「ブルガリの値上げっていつまで続くの?」
「今買うのと値上げ後に買うのでは、いくら違うんだろう…」
ブルガリは2025年だけで5回もの価格改定を実施しており、ディーヴァ ドリームやセルペンティといった人気コレクションを中心に大幅な値上げが続いています。
- 金・プラチナなど原材料費と物流コストの高騰
- 円安をはじめとする為替相場・世界経済の変動
- 職人・スタッフの人件費上昇
- ブランド価値をさらに高める「LVMHグループ」の価格戦略
今回は、「ブルガリの値上げの最新スケジュール」や「コレクション別の価格動向」「中古相場・買取査定額への影響」などについて詳しく解説していきます。
これからブルガリの購入や売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
【2025年〜2026年】ブルガリの価格改定スケジュールと今後の値上げ予想
ブルガリは2025年だけで5回もの価格改定を実施しており、2026年に入ってからもすでに値上げが続いている状況です。
ここでは、各時期に行われた価格改定の内容と、今後の見通しについて時系列で詳しくご紹介します。
2025年2月:年明け最初の価格見直し
2025年最初のブルガリの価格改定は、2月3日(月)に実施されました。
この時期に値上げが行われた理由は、円安の継続と原材料コストの高騰が年明けから一段と進行したためです。
今回の改定ではジュエリーや時計ではなく、バッグ、財布、スカーフ、ストールなどのレザー製品やテキスタイル関連が中心の対象となりました。
商品によっては約8%前後の値上げが実施されたモデルもあり、人気のセルペンティ フォーエバーをはじめとするバッグラインに影響が及んでいます。
2025年4月:春の価格改定(新生活シーズン)
2025年4月14日には、ブルガリらしくない「値上げと値下げが混在する」異例の価格改定が実施されました。
この背景には、為替や原材料の影響を受ける素材ごとに価格バランスを再調整する必要があったことが挙げられます。
一部の時計モデルで平均3.2%の値上げが行われた一方、ハイジュエリーの一部商品については4%から15%の値下げも実施されています。
時計のセルペンティコレクションでは2%から13%の幅で価格が引き上げられ、人気モデルは特に上昇率が大きい傾向にありました。
逆に、数百万円クラスのハイジュエリー(ネックレスなど)の一部では戦略的な値下げが行われており、富裕層向け商品の販売テコ入れの狙いも見て取れます。
2025年6月:月内2度にわたる異例の価格調整
2025年6月のブルガリの価格改定は、ブランド史上最大規模となる「月内2段階」での実施が大きな特徴です。
この異例の対応には、ブライダル需要のピークと通常ジュエリーの値上げを切り分ける狙いがあります。
第1弾は6月10日(火)に実施され、ブライダルジュエリー13アイテムが平均約3%値上げされました。
続く第2弾は6月23日(月)に行われ、ディーヴァ ドリームやビー・ゼロワン、セルペンティなど通常ジュエリー約390点が平均7.1%、オクトやブルガリ・ブルガリなど時計約60点が平均4%の値上げ対象となっています。
合計で約450点以上にも及ぶ過去最大級の改定で、人気の定番モデルがほぼすべて含まれた点が消費者の駆け込み需要を加速させています。
2025年11月:年末商戦に向けた最終改定
2025年11月4日には、年末商戦を前にしたタイミングでさらなる価格改定が実施されました。
この時期に再び値上げが行われた理由は、ホリデーシーズンの新作投入と既存ラインとの価格バランス調整の必要があったためです。
今回の改定ではジュエリー全般および時計の一部モデルを対象に平均2〜3%の値上げが行われ、6月の大規模改定から数えてブルガリにとって2025年内5回目の価格調整となりました。
なお、ブライダルジュエリーや「セーブ・ザ・チルドレン」コレクションなど一部のラインは価格据え置きとなり、時計ではセルペンティのみが調整対象となっています。
2026年内にさらなる値上げは実施されるのか?
