「ルイヴィトンの偽物の見分け方は?」
「偽物を購入しないために注意すべきことは?」
ルイヴィトンの偽物を見分けるポイントは、ロゴマークの「O」の形、縫製の糸の太さ、ビスや金具の形状、モノグラム柄の対称性、シリアルナンバーの規則性、商品箱のフォントなどになります。
- フリマアプリでは購入しない
- 極端に安い商品は避ける
- 海外の露店では購入しない
今回は、「ルイヴィトンの偽物を見分けるポイント」や「偽物を購入しないための注意点」などについて詳しく解説していきます。
これからルイヴィトンの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ルイヴィトンには偽物が多い

ルイヴィトンは言わずと知れた人気ブランドです。
中古品であってもそれなりの価格がつけられていることから、残念ながら偽物も多く出回っています。
そのような状況の中で、メルカリをはじめとしたアプリでは、考えられないほど安価な価格が付けられているルイヴィトン製品もあるようです。
そういったルイヴィトンは、信用できる製品なのでしょうか。
メルカリを始めとしたアプリでは偽物を掴まされる可能性が高い
メルカリに限ったことではなく、フリマアプリの中でとくに偽物が多いブランドが「ルイヴィトン」です。
ルイヴィトンは人気ブランドだからこそ、新品または新品に近い製品をできるだけ安価に手に入れたいニーズが高く、わざわざ偽物を生産し、本物だとして売却している悪質な業者が紛れ込んでいます。
近年ではブランド買取店にフリマアