エルメスのバーキンはなぜ高いの?その5つの理由を解説!

エルメスのバーキンはなぜ高い?高価な理由や資産価値を解説

「エルメスのバーキンって、なぜあんなに高いの?」

「200万円超えの価値は本当にあるの?」

バーキンが高い理由は、以下の通りです。

バーキンが高い5つの理由
  • 職人が1つずつ手作りしている
  • 高級素材を使用している
  • エルメス自体のブランド価値が高い
  • 世界的に需要が高い
  • 中古市場でも価値が落ちにくい

定価は2026年2月の改定でバーキン25が約201万円、バーキン30が約223万円となり、20年前と比較すると2倍以上にまで値上がりしています。

今回は、「バーキンが高い5つの理由」や「最新の定価・買取相場」「資産価値の高さ」などについて詳しく解説していきます。

バーキンの購入を検討している方や、お手持ちのバーキンの売却を考えている方は、ぜひ最後まで参考にしてください。

監修者

有限会社 疋田 (ブランド買取MARUKA)代表取締役社長
疋田 忠(ひきだ ただし)

資格

終活カウンセラー協会 上級カウンセラー
遺品整理士
C.G.J.宝石鑑定士
宅地建物取引士
ファイナンシャルプランナー 2級

経歴

京都で昭和28年に創業された質舗マルカの三代目として現在ブランド買取店MARUKAを京都・大阪・東京・神奈川で合計7店舗運営する有限会社疋田の代表取締役社長。
自身も店頭に立ち買取をおこなうだけでなく積極的に終活・生前整理のセミナー、イベント等で講師としても活動。築地本願寺にて「終活フェア」を行うなど、自社開催の講演会なども積極的に行い、「失敗しない生前整理」の啓もう活動に努めています。

オールドエルメス
目次

エルメスのバーキンとは?

バーキン30

エルメスのバーキンとは、1984年に誕生したエルメスを代表するハンドバッグです。

項目内容
誕生年1984年
ブランドエルメス(HERMÈS、1837年創業)
サイズ展開25・30・35・40など
主な素材トゴ

トリヨンクレマンス

エプソン

クロコダイル

オーストリッチなど

エルメスはもともと1837年にフランスで馬具工房として誕生したブランドで、ナポレオン3世やロシア皇帝などを顧客に持つ王族御用達の歴史を誇ります。

その革加工技術が結実したのがバーキンで、世界中のセレブから一般のファッション愛好家まで、幅広い層に愛用されています。

40年以上経った今もデザインがほとんど変わらず、時代を超えて愛され続ける名作だからこそ、「一生モノ」と呼ばれる存在になっているのです。

名前の由来

バーキンという名前は、イギリス出身の女優・歌手であるジェーン・バーキン氏の名前から取られています。

なぜ彼女の名前が付けられたかというと、当時のエルメス5代目社長であるジャン=ルイ・デュマ氏とジェーン・バーキン氏との偶然の出会いが、このバッグ誕生のきっかけになったためです。

具体的には、1983年にパリ発ロンドン行きの飛行機の中で2人は隣同士の席になりました。

ジェーン・バーキン氏は当時、籐で編まれたバスケットに無造作にたくさんの荷物を詰め込んで持ち歩いており、機内で中身を落としてしまったと言われています。

その様子を目撃したデュマ氏が「荷物を整理しやすい理想のバッグを作りましょう」と提案したことが、バーキン誕生のきっかけです。

その後、ジェーン・バーキン氏の要望を反映した特注バッグが製造され、彼女に贈呈されました。

この特注品をベースに商品化されたものが、現在のバーキンとして世に出ています。

MARUKAでは、バーキンの買取を
強化しております!
売却前に査定額だけ知りたい方も、
LINE査定にてお問い合わせください!
最短30秒で目安の査定額を
ご提示させていただきます。

バーキンの定価と市場価格

バーキンの価格はサイズや素材によって大きく異なり、年々上昇を続けています。

ここでは正規店での定価、中古市場での価格、そして過去から現在までの価格推移を紹介します。

バーキンの定価

バーキンの定価は、サイズと素材によって約200〜400万円を超えるものまで幅広くあります。

エルメスは毎年のように価格改定を実施しており、2026年2月にも最新の値上げが行われました。

サイズ素材定価
バーキン25トゴ/エプソン2,013,000円
バーキン30トゴ/エプソン2,233,000円
バーキン30オーストリッチ4,200,000円
バーキン35トゴ約2,300,000円
バーキン40トゴ約2,400,000円

クロコダイルやオーストリッチなどの希少素材になると、400万円を超えるモデルも珍しくありません。

エルメスの正規店でも、誰でも気軽に買える価格帯ではないことが分かります。

バーキンの中古市場価格

バーキンの中古市場価格は、状態や人気カラーによっては定価を大きく上回るのが特徴です。

これは、正規店での入手が困難なため、すぐに欲しい人が中古市場に集中し、需要が供給を上回っているからです。

バーキンの中古市場の価格
  • バーキン25(新品同様・人気色):約400万〜450万円
  • バーキン30(新品・ブラック):約340万円前後
  • バーキン35(中古・人気色):約150万〜250万円
  • ヒマラヤバーキン:約1,500万〜2,000万円

特にブラック、エトゥープ、ゴールドといった定番カラーは需要が高く、未使用品なら定価の1.5〜2倍で取引されるケースもあります。

中古でも価値が落ちにくいのが、バーキンの大きな魅力です。

バーキンの価格推移

バーキンの定価は、誕生以来一度も下がることなく上がり続けています。

原材料費や人件費の高騰、円安、世界的な需要の増加が重なり、毎年のように値上げが行われているからです。

バーキン30(トゴ素材)の価格推移を以下にまとめました。

時期定価の目安
2000年頃約90万円
2015年頃約120万円
2023年約140万円
2025年約200万円
2026年2月約223万円

20年前と比較すると、定価は2倍以上に値上がりしている状況です。

特に2023年以降は値上げペースが加速しており、円安の進行やコロナ禍による生産制限の影響で、毎年のように改定が続いています。

今後もこの傾向は続くと予想されています。

エルメスのバーキンが高い5つの理由

エルメスのバーキンが高い5つの理由

バーキンが高い理由は、単なるブランド料ではなく、製造工程や素材、ブランド価値などが複合的に絡み合っているためです。

ここでは5つの理由を、詳しく解説していきます。

1.職人が1つずつ手作りしている

バーキンが高い1つ目の理由は、熟練の職人が1つずつ手作業で仕上げているからです。

なぜ手作業にこだわるのかというと、エルメスが品質を最優先するブランドとして、機械による大量生産を行わない姿勢を守り続けているためです。

バーキンの製造工程の特徴
  • 1人の職人が、最初から最後まで一貫して1つのバッグを仕上げる
  • 裁断、縫製、仕上げのすべての工程が手作業
  • 1つのバッグの製作に数十時間〜数日かかる
  • 1人の職人が1ヶ月に作れるバーキンは10個ほどといわれる
  • 完成品にはその職人の刻印(サイン)が刻まれる

このように、徹底した手作業による生産体制のため、年間の製造数には限りがあります。

職人になるためには長年の厳しい訓練が必要で、人件費そのものも高額です。

機械では決して再現できない、人の手による品質と独自性こそが、バーキンの価格に反映されているのです。

2.高級素材を使用している

バーキンが高い2つ目の理由は、最高級のレザーや希少素材を使用しているからです。

素材名特徴
トゴ雄仔牛の革。柔らかすぎず硬すぎない肌触りで最も人気
トリヨンクレマンス雄牛の革。使うほどシワに味が出る
エプソン型押しレザー。傷が付きにくい
オーストリッチダチョウの革。独特の突起模様が魅力
クロコダイル(ポロサス・ニロティカス)ワニ革。光沢感と希少性が高い

ワニ革は、ワシントン条約による捕獲規制があり、養殖にも莫大なコストがかかります。

さらに金具部分には、金やパラジウムによる上質なコーティング(メッキ加工)が施されており、宝石をあしらった限定品も存在します。

このような高級素材を惜しみなく使うからこそ、バーキンは高価格に見合った価値を保ち続けているのです。

3.エルメス自体のブランド価値が高い

バーキンが高い3つ目の理由は、エルメスというブランド自体の価値が世界トップクラスだからです。

180年以上の歴史と王族御用達の信頼が、価格の裏付けになっています。

エルメスのブランド力を支える要素
  • 1837年にフランスで高級馬具工房として創業した長い歴史
  • ナポレオン3世やロシア皇帝などを顧客に持った実績
  • 革加工の卓越した技術を持つ職人集団
  • 本国フランスを中心とするアトリエで対応する手厚いアフターケア・修理体制
  • 一生使えるバッグとしての耐久性と品質保証

たとえばエルメスでは、購入後何年経っても修理に出すことができ、バッグのIDから作った職人を特定して直接修理してもらえる仕組みがあります。

シャネルなど他の高級ブランドと比較しても、エルメスのアフターサポートは群を抜いて充実しています。

長年積み上げてきたブランド力こそが、バーキンの価格を裏付ける大きな要素なのです。

4.世界的に需要が高い

バーキンが高い4つ目の理由は、世界中で需要が極めて高く、供給が追いついていないからです。

世界的な需要を押し上げている主な要因は、以下の通りです。

  • 中国やインドなど新興国の富裕層が増加
  • ハリウッドセレブや海外の著名人による愛用
  • SNSで「バーキンを持つ=ステータス」というイメージが拡散
  • 資産・投資目的での購入者の増加
  • 為替(円安)の影響で海外バイヤーが日本市場でも積極的に購入

特に日本のエルメスブティックは、海外の富裕層が訪日して買い付けるケースも多く、円安局面ではさらに需要が高まる傾向にあります。

エルメスは品質を保つため、年間の生産数を意図的に絞り込んでいます。

そのため、欲しい人すべてに行き渡らせることが難しく、価格が上昇し続ける構造になっているのです。

5.中古市場でも価値が落ちにくい

バーキンが高い5つ目の理由は、中古市場でも価値が落ちにくいからです。

デザインが1984年からほとんど変わらず、新旧モデルの概念がないため、年式が経っても評価が下がりにくい特徴があります。

  • 流行に左右されない普遍的なデザイン
  • 中古でも定価以上で取引されるケースが多数
  • バーキンの買取相場は定価の50%以上が平均
  • 人気カラーや希少素材なら買取価格が定価の1.5〜2倍になる

一般的なブランドバッグは、購入後すぐに価値が半分以下に下がる傾向があります。

しかしバーキンは、状態が良ければ購入時より高く売れる可能性すらあります。

この圧倒的なリセールバリューが、『バーキンは資産』と呼ばれる所以であり、高価格でも納得して購入される大きな理由になっています。

MARUKAでは現在、バーキン
高価買取中です!
まずは今の価値を知りたいという方も、
お気軽にLINE査定をご利用ください!

バーキンは資産価値が高い?

バーキンは、ファッションアイテムでありながら「資産」としても高く評価されるバッグです。

その理由は、購入後も価値が落ちにくく、状態や人気カラーによっては定価以上で取引されるケースが多いからです。

  • 定価が毎年上昇し続けており、過去20年で2倍以上に値上がりしている
  • 中古市場での買取相場は定価の50%以上が平均
  • 1984年の誕生以来デザインがほぼ変わらず、年式が古くても評価が落ちにくい
  • 海外バイヤーの需要も高く、流動性が高い

たとえば人気のバーキン25(黒・トゴ)の未使用品は、定価の1.5〜2倍で売れることも珍しくありません。

宝石や貴金属、美術品と並ぶ「現物資産」として保有する富裕層も増えており、まさに「使える資産」と呼べる存在です。

バーキンの買取相場

バーキンの買取相場は、サイズ・素材・カラー・状態によって大きく変動しますが、定価以上で買い取られるケースも珍しくありません。

2026年5月時点での買取相場の目安は、以下のとおりです。

スクロールできます
モデル素材カラー状態買取相場の目安
バーキン25トゴブラック新品・未使用約350万〜400万円
バーキン25トゴエトゥープ新品・未使用約300万〜380万円
バーキン25エプソンゴールド新品・未使用約280万〜350万円
バーキン25トゴ人気色中古(美品)約230万〜300万円
バーキン30トゴブラック新品・未使用約330万〜350万円
バーキン30トゴエトゥープ新品・未使用約300万〜340万円
バーキン30トリヨンクレマンスゴールド新品・未使用約280万〜320万円
バーキン30トゴ定番カラー中古(美品)約200万〜280万円
バーキン30トゴビビッド系中古(美品)約180万〜240万円
バーキン35トゴブラック新品・未使用約200万〜250万円
バーキン35トゴ人気色中古(美品)約120万〜180万円
バーキン35エプソン中間色中古(並品)約80万〜130万円
バーキン40トゴブラック新品・未使用約180万〜220万円
バーキン40トゴ定番カラー中古(美品)約100万〜170万円
バーキン40クシュベルダークカラー中古(並品)約70万〜120万円
バーキンセリエ25エプソン人気色中古(美品)約250万〜350万円
バーキン25クロコダイル人気色中古(美品)約500万〜800万円
バーキン30オーストリッチ人気色中古(美品)約400万〜700万円
ヒマラヤバーキン25ニロティカスヒマラヤ中古(美品)約1,500万〜2,000万円
ヒマラヤバーキン30ニロティカスヒマラヤ中古(美品)約1,200万〜1,800万円

※買取相場は2026年5月時点の目安であり、付属品(箱・レインカバー・保存袋)の有無、刻印年、金具のカラー、為替変動などによって金額が変動します。

買取価格を左右するポイント
  • サイズ:25・30が最も高く売れる傾向
  • カラー:黒・エトゥープ・ゴールドなどの定番色が高評価
  • 素材:トゴ・エプソンなど型押しレザーが安定して高額
  • 状態:傷や汚れが少なく付属品(箱・レインカバー)が揃っていると高評価

MARUKAでは、古いバーキンも
買取強化しております!
状態が気になって売却を迷っている方も、
まずはLINE査定でお確かめください!

バーキンに関するよくある質問

バーキンに関するよくある質問をまとめました。

バーキンを買える人の年収目安はどれくらい?

バーキンを買える人の年収目安は、3,000万円以上といわれています。

エルメスの「優先顧客」になるには年間数百万円規模の購入実績が必要なため、安定して購入するには高い年収が求められるからです。

実際に購入している方の職業には、医師、不動産経営者、起業家、投資家、外資系企業の経営層などが多く見られます。

「30分ルール」とは?

「30分ルール」とは、案内されたバーキンを30分以内に購入意思を示さなければならないという暗黙のルールです。

エルメスの公式ルールではなく、希少なバーキンを巡る慣習として広まったものです。

バーキンの値段は20年前いくらでしたか?

20年前のバーキン30の定価は、約90万円でした。

過去20年で値上げが繰り返され、現在の価格は当時の2倍以上にまで上昇しています。

一番高いバーキンの値段はいくらですか?

これまでに取引された一番高いバーキンは、約4,200万円で落札された「ダイヤモンド ヒマラヤ バーキン」です。

エルメス最高峰のヒマラヤバーキンに、245個のダイヤモンドが装飾された極めて希少な一品でした。

通常のヒマラヤバーキンでも、国内定価は約800万〜1,000万円、中古市場では1,500万〜2,000万円が相場です。

エルメスの正規店では優先顧客(VIP)しか買えない?

エルメスの正規店では、基本的にVIP顧客でなければバーキンの購入は難しいのが現状です。

その理由は、生産数が圧倒的に少なく、エルメスが信頼関係を築いた顧客を優先する方針を取っているからです。

VIP顧客になるためのポイント
  • 同じ店舗・同じ担当者のもとで継続的に買い物をする
  • バッグ以外の小物・アパレル・食器なども購入する
  • 担当者との信頼関係を時間をかけて築く
  • ブランドへの敬意を持ち、マナーや服装にも気を配る

ただし、稀に誰でも買える「フリー在庫」が出ることもあります。

確実に手に入れたい場合は、中古市場での購入も現実的な選択肢です。

「本当のお金持ちはバーキンを買わない」という噂の真相は?

「本当のお金持ちはバーキンを買わない」という噂は、半分は誤解、半分は事実です。

ステータス目的で買わない富裕層もいる一方、資産・投資目的で購入する富裕層も多く存在するためです。

立場考え方
買わない富裕層ステータスを示す必要がなく、別の投資先を選ぶ
買う富裕層値崩れしにくい現物資産として保有

バーキンは過去20年で価値が2倍以上に上昇しており、宝石や貴金属と並ぶ投資対象として注目されています。

ファッションか資産か、どちらの観点で持つかは人それぞれの価値観次第です。

まとめ

バーキンの定価は2026年2月の改定でさらに値上がりし、20年前と比較すると2倍以上の価格になりました。

今後も値上げ傾向は続くと予想されているため、購入を検討している方は早めに行動するのがおすすめです。

今回紹介した内容を参考に、バーキンの価値を正しく理解したうえで、購入や売却の判断に役立ててください。


店舗一覧はこちら



目次