オメガシーマスターのアンティークモデルの特徴を年代別でご紹介!|ブランド高価買取・高く売るならMARUKA(マルカ)へ

公開日:2021年08月21日

世界中の多くの方を魅了してやまないオメガのシーマスター。
なかでもアンティークが高い注目を集めており、シーマスターは製造された年代別でさまざまな特徴があります。
そこで今回は、シーマスターのアンティークモデルの特徴を年代別で紹介するほか、基本の手巻き・自動巻き機能やアンティークが人気を集めている理由などについてまとめています。
また、購入する際に知っておきたい注意点も解説しているので、
ぜひ参考にしてみてください。

オメガのシーマスターとは?
アンティークモデルの特徴を
年代別でご紹介

オメガのシーマスターとは、
防水性のケースを用いたダイバーズモデルのことを指します。

最初にシーマスターが誕生したのは1948年。
このときはまだ高い防水性を備えておらず、日常生活用強化防水クラスでした。
それから1957年になると、現在多くの方がイメージする防水性の高いダイバーズウォッチのシーマスターが登場したのです。
1970年代には海底油田探査でシーマスターが採用され、
深海250mを耐え抜いています。

さらに、世界記録となる101mの素潜りに成功したときにダイバーが身に着けていたのもシーマスターといわれています。
このように、シーマスターは誕生以来さまざまな場面で活躍している人気モデルです。
そこで、今もなお多くの方々を魅了するシーマスターのアンティークモデルの特徴を年代別で紹介します。

50年代

初代のシーマスターは、Cal.343(340系)やCal.350(350系)のムーブメントを搭載しています。
340系はスモールセコンドとなっており、秒針だけが独立しているデザインです。
文字盤上で「時針・分針」と「秒針」の2つに分かれており、視認性を確保しやすいのが特徴です。
一方で、350系はセンターセコンドとなっており、秒針がダイアルの中心に配置されているデザインです。
現在の腕時計のほとんどが、このセンターセコンドとなっています。
1955〜1957年に製造されたシーマスターでは、
秒針の先端が丸まったロリポップ針を採用。

見た目が棒飴のようなことから、海外では「ロリポップハンド」と呼ばれています。
わずか3年間の生産であるため、希少価値が高いモデルです。
50年代後期に製造されたシーマスターは、秒針の先端が尖った形へと変わり、実用性に優れているのが特徴です。
前期に比べると希少価値は少し下がってしまいますが、多くの方から高い人気を誇っているので需要が高いモデルといえます。

60年代

60年代のシーマスターには、自動巻きのムーブメントが採用されています。
オメガでは多くのムーブメントを自社開発しており、とくに60年代に開発されたムーブメントは「工芸品」としての価値がつくほどたくさんの魅力が詰まっています。
このほか、60年代のシーマスターは装飾を省いているため、シンプルなデザインに仕上がっているのが特徴です。
洗練された外観がアンティークならではの上品さを感じさせてくれます。

70年代

70年代のシーマスターは、自動巻きのムーブメントを搭載したモデルがほとんどです。
60年代に比べてデザインがより一層洗練され、文字盤がきれいなのが特徴。
また、ケースは厚みが増しカレンダー機能も少し大きくなったので実用性に優れたモデルが増えてきました。
そんな70年代のシーマスターは、カラフルで個性的なデザインも続々と誕生しています。

どう違う?
オメガシーマスターの
手巻き・自動巻き機能

オメガのシーマスターには、手巻き・自動巻きのムーブメントが採用されていますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。

手巻き

手巻きは、文字盤の「3」の隣にあるリューズ(竜頭)を操作してゼンマイを巻き上げ、時計の針を動かします。
ゼンマイを巻き上げてから時間が止まるまでの持続時間(パワーリザーブ)が少ないため、定期的にリューズを操作しなければなりません。
しかし、手巻きの場合は腕時計を装着する前にリューズを操作するので、時計を見る時間が多くなります。
これにより、腕時計の不具合に気づきやすくなるというメリットがあります。
また、リューズを操作することによって固着を防ぐことも可能です。
アナログ感を楽しめて愛着が湧きやすい手巻きですが、注意点もあります。
それは、「巻き止まり」です。
手巻きは、ゼンマイがすべて巻き終わるとそれ以上は手巻きができないようになっています。
これを巻き止まりといいますが、モデルによっては巻き止まりがありません。
そうすると、いつまでも手巻きできる状態になってしまうので、
巻き過ぎてしまう恐れがあります。
巻き過ぎるとゼンマイが切れてしまい、内部破損を引き起こしてしまうので手巻きの際には十分に注意しましょう。