2026年内にもブルガリのさらなる値上げが実施される可能性は非常に高いと考えられます。
なぜなら、円安の継続、金やプラチナ、ダイヤモンドといった原材料相場の高止まり、そしてブランド価値維持戦略という三つの要因が今後も続くと予想されるためです。
実際にブルガリは、2026年2月9日にレザー製品・テキスタイル・アイウェアを対象として平均4.3%の値上げをすでに実施しています。
さらに、結婚指輪を中心としたブライダルラインが2026年3月9日に平均約6%値上げされ、4月13日にはジュエリー・時計を対象とした価格改定が行われています。
このペースから推測すると、2026年内には合計4〜5回の価格改定が実施される見込みです。
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人気ジュエリー&時計の価格はどう変わった?コレクション別の値上げ動向
ブルガリの値上げの影響は、コレクションによって大きく異なります。
ここからは、特に人気の高い6つのコレクションそれぞれの値上げ動向を、具体的な金額や上昇率を交えながら詳しくご紹介していきます。
セルペンティ(Serpenti)

蛇をモチーフにしたセルペンティは、ブルガリの値上げの中でも特に上昇率が大きいコレクションです。
2025年6月23日の価格改定では、ジュエリーで平均9%以上、時計のセルペンティコレクションでは2%から13%という幅広い値上げが実施されました。
セルペンティ ヴァイパー シングルスパイラルリング パヴェダイヤモンド PG(型番360459)など、ダイヤモンドやピンクゴールドを使用した人気モデルは特に上昇幅が大きい傾向です。
中古市場でも前年比で大きく相場が動いており、買取査定でもセルペンティ ヴァイパー ブレスやセドゥットーリ シリーズは強化買取の対象となっています。
ディーヴァ ドリーム(Divas’ Dream)

ディーヴァ ドリームは、ここ5年で価格上昇率が20%を超えるブルガリ屈指の値上がりコレクションです。
ディーヴァ ドリーム ネックレスは2025年6月23日の改定で361,900円から380,600円へと約5.2%の値上げが行われました。
ピアスについても528,000円から564,000円程度へと約7%前後の上昇が見込まれており、購入をためらっているうちに数万円単位で予算が膨らむことも珍しくありません。
カラーストーンを用いた人気モデルは在庫の回転も速く、価格改定直後は品薄や予約対応となるケースも多発しています。
ブルガリ・ブルガリ

ブルガリ・ブルガリは1977年に誕生したブランドのアイコン的存在で、長年安定した人気を誇るコレクションです。
2025年6月23日の大規模改定で値上げの対象となり、ジュエリーは平均7.1%、時計は平均4%の価格上昇が実施されました。
ブルガリ・ブルガリ ブレスレット カーネリアン マザーオブパール PG(型番353056)やブルガリ・ブルガリ ネックレス(型番352883)など、複数の人気モデルが対象に含まれています。
腕時計のフラッグシップモデルとしても評価が高く、買取市場でもブルガリ・ブルガリ BB23SやBB42WSSDCHなど定番型番は安定した査定額がついています。
ビー・ゼロワン(B.zero1)

ビー・ゼロワンは1999年のミレニアムを記念して誕生したブルガリの定番リングで、値上げのたびに買取相場も上昇している人気アイテムです。
2025年6月の価格改定でもジュエリー全体の中で対象となり、平均7.1%の値上げが実施されました。
中古市場でのビー・ゼロワン リングの買取相場は、通常モデルで定価の25%前後、セラミックやダイヤ巻のレアモデルでは30〜40%程度となっています。
イエローゴールドやピンクゴールドの方がホワイトゴールドよりも査定額が高く、2バンドより4バンドの方が高価買取となる傾向です。
フェディ(Fedi)
フェディは、ブルガリのブライダルラインの中でも世界中で愛されているシンプルな結婚指輪コレクションです。
2025年6月10日の価格改定では、フェディ リング(Pt950)が412,500円から424,800円へと約3%の値上げが実施されました。
ダイヤモンドが1石セッティングされたフェディ ウェディング リング(プラチナ ダイヤモンド1石)も、20万円台から購入できるエントリー価格で根強い人気を誇っています。
2026年3月9日には結婚指輪を対象とした平均6%の改定が実施されており、フェディも当然その対象に含まれている状況です。
香水・フレグランスライン
ブルガリの香水・フレグランスラインは、ジュエリーや時計と比べると値上げ幅は緩やかですが、価格が上昇しています。
