スタールビーの魅力と偽物の見分け方を徹底解説!|ブランド高価買取・高く売るならMARUKA(マルカ)へ

公開日:2021年06月20日

赤色で美しい輝きを放つルビーのなかには、さらに神秘的な六条の光を放つ「スタールビー」があります。
光の屈折によって星の模様に輝きを放つのが特徴で、
多くの方を虜にしている宝石のひとつ。
そんなスタールビーには、偽物が市場に出回っていることもあります。
所持しているスタールビーが本物かどうか確かめておくようにしましょう。
そこで今回は、スタールビーとはどのような宝石かをはじめ、価値や偽物の見分け方についてご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。

 

スタールビーとは

スタールビーとは、光を当てると表面に星の形をした輝きが出現するルビーのことです。
どの宝石にも同じような輝きが現れるわけではなく、スタールビーには「シルク」と呼ばれる針状のルチル結晶が含まれています。
このシルクに光があたることによって美しい六条の光を放つため、とても珍しい宝石となっています。

 

スタールビーの外観

スタールビーは、鮮やかな赤色が特徴の宝石です。
そもそもルビーは、コランダムと呼ばれる鉱物の一種。
このコランダムにクロムという元素が含まれていることによって、鮮やかな赤色になります。
コランダムに含まれるクロムが多いと色はさらに濃くなり、反対に少ないとピンク色になります。
そのため、ピンク色をしたコランダムは「ピンクサファイア」になり、ルビーとは別物になるのです。
このほか、スタールビーにはカボションカットというカット法が採用されています。
宝石を半球形に整えて研磨する方法で、このカット法でなければ光の屈折がうまくいかず、スタールビーの美しい六条の光は現れません。
そのため、スタールビーは半球形をしているのが特徴です。

 

スタールビーの歴史

スタールビーが発見されたのは、20世紀に入ってからといわれています。
そもそもルビーが商業用に研磨され始めたのが15世紀後半となっており、それから20世紀に入るまで誰にも発見されずにいました。
インドの研磨師がスタールビーの存在に気づいたことにより、そこから世界中に広がったといわれています。

 

スタールビーの誕生石と意味史

スタールビーは、7月の誕生石です。
石言葉には「カリスマ性の向上」「情熱を持って前進する」という意味が込められており、よりよい人間関係を築く力が秘められています。

 

スタールビーの価値

スタールビーは、とても希少性の高い宝石です。
というのも、コランダムに含まれるクロムの含有率はごく僅かなため、鮮やかな赤色をしているルビーそのものがとても珍しいものになるからです。
そのうえ、シルクが含まれたスタールビーは、より希少性が高くなります。
では、希少価値の高いスタールビーの相場はいくらくらいになるのでしょうか。

 

スタールビーの買取相場

スタールビーの相場は一概にはいえませんが、たとえば4.88ctであれば24,000〜96,000円程度です。
なぜ、金額に開きがあるのかというと、ルース(裸石)もしくは宝飾品、カラット数や品質の評価ランク、産地、買取店などによって異なるからです。
仮に、スタールビーを売却する際ルースでなく、宝飾品であった場合はその分の素材の費用もプラスされるようになります。
カラット数に関しては、スタールビーだけに限りませんが数字は大きくなればなるほど価格も上昇する傾向にあります。
このほか、品質の評価に関しては主に「カラー」「クラリティ」「輝き」「アステリズム効果」の4つが対象です。
カラーは色合いを示す要素で、色味が深いほど高価になります。
ただし、赤みが深すぎるものは黒みが混ざっている可能性もあり、この場合は価値が下がってしまうため注意しましょう。
クラリティは透明度を示す要素で、不純物が少ないものほど希少性が高くなります。
輝きに関しては、シルクの光の度合いを示す要素です。
流通しているスタールビーは、輝きが弱いものがほとんど。
そのため、シルクの輝きが強いと希少価値は高くなります。
アステリズム効果は、六条の光の美しさを示す要素です。
これらを総合的に評価し、品質に優れているものほど希少性は高くなります。
さらに、スタールビーは産地によっても買取額が変動します。
たとえば、ミャンマーは最良質ルビーの産地といわれており、品質や美しさなどの評価が高くなっています。
このように、スタールビーはさまざまな要素によって買取額が変わってくるため、標準相場が存在しないのです。
なお、上述した相場はあくまでも一例になるので、必ずしもその金額で買取してもらえるわけではありません。
所有しているスタールビーが「どのくらいの買取額になるのか知りたい」という場合は、買取専門店に査定を依頼するとよいでしょう。

 

スタールビーの偽物の見分け方とは?

Macro view of silver or white gold ring with red gem and diamonds on wooden background

スタールビーのなかには、残念なことに偽物が市場に出回っている可能性もあります。
そのため、所有しているスタールビーが本物か偽物か不明な場合は、以下の3つのポイントをチェックしてみるとよいでしょう。

 

不自然なほどスターがはっきりしている

スタールビーが偽物かどうかを判断する1つ目のポイントが「不自然なほどスターがはっきりしているか否か」です。
もちろん、偽物のスタールビーすべてがはっきりしているわけではありません。
なかには精巧に作られ、本物と見分けがつきにくいものもあります。
しかし、偽物の場合は不自然なほどスターがはっきりしているケースがほとんどです。
一方で、本物のスタールビーはスターがぼんやりと見えます。
そのため、本物と偽物を見極める際は、スターの見え方を確認するとよいでしょう。

 

本物特有の冷たさがない

2つ目の見分け方のポイントには「本物特有の冷たさがない」という点があげられます。
本物のスタールビーは、手に持つとひんやりとした冷たさが感じられます。
これはスタールビーだけでなく、ほかの宝石にも該当します。
反対に、偽物の場合は本物の鉱物を使用しているわけではないので、
冷たさを感じません

そのため、偽物かどうかを確かめる際は、手に持って冷たさを感じられるか確認してみるとよいでしょう。

 

ルース(裸石)の裏面が平らになっている

3つ目が「ルースの裏面が平らになっているかどうか」です。
本物のスタールビーは先述したように、カボションカットで半球形に整えられています。
そのため、裏面が平らになっていることはありません。
しかし、偽物の場合は裏面が平らになっているものがほとんどです。
宝飾品の場合はほかの金属にセットされているので確認しにくいものの、ルースであれば比較的判断しやすいポイントになります。
裏面が平らになっていないか確認し、偽物かどうかを見分けるとよいでしょう。

 

スタールビーの買取なら
MARUKA(マルカ)がおすすめ

宝石の女王と呼ばれるルビーに、さらに神秘さをプラスしたのがスタールビーです。
光を当てることによって美しい六条の光を放ち、ジュエリーとして身に着けることで華やかな雰囲気を演出してくれます。
そのため、多くの方に長年愛され続けている宝石となっています。
そんな魅力の多いスタールビーには、残念ながら偽物も存在します。
もし、手持ちのスタールビーが「本物か確かめたい」という場合は、今回ご紹介した見分け方のポイントを参考に、ぜひチェックしてみてください。
また、判断が難しい場合は、買取専門店に査定を依頼するのもおすすめです。
MARUKA(マルカ)では、スタールビーの査定を無料で実施しています。
宝石鑑定有資格者がお客さまの大切なスタールビーをしっかりと査定いたしますので、安心してご利用いただけます。
また、スタールビーの買取も実施しているため、「売却しようか悩んでいる」という方もぜひこの機会にご利用ください。

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