ロレックスの寿命は10年ってホント?長持ちさせる方法と取り扱い方を徹底解説|ブランド高価買取・高く売るならMARUKA(マルカ)へ

公開日:2020年12月15日

腕時計のなかでも高い人気を誇るロレックスは、
決して気軽に購入できるものではありません。
そのため、できる限り長く使用したいと考えている方は多いはず。
とはいえ、ロレックスも機械(機械式腕時計)なのでいつかは寿命を迎えます
では、具体的にロレックスの寿命はどのくらいなのでしょうか。
今回は、ロレックスの特徴・寿命とともに、
長持ちさせる方法について詳しくご紹介
します。
大切な腕時計を長く使用するためにも、ぜひチェックしてみてください。

意外と知らない!
ロレックスの特徴と寿命

ロレックスは、1905年にハンス・ウィルスドルフが創業した「ウィルスドルフ&デイビス社」の腕時計ブランドです。
1908年に商標登録され、2年後の1910年には精度の高さを示す試験に合格した時計にしか発行されない「クロノメーターの公式証明書」を取得しました。
スイスで生産されている3,000万本以上(年)の腕時計のうち、この証明書を取得できるのは約100万本といわれています。
このデータから、クロノメーターの試験における難易度の高さ、そしてロレックスがどれだけ高性能の腕時計を扱っているかがわかります。
ロレックスはすべてのパーツを自社で製造しており、現在に至るまでにさまざまな発明を発表しています。
具体的には、「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」の3つです。
オイスターケースは時計構造の技術のひとつで、防水機能に特化しています。
ステンレススチールを使用したケースでムーブメントを完璧に保護し、かつねじ込み式のリューズを備えることで、高い防水性と気密性を実現しました。
これにより、水やホコリへの耐性に長けた腕時計に仕上がったのです。
パーペチュアルは、今となっては当たり前の「自動巻き」の原点です。
当初は、腕時計のエネルギー供給を手巻きで行っていたため、これが結果としてリューズの緩みにつながっていました。
リューズは防水機能に大きく関係するパーツなので、緩んでしまうとオイスターケースの防水効果が損なわれる可能性があるのです。
そこで発明されたのがパーペチュアルで、手巻きから自動巻きにすることでリューズの緩みを抑制しました。
これにより、オイスターケースの防水効果を維持することに成功したほか、手巻きの手間を省けたのです。
デイトジャストは、腕時計のカレンダー機能を指します。
具体的には、文字盤に設置した小窓に日付を表示する機能のことです。
デイトジャストが発明される前からカレンダー機能はあったものの、その当時はポインターデイト(時間を示す数字の上に配された日付の数字を専用の針で指し示すカレンダー機能のこと)が主流でした。
ポインターデイトは、機能としてはとくに問題はありませんでしたが、確認のしづらさがネックとされていました。
そこで開発されたのがデイトジャストであり、小窓に日付を表す数字がひとつだけ表示されるようになったので、視認性がグッと高くなったのです。
また、午前0時になると日付が変わる高性能な一面も評価され、
支持を集めるようになりました。
数々の発明を発表してきたロレックスの腕時計は、すべて「機械式時計」に分類され、その寿命は約10年といわれています。
ただし、この年数はメンテナンスを一切行わなかった場合の目安です。
こまめにメンテナンスを行えば、寿命を延ばせる可能性があります。

ロレックスの寿命を延ばす!
「オーバーホール」とは

ロレックスの寿命を延ばす方法のひとつに「オーバーホール」があります。
オーバーホールは、腕時計を分解したのち部品をきれいに洗浄し、可動部にオイルをさしてパーツの劣化を防ぐ作業のことです。
同時に壊れている部分がないかも確認して、必要なら部品の交換も行います。
オーバーホールを定期的に実施すれば、腕時計内部のサビやパーツの破損にいち早く気づけるほか、これらを予防できるため、結果として寿命の延長につながると考えられています。
なお、オーバーホールはロレックスの正規販売店や時計修理専門店にて依頼できることがほとんどです。
3年を目安にオーバーホールを行って、腕時計をきれいに、そして不備のない状態に保ちましょう。

どっちがお得?
オーバーホールと買い替えの価格比較

上述したとおり、ロレックスの腕時計はオーバーホールを行うことで寿命が延びる可能性があります。
ただし、ここで気になるのは「オーバーホールと買い替え、どちらがお得なのか」という点です。
そこで「60万円のロレックスを20年間使用する」と仮定して、オーバーホールと買い替え、それぞれの価格を比較していきます。

<事前情報>
・ロレックスの腕時計を60万円で購入し、3年に1度の頻度でオーバーホールを行う
・ロレックスの腕時計を60万円で購入し、ノーメンテナンス、10年単位で買い換える
・オーバーホールの相場は約40,000円とする

■オーバーホールを行った場合 600,000円(時計)+40,000円(オーバーホール)×6回=840,000円

■買い替える場合 600,000円(時計)×2=1,200,000円

上記の結果から、ロレックスのような高級腕時計はこまめにオーバーホールをしたほうがお得だとわかります。
まったく使えなくなるほど破損しない限りは、オーバーホールをして使い続けたほうがよいといえます。

押さえておこう!
ロレックスを長持ちさせる取り扱い方

ロレックスの腕時計を長持ちさせるには、「機械油を循環させる」「磁気を避ける」の2点に気をつけつつ扱う必要があります。
腕時計を長期間使用しなかった場合、機械油が凝固して機能面に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、腕時計はなるべく毎日使用したほうがよいのですが、何らかの理由でそれが困難なこともあるかもしれません。
そのときは、ゼンマイを一杯まで巻いて腕時計を24時間以上駆動させ、機械油を機構全体に循環させるようにしましょう。
これを月に1回の頻度で行えば、機械油の凝固を防げます。
ロレックスを長持ちさせるためには、磁気にも気をつけなくてはなりません。
というのも、磁気を浴びすぎると腕時計内の歯車が速く動いたり、逆方向に動いたりする可能性があるのです。
最悪の場合、故障につながることもあるので、パソコンや電子レンジなど強い電波を発する家電製品の近くで腕時計を保管するのは避けるようにしましょう。
最低でも5cm以上は距離を取ることをおすすめします。

ロレックスの買取なら
MARUKA(マルカ)がおすすめ

ロレックスの腕時計の寿命は約10年といわれていますが、オーバーホールを行えばもっと長く使用できる可能性があります。
「今持っている腕時計を使い続けたい」「腕時計の買い替えは考えていない」という方は、ぜひこの機会にオーバーホールを行ってみてください。
もし「壊れている」「しばらくつけていない」という腕時計をお持ちの方がいれば、売却するのがおすすめです。
たとえば、ロレックスの腕時計は人気が高いため、機能性に多少問題があっても、高額で買い取ってもらえる可能性があります。
さらにオーバーホールを行っていれば、買取価格がさらにアップすることも。
うれしい臨時収入につながるかもしれないので、この機会にぜひ売却もご検討ください。
なお、MARUKAには時計専門の鑑定士が在籍しています。
そのため、安心して腕時計の無料査定をご利用いただけます。
ロレックスの腕時計における買取実績も豊富なので、
どうぞお気軽にお問い合わせください。

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