゼルはブラックのセラクロム(セラミック)製で、視認性と耐久性にも優れています。重量は約107グラムと非常に軽量で、長時間の着用でも快適です。
2025年4月時点での最新定価は2,239,600円(税込)です。中古市場では、状態や付属品の有無によりますが、3,883,000円から4,345,000円前後で取引されています。
定価を大きく上回る価格で流通しているため、資産価値の高さも魅力です。
発見すら困難な希少のモデル
先ほどのランキングでは、希少性が高く入手困難なロレックスのモデルをご紹介しました。
滅多に市場に出回ることはないものの、それでもロレックス愛好家であれば、何度か目にするチャンスもあるかもしれません。
こちらのランキングでは、発見することすら困難といわれている、超希少なロレックスをご紹介します。
デイトナRef.6240(ポール・ニューマン)
超希少なロレックス第1位は「デイトナRef.6240」です。
ロレックスの中でもデイトナは世界的に生産数が少ないモデルでもあり、その中でも「デイトナRef.6240」は発表後2~3年程度しか市場に出回ることがありませんでした。
そのため、ほとんどは数がなく、非常に希少性の高いモデルになっています。
この「デイトナRef.6240」は、別名でポール・ニューマンモデルとも呼ばれているのをご存知でしょうか。
発売当時、人気のハリウッドスターであったポール・ニューマンが着用していたという逸話が残っており、さらに人気を後押ししています。
当時は100万円から200万円程度で取引をされていましたが、今では数千万以上という超高価格で取引された記録も残っています。
また、以前イギリスで行われたオークションに、オリジナルの状態で残っていた「デイトナRef.6240」が出品されたことがあります。
その際には、1億円以上の価格で落札されました。
英国海兵隊用サブマリーナーA/6538
サブマリーナーの中でも、もはや幻と呼ばれ、目にする機会が少ないものが「英国海兵隊用サブマリーナーA/6538」です。
「英国海兵隊用サブマリーナーA/6538」は、Ref.6538から派生しており、英国の海兵隊用に特別に開発されたモデルです。
特徴としてはジャーマンシルバー製の台形のベゼルが採用されており、固定式のバーにストラップを固定する仕様になっている点です。
さらに市販されているRef.6538と微妙に異なる外見を持ち、外周に刻まれている滑り止め部分はRef.5512以降のモデルに類似しています。
このようなサブマリーナーの中でも特別なデザインを持っているロレックスであるというだけでなく、なんと世界に21本しかない圧倒的な超希少を持つモデルとして知られています。
市場に出回ることはほとんどなく、まさに幻の逸品と言えるでしょう。
ロレックスエクスプローラーⅡ216570読売ジャイアンツ優勝記念モデル
ロレックスには、日本限定モデルがあるのをご存知でしょうか。
その中でも希少性の高さで知られているのが、「ロレックスエクスプローラーⅡ216570読売ジャイアンツ優勝記念モデル」です。
2021年にプロ野球チームの読売ジャイアンツが5冠を達成した記念として作られたモデルで、当時監督を務めていた原辰徳氏の背番号が88であることにちなみ、88本限定で製造されました。
製造本数の少なさだけでなく、熱狂的な巨人ファンが所持していることから、市場に出回ることはほとんどないと言われています。
特徴としては、秒針やベゼルのメモリ部分に読売ジャイアンツのカラーであるオレンジ色があしらわれています。
文字盤にも「GIANTS」「JAPANCHAMPIONS2012」と刻まれている、特別なデザインのモデルです。
入手困難のロレックスの買い方
入手困難なロレックスを手に入れるための購入方法をご紹介します。
- 正規店に定期的に通う
- 並行輸入店や中古専門店を利用する
正規店に定期的に通う
入手困難なロレックスを手に入れたい場合、正規店に定期的に通うことが重要です。
ロレックスの人気モデルは入荷数が非常に少なく、店舗に並ぶタイミングが限られているため、何度も足を運ぶことで運良く在庫がある瞬間に出会える可能性が高まるからです。
さらに、店員と顔見知りになれば、入荷情報を教えてもらいやすくなることもあります。
平日の午前中や新作発表後の時期など、比較的空いている時間帯を狙うのもポイントです。
並行輸入店や中古専門店を利用する
入手困難なロレックスを手に入れたいなら、並行輸入店や中古専門店を利用する方法が最も現実的です。
正規店では人気モデルの品薄が続いており、何度も来店しても希望のモデルに出会えないことが多いです。
欲しいモデルを早く確実に手に入れたい場合、並行輸入店や中古専門店を選ぶ理由は在庫が豊富で、購入制限もないためです。
中古専門店なら、廃盤モデルやレアなヴィンテージも見つかりやすく、状態の良い個体を選べる楽しみもあります。
信頼できる店舗を選べば、真贋判定やアフターケアも充実しています。
つまり、並行輸入店や中古専門店を活用すれば、正規店での長い待ち時間や運頼みを避けて、希望のモデルを効率的に探せます。
まとめ
入手困難なロレックスを手に入れたい方は、まず正規店に定期的に通い、店員との信頼関係を築くことが大切です。
それと同時に、並行輸入店や中古専門店も積極的に活用し、在庫情報をこまめにチェックしましょう。
信頼できる店舗を選ぶことで、廃盤モデルやヴィンテージなど希少な一本と出会えるチャンスが広がります。