自動巻き

自動巻きは、ローター(回転錘)の回転により
自動で巻き上げて時計の針を動かします。

そのため、手巻きのように自分で巻き上げる必要がありません。
また、自動巻きは時計を着けている腕の所作でローターを巻き上げるので、装着していれば時間が止まってしまうこともほとんどないでしょう。
ただし、そんな自動巻きにも注意点があります。
1つ目が「腕の動きが少ないと巻き上がらない」ということ。
腕の所作で巻き上げる自動巻きは、動きがないと判断されると当然のことながらローターが回転しません。
これにより、時計が止まってしまうのです。
しかし、自動巻きのほとんどは手巻きにも対応しているので、巻き上げが足りない場合はリューズを操作して時計の針を進めることもできます。
この場合、手巻きと同じく巻き過ぎには注意しましょう。
2つ目が「激しく振らないこと」です。
動きを増やしてローターを回転させようと時計を激しく振ってしまうと、故障の原因につながってしまいます。
仮に、巻き上げが不足している場合はリューズで対応するとよいでしょう。

オメガシーマスターの
アンティークが人気の理由

オメガのシーマスターは、現行モデルのみならずアンティークにも注目が集まっています。
では、なぜアンティークが人気を集めているのでしょうか。その理由を以下にて紹介します。

ほかと被りにくい

現行モデルの場合は、世界中でたくさん販売されているので購入したときに他の方と被ってしまうことがあります。
その点、アンティークであれば、生産が終了している製品がほとんどです。
これにより、ほかと被ってしまうことがほとんどないといえるでしょう。
また、シーマスターのアンティークはレトロ感があるのも魅力のひとつ。
デザインによっては個性を出すこともできるので、その点もアンティークが選ばれている人気の理由といえます。

適したサイズ感

オメガのシーマスターの現行モデルは、大きめのフェイスで視認性が高いのが特徴です。
しかし、人によっては大きくてサイズ感が合わないことも。
しかし、シーマスターのアンティークは小ぶりなフェイスが多いので、サイズ感がぴったりです。
これにより、腕に馴染んで見栄えや使い勝手が悪くなってしまうこともないでしょう。

オメガシーマスターのアンティークは
安い?知っておきたい注意点

オメガシーマスターのアンティークは、
比較的リーズナブルな価格で購入できる時計もあります。
これにより、アンティークを購入する方も少なくありません。
しかし、オメガシーマスターのアンティークは偽物やコピー品が市場に出回っている可能性もあるので、購入の際には注意しなければなりません。
たとえば、「オーバーホール済み」と記載されていても明らかに破格な値段であった場合は、偽物の可能性があります。
なぜなら、オーバーホールは安くても数万円はするので、それよりも下回る金額で販売されることはないからです。
また、オメガのシーマスターに限らずアンティーク時計は「リダン」することもあります。
リダンとは、文字盤を修復しきれいな状態にすることを意味します。
メーカー以外で実施されたリダンはオリジナルとして評価されなくなってしまいます。
そうするとメーカーでの修理もできなくなってしまうので、「リダン済み」には十分に注意しましょう。
とくに、オメガシーマスターのように人気のモデルは偽物やコピー品などが多い傾向にあるので、購入する前に本物かどうか確かめておくことが大切です。

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オメガのシーマスターは、年代別によってそれぞれ特徴があります。
デザイン性や機能性ともに年代によって変化しているため、アンティークを選ぶのであれば年代別の特徴を押さえておくとよいでしょう。
そうすることで、自分の好みに合うシーマスターと出会えるはずです。
もし、「すでに所有していて使わない」という場合は、アンティークは需要が高いので買取に出すのも一案です。
MARUKA(マルカ)では、オメガシーマスターの腕時計の高額買取を実施しています。
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