香水も原材料費の上昇や為替変動の影響を受けるため、定期的な価格改定が避けられません。
オ・パフメシリーズやプールフェムなどの定番フレグランスも、2024年から2025年にかけて段階的に値上げが行われました。
香水は使い切る消耗品でもあるため、お気に入りの香りがある方は値上げ前にストックしておくのもおすすめです。
ブルガリのブライダルライン(結婚指輪・婚約指輪)の値上げ動向
ブルガリのブライダルラインは、2025年から2026年にかけて段階的な値上げが続いております。
| モデル名 | 素材 | 改定前価格 | 改定後価格 | 値上げ率 |
| コロナリング (ハーフエタニティ) | Pt950 | 528,000円 | 543,800円 | 約3.0% |
|---|---|---|---|---|
| フェディリング | Pt950 | 412,500円 | 424,800円 | 約3.0% |
2025年6月10日にブライダル13アイテムが平均3%値上げされ、コロナリング(ハーフエタニティ)が528,000円から543,800円に改定されました。
さらに2026年3月9日には結婚指輪を対象とした平均約6%の価格改定が実施されています。
ブルガリの婚約指輪の最安値は「デディカータ・ア・ヴェネチア トルチェッロ リング」の302,500円〜となっており、ブランド全体としては30万円〜50万円が婚約指輪のメイン価格帯です。
ブルガリが値上げする4つの理由

ブルガリが値上げする理由は、以下の通りです。
- 金・プラチナなど原材料費と物流コストの高騰
- 円安をはじめとする為替相場・世界経済の変動
- 職人・スタッフの人件費上昇
- ブランド価値をさらに高める「LVMHグループ」の価格戦略
上記の4つの理由について解説していきます。
金・プラチナなど原材料費と物流コストの高騰
ブルガリ値上げの理由は、ジュエリー製造に欠かせない原材料費の高騰です。
金やプラチナ、ダイヤモンドといった貴金属・宝石類は2022年以降のロシア・ウクライナ戦争や中東の地政学リスクを背景に、過去10年で最高水準の取引価格を記録しています。
金相場は2024年から2025年にかけて過去最高値を更新し続けており、プラチナも産出国の供給不安から不安定な値動きを見せています。
また、世界的な物流コストの上昇や輸送ルートの再編も、商品価格に直接影響を与える要因となっています。
ブルガリのようなハイブランドは原材料の品質に妥協ができないため、コスト上昇分を価格に転嫁せざるを得ない状況です。
円安をはじめとする為替相場・世界経済の変動
ブルガリ値上げの大きな理由として、円安をはじめとする為替相場の影響が挙げられます。
たとえば、1ドル=110円から150円へと円安が進むと、輸入コストは単純計算で約36%も上昇することになります。
円安が進行すると、日本国内のブルガリ価格が海外価格と比べて割安になるため、並行輸入や転売目的の買い占めが多発し、その対策として日本価格の是正(値上げ)が必要になる構図です。
このようにグローバル市場における価格整合は、ブルガリだけでなくLVMHグループ全体に共通する経営課題と言えるでしょう。
職人・スタッフの人件費上昇
ブルガリの値上げには、世界的な人件費の上昇も大きく関係しています。
ブルガリのジュエリーや時計はすべてイタリアの熟練職人が手作業で仕上げているため、人件費の高騰が製品価格にダイレクトに影響しています。
イタリアでは近年、最低賃金の引き上げやインフレに伴う給与水準の上昇が進んでおり、特に高度な技術を持つジュエリー職人の確保には高い報酬が必要となっています。
また、世界中の直営ブティックで働く販売スタッフや顧客対応スタッフの教育・人件費コストも年々上昇している状況です。
このような熟練の技を維持し続けるためにも、定期的な価格改定はブランド存続のために避けられない状況なのです。
ブランド価値をさらに高める「LVMHグループ」の価格戦略
ブルガリの値上げには、親会社であるLVMHグループの戦略的な価格設定が深く関係しています。
ハイブランドにおいて「手の届きにくい価格」こそが希少性とプレミアム感を生み、ブランド価値を維持する要素となっているためです。
ブルガリと同じLVMH傘下のルイ・ヴィトンは2023年だけで4回もの値上げを実施しており、ティファニーも2022年・2023年に各4回、2024年・2025年も継続的な改定を行っています。
ブルガリも同じグループ内ブランドとの整合性を保つため、年に複数回のペースで価格改定を実施する戦略です。
値上げすればブルガリの中古相場とリセールバリューはどうなる?
ブルガリの値上げは新品価格だけでなく、中古市場やリセールバリューにも大きな影響を与えています。
ここでは、中古相場の動向と買取査定額への影響について、わかりやすく解説していきます。
中古市場での販売価格も連動して上昇傾向に
新品の値上げに伴い、ブルガリの中古市場の販売価格も上昇しています。
新品との価格差を維持するために、中古ショップやリユース業者が定価値上げに合わせて中古販売価格を見直すからです。
ブルガリ・ブルガリやオクト、セルペンティなどの定番モデルが中古市場の需要を牽引しており、特にセルペンティは前日比で16.32%の急上昇を見せた日もありました。
ビー・ゼロワンの中古平均価格も約10万円前後で安定しており、円安と金相場の高騰が相場を底支えしている状況です。
新品が値上げされるほど、中古品でも掘り出し物を見つけにくくなるため、中古での購入を検討する方も早めの動きが必要です。
今が売り時?買取査定額(リセールバリュー)への好影響
ブルガリの値上げは、お持ちのアイテムを売却する側にとって絶好のチャンスとなっています。
なぜなら、定価値上げと金相場の高騰が同時に進行しているため、買取査定額が過去最高水準にまで上昇しているからです。
ブルガリのジュエリーの買取相場は定価の3割から6割程度、人気のセルペンティやビー・ゼロワンパヴェダイヤモデルは定価の40%を超える査定額がつくケースもあります。
- ギャランティ(保証書)や専用箱などの付属品をすべて揃えて持ち込む
- キズや汚れを柔らかい布で軽く拭き取り、コンディションを整えておく
- ブルガリ専門の鑑定士が在籍する買取専門店や質屋で査定を受ける
- 複数のアイテムをまとめて査定に出すことで査定額アップを狙う
買取店では、ブルガリの買取を強化中のキャンペーンも実施されています。
使わなくなったブルガリのジュエリーや時計をお持ちの方は、相場が高い今こそ売却の好機と言えるでしょう。
ブルガリ値上げに関するよくある質問
ハイブランドの値上げラッシュはいつまで続く?
ハイブランドの値上げラッシュは2026年以降もしばらく続くと予想されています。
円安・原材料高騰・地政学リスク・ブランド戦略といった値上げ要因が、いずれも短期間で解消する見込みが薄いためです。
「安くなるのを待つ」という戦略は現実的ではないため、欲しいアイテムが明確な方は早めに購入するのがおすすめです。
ブルガリは並行輸入や海外購入でも値上げの影響を受けるのか?
並行輸入や海外購入においても、ブルガリの値上げの影響は受けます。
ブルガリの価格改定はグローバルで実施されることが多く、海外本社の価格上昇は世界各国の販売価格に連動して反映されるためです。
ただし、並行輸入店であれば、為替や時期によっては国内正規店よりも割安に購入できるケースもあります。
ブルガリが炎上したのはなぜですか?
ブルガリは近年、複数回にわたって炎上騒動が発生しています。
その理由として、2025年5月20日のインフルエンサーを起用した大規模なPR施策が挙げられます。
フォロワー数万人規模の一般インフルエンサーに対して商品を提供し、Instagramで「愛用しています」投稿を一斉に依頼するというものでした。
この施策に対し、SNS上では「ブランドが安っぽくなった」「マーケティング敗北し過ぎ」「案件ばら撒いてるんだ…」など失望の声が殺到し、「ブルガリショック」という言葉まで生まれる事態となっています。
まとめ
ここまで、ブルガリの値上げの推移と今後の予想、高騰の理由、中古相場への影響について詳しく解説してきました。
- ブルガリは2025年だけで5回の価格改定を実施し、過去最大規模の値上げラッシュとなった
- ディーヴァ ドリームやセルペンティなど人気コレクションは特に上昇率が大きい
- 値上げの背景には原材料高騰・円安・人件費・LVMHのブランド戦略の4つの理由がある
- 新品の値上げに伴い、中古相場や買取査定額も上昇傾向にある
ブルガリの値上げは今後も継続する可能性が極めて高く、「欲しいと思った日が一番安い日」と言える状況です。
これから購入を検討している方は次の価格改定前の早めの行動を、すでにお持ちの方は買取査定額が高い今のタイミングでの売却検討をおすすめします。




