ダイヤモンドが傷ついたらどうする?傷やヒビの対処法|ブランド高価買取・高く売るならMARUKA(マルカ)へ

公開日:2022年10月18日

ダイヤモンドに関する基礎的な知識として、硬い鉱物であるということを知っている方も多いでしょう。
中にはダイヤモンドは非常に硬いため、砕けたり傷がついたりすることはないと考えている方もいるかもしれません。
しかし、実際にダイヤモンドは柔らかな素材ではないものの、傷つくケースも決して珍しいことではなく、扱いには注意が必要です。
今回は傷ついたダイヤモンドの価値や修復する方法について、詳しくお話していきましょう。

ダイヤモンド買取価格シミュレーター

ダイヤモンドとは一体どんな鉱物なのか

「ダイヤモンドってどんな鉱物?」と聞かれると、「美しい」「頑丈」といったキーワードが頭に浮かぶ人は多いのではないでしょうか。
とくに耐久性についての認識については、よほど強い衝撃を与えなければ問題ないと認識している方もいます。
しかし、実際にダイヤモンドの性質を見てみると、一定の条件では傷つきますし、欠けたり砕けたりしてしまうケースもあるのです。
ダイヤモンドはどのようなときに傷や欠けが発生するのか、ご説明しましょう。

ダイヤモンドは傷つくこともある

ダイヤモンドの硬さを表すものに、「モース硬度」という数字があるのをご存知でしょうか。
鉱物にはそれぞれモース硬度が割り当てられており、ダイヤモンドは「10」です。
この10という数字はもうモース硬度の中でも最高値になっており、非常に硬い性質を持っていることを表します。
そのため、普段使いするリングに使用されていても、目立った傷がつくようなことはほとんどないかもしれません。
しかし、このモース硬度が10と最高値だったとしても、絶対に傷がつかないわけではないのです。
例えば同じ硬度を持つダイヤモンド同士がぶつかってしまうと、両方に傷が生じる可能性が高まります。
頑丈なダイヤモンド同士がぶつかるため、双方に傷がついてしまうのです。
そのため、ダイヤモンドを施したリングを、複数重ね付けして楽しんでいる場合は注意が必要です。

一定の方向からの衝撃には弱い

ダイヤモンドの取り扱いで注意したいのが、一定の方向から大きな力が加わらないようにすることです。
一定の方向から大きな力が加わることにより、ダイヤモンドに傷がつくというよりも「ヒビは入る」「割れる」といった、さらなる深刻なダメージを招くことにつながります。
これはダイヤモンドが持っている、「へき開面」という特徴によるものです。
ダイヤモンドを構成している原子の配列を見てみると、一定方向に結合が弱い部分が存在しています。
この弱い部分に強い力が加わってしまうと、少しの力でダイヤが大きく割れるといったトラブルを起こす原因になるでしょう。
一定方向から強い衝撃を加えるという状況は、例えばダイヤモンドを施したリングを指にはめていて、どこかにぶつけてしまった……など、日常でも大いに起こり得ます。

Check Point!
  • ダイヤモンドは基本的に頑丈で、傷つきにくい
  • しかし、傷つかないわけではない
  • どこかにぶつけただけでも割れることがあり得る

傷のついたダイヤモンドは買取価格に影響します。

気づいたらダイヤモンドに傷がついていたり、欠けが発生していたりといったトラブルは多々あるものです。
そういった傷のついたダイヤモンドは、ダメージが少なくても、残念ながら買取価格に影響を及ぼすでしょう。
また、買取店に持ち込んでから、傷やダメージ気づくケースも珍しくありません。
傷ついたダイヤモンドの買取について、詳しくお話していきます。

傷ついたダイヤモンドは買取価格が下がる

ダイヤモンドについた傷や欠けについては、小さなダメージであっても、残念ながら買取査定額に大きな影響を及ぼすでしょう。
とくにダイヤモンドを施したアクセサリー類を日常使いしていると、見た目は美しくても実際には無数の傷がついていることもあるようです。

ダイヤモンドは見た目の美しさが大いに評価されます。
ひとつの完成品のような存在であり、気になるマイナス点があれば、その結果が査定額に影響を及ぼすというわけです。
ただし、そういった傷がついてしまったダイヤモンドも、価値がゼロというわけではありません。
小さな傷程度であれば、宝飾品のリペアを行っている業者に依頼することで、修理が可能なこともあるでしょう。
日常使いしているダイヤモンドの傷が気になるときは、早めに修理を検討してみましょう。

ダイヤモンドは購入前から傷ついている可能性もあるので注意が必要

ダイヤモンドは傷つきにくい硬い鉱物ため、すぐに見てわかるような傷や欠けが発生するケースはそう多くはありません。
そのため、ダイヤモンドを購入する際に、ついダメージを見落としてしまいがちです。
とくに美しいカッティングが施されたダイヤモンドの場合は、素人が少し見ただけでは傷の有無に気づくことができないでしょう。

そのようなときに役立つのが鑑定書です。
ダイヤモンドに傷がある場合には、鑑定書にその旨が記載されています。

ダイヤモンドは天然の鉱物だからこそ、少なからず傷が残っているパターンも珍しくありません。
また、鑑定書に傷に関する記載がなされていても、必ずしも価値が低いダイヤモンドであるというわけではないのです。

