サファイアの価値は色によって違う!買取価格に大きく影響するポイントを解説|ブランド高価買取・高く売るならMARUKA(マルカ)へ

公開日:2023年03月24日
サファイアルース

サファイアは世界4大宝石の一つにも数えられている、美しい輝きを誇る宝石です。
9月の誕生石としても知られており、カラーバリエーションが豊富なこともあって、年代を問わず多くの方から愛されています。
サファイアがあしらわれたアクセサリーを所持しているのならば、その価値を知りたいと考えている方もいるでしょう。

一般的にサファイアはカラーストーンの一種と呼ばれており、ダイヤモンドよりも査定するのが難しいと言われています
また、サファイアはクオリティの他にも色や産地によっても価値が異なるでしょう。
そのため、サファイアの価値に関する情報を集めても、どれくらいの値段がつくのかわからない方も少なくありません。
そこで今回は、サファイアを査定する際にチェックする、価値を決めるポイントについて詳しく解説していきます。

サファイアはどんな宝石?ルビーとの意外な関係

サファイアルース
サファイアは鉱物的なくくりとしては、酸化アルミニウムを主成分とする「コランダム」に属する宝石です。
同じコランダムに属する代表的な宝石として、ルビーが有名です。
コランダムそのものは無色透明であるものの、結晶を構成する一部が他の成分と入れ替わることによって、色味を帯びていきます。
コランダムの中でも、赤く発色したものがルビーと呼ばれていて、それ以外のカラーは全てサファイアのくくりに入ります

代表的なカラーバリエーションはブルーで、サファイアといえばブルーをイメージする方も多いでしょう。
その他にもピンクやグリーン、イエロー、パープル、オレンジなどさまざまな色があります。
サファイアはカラーストーンの仲間で、一部では高額にはなりにくいとも言われているようです。
しかし、カラーストーンの中でもサファイアは非常に人気があるため、品質の高い石であれば、ダイヤモンドに負けないほどの高値で取引されることも珍しくありません

サファイアの価値を決める最大のポイントはカラー

サファイアルースサファイアの価値を決めるポイントは複数あるものの、その中でも最も重要なのが「カラー」です。
数あるサファイアのカラーの中で、最も価値が高いのが青色です。
ブルー・サファイアとも呼ばれており、その中でもロイヤルブルーとコーンフラワーブルーと呼ばれているカラーは人気があり、高値で取引されています。
とくにコーンフラワーブルーは若干青みがかった柔らかなブルーで、ロイヤルブルーよりもさらに価値が高い傾向があるようです。
その他にも、イエローサファイアの中では金色が強く見えるゴールデンサファイアも高い評価を受けています。
そして、パパラチャサファイアと呼ばれるオレンジとピンクの中間の色は希少性が高いため、コーンフラワーブルーよりも高値がつくこともあるでしょう。

サファイアは基本的にブルーの価値が最も高い一方で、採掘量が少ないレアなカラーリングであったり、絶妙な美しい色合いであったりする場合には、高評価を受けるケースも珍しくありません
そのため、サファイアはダイヤモンドとは違って国際的な基準がなく、鑑定士によって査定額が異なるケースもあります。


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カラー以外でサファイアの価値を決めるポイント

サファイアネックレスサファイアはカラー以外にも価値を決めるポイントとなる箇所があります。
他の宝石ではあまり重視されない点も、サファイアでは価値を左右するポイントになるようです。
もし手元にサファイアがあれば、カラー以外にもこれらのポイントをチェックしてみましょう。

サファイアの価値を決めるポイント①:透明度の高さ

サファイアだけに限らず、宝石の透明度を示す言葉として「クラリティ」があります。
クラリティが高いと評価を受けているサファイアは、内包物と呼ばれるインクルージョンや傷が少ないということになるでしょう。
基本的に宝石は、インクルージョンがない方が価値が高くなります。
しかしサファイアに関してお話すると、棒状のインクルージョン(ルチル)がまるで光の筋のように入っていることもあるようです。
このスター状の筋が現れているサファイアは「スターサファイア」として扱われ、価値が高くなります。

サファイアの価値を決めるポイント②:宝石の大きさ

他の宝石と同じように、サファイアも大きい方が価値が高くなります
宝石の重量の単位を「カラット」と呼び、1カラットは0.2グラムに相当します。
ダイヤモンドを含むその他の宝石では、10カラットは気軽に購入できる価格ではなくなるでしょう。
しかし、サファイアは大粒なものが多い特徴があり、中には20カラットを超えるものも存在しています。
大きいサファイアはそれなりの価値がつく一方で、その他の要素が優れていれば、小さなサファイアでも高額で取引されることがあるでしょう

サファイアの価値を決めるポイント③:熱加工の有無

サファイアは加熱処理をされると色味が深くなる特徴があります。
そのような事情もあって、市場に流通しているほとんどのサファイアは、加熱処理されているのです。
加熱処理をされているからといって、サファイアの価値が大きく下がるということはありません。
ただし、拡散加熱処理と呼ばれる着色を目的とした処理がされているケースでは、価値が低くなることもあるので注意しましょう
また、稀に加熱処理をされていないサファイアも存在しており、通常よりも高値で取引されます。

サファイアの価値を決めるポイント④:産地

他の宝石には見られないサファイアの価値を決めるポイントとして「産地」があります。
とくにブルーサファイアでは、この産地が価値を大きく左右するでしょう。
サファイアは世界各地の高山から採掘されているものの、産地によってカラーやクオリティが異なります。
当然美しくクオリティの高いサファイアは価値が高くなるため、自然と人気の産地も決まってくるというわけです。
実際に査定を受けるサファイアのクオリティにもよりますが、おおよそ下記の順番で価値が高くなっていきます。

1位:カシミール
2位:ミャンマー
3位:スリランカ
4位:パイリン
5位:モンタナ
6位:カンチャナブリ
7位:ナイジェリア
8位:オーストラリア

この産地によってどれくらいの価値が異なるのかと言うと、最高品質と評価を受けたオーストラリア産サファイアとカシミール産のサファイアの価値を比較してみると、100倍近い価格の差が生まれることも珍しくありません
カシミール産サファイアの価値が高いのは、発色のために加熱処理を加えなくても、ありのままの自然な状態で美しく輝くことが理由です。
別名では「カシミールサファイア」と呼ばれており、柔らかで儚げな色合いが特徴で、ハイブランドのアクセサリーにも使用されています。
人気が高いものの、残念ながらカシミール産のサファイアはほとんどが掘り尽くされてしまったと言われています。
そのため、ますます価値が高まっているようです。

サファイアの正確な価値を知りたいのであればプロの鑑定士に依頼する

サファイアの指輪サファイアはブルーの色合いが最も価値が高いと言われています。
しかし、他のカラーバリエーションであっても、その色合いが美しければ高値がつくこともあるでしょう。
サファイアはダイヤモンドの「4C」のように、世界共通の査定ポイントがないこともあって、非常に鑑定が難しい宝石でもあります。
そのため、サファイアの査定を受けたいときには、プロの鑑定士に依頼することが大切です。

MARUKA(マルカ)では資格を保有したプロの鑑定師が在籍しています。
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