内部の傷に関しても、証明書に記載されているクラリティを確認することで判断が可能です。

傷を消す方法として再カットがある

ダイヤモンドについてしまった傷を目立たなくする方法として、再カット(リカット)があります。
再カットとは、研磨され、カッティングされた宝石を再度カットする方法です。
専用の機械を用いて作業をし、傷のついたダイヤモンドを蘇らせてくれるでしょう。
その他にも透明度を高め、輝きを取り戻すといった効果もあり、傷がついた状態のまま保管しているよりも価値が高まる可能性があります。

ただし、再カットはダイヤモンドの傷を修復するのではなく、周りを削って凹みを直す作業です。
そのため、傷の深さによってはカラットが小さくなる可能性があります。
また元のカラット数が小さいと、再カットが難しいと判断されるケースもあります。
再カットを希望するのならば、ダイヤモンドのリペアを行っている業者に問い合わせをしてください。

もし、傷ついたダイヤモンドを手放したいのであれば再カット前に査定で買取価格を確認するというのも有効です。
査定額がこちらの想定よりも高い場合、再カット後に売却するよりも高額で取引できる可能性があります。

再カットにかかるコストも考えると、細かい傷程度ならばむしろ何もせずに売却したほうが利益が得られる可能性もあります。
MARUKAではプロの鑑定士がきちんと鑑定させていただくため、正確なお値段で買取額を提示させていただきます。
Check Point!
  • 傷ついたダイヤモンドは価値が下がる
  • 鑑定書があれば、前からついていた傷かどうかを確認できるため買取価格に影響しない
  • 傷を消す方法として再カットがあるが、カラット数が下がるほどの再カットは買取額に影響することも

普段からダイヤモンドを傷つけないことが大事

傷ついたダイヤモンドを修復する方法として、傷の凹みを直す「再カット」があるものの、最初から傷がつかないように扱うのがいちばんです。
ダイヤモンドは硬い素材だからこそ、日常生活で少し気を付けるだけで、いつまでも美しい輝きを維持できるでしょう。
それではダイヤモンドを扱うにあたって、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。

ケースで個別に保管しよう

手持ちのダイヤモンドと他の宝石を同じケースで保管していると、ふとした拍子にぶつかり合い、傷が生じるリスクがあります。
ダイヤモンドを保管する際に、見やすさから大きなジュエリーケースを使用している方もいますが、できるだけ個別に保管するようを心がけてください。
そうすることでダイヤモンドだけでなく、他の宝石類の価値も維持することにつながるでしょう。
大きなジュエリーケースを使うのならば、個別に仕切りの入ったタイプを使用することをオススメします。

お手入れはジュエリー専用のクロスで

ダイヤモンドに限らず宝石類は美しい輝きを保つため、定期的なお手入れが大切です。
その際には、ジュエリー専用のクロスで拭くことをオススメします。
ジュエリー専用クロスは他の布地と違い、柔らかく傷つく心配のない特別な素材でできているものです。

一般的なタオルやガーゼのような素材では、少なからず傷つく恐れがあるので、使用は避けてください。
また、ジュエリー専用クロスは力を入れなくても汚れをしっかりと落とせるメリットがあるため、ダイヤモンドに大きな力をかける必要もありません。

傷ついたダイヤがあった場合、MARUKAにご相談ください

ダイヤモンドを傷つけてしまうと、価値がないのではないか……と思ってしまいがちです。
そんなときには、ぜひMARUKA(マルカ)にご相談ください。
MARUKAには、ダイヤモンドグレーディングシステムを構築した米国宝石学会のプロフェッショナル資格であるGIA.G.G.取得者が在籍しており、正確かつ迅速にあなたの大切なダイヤモンドの価値を見極めます。
また、傷だけでなく、割れや汚れのあるダイヤモンドも、写真を送るだけで売れるかどうかが分かるLINE査定も実施しています。
他店では買取不可のダイヤモンドでも、MARUKAでは買取可能かもしれません。
興味のある方は以下のボタンよりLINE査定のお申し込みを。

Check Point!
  • ダイヤモンドは普段から傷つかないように保管することが大事
  • 個別に保管し、専用の道具で普段からお手入れを
  • 不要だと判断したら早めに買取してもらうのがおすすめ

まとめ

ダイヤモンドは非常に硬い鉱物であるため、傷がつきにくい宝石ではあります。
しかし、ダイヤモンド同士がぶつかれば傷が生じたり、弱い方向に力が加われば割れたりするリスクもあるでしょう。
そのような傷ついたダイヤモンドは、再カットをすることで美しく蘇らせることは可能である一方で、大切な石を削ることになります。
普段からダイヤモンドが施されたアクセサリー類の扱いには気をつけ、いつまでも美しい状態を保つよう心がけましょう。

MARUKAでは、ダイヤモンドの高価買取を行っています。
小さなダイヤモンドも傷ついたダイヤモンドも、LINEで写真を送っていただければ売れるかどうかすぐにお答えさせていただきます。

また、買取価格シミュレーターもございますので、大まかな価格も割り出し可能です。
もし、お手元に不要なダイヤモンドがございましたら、ぜひ一度査定額をお確かめくださいませ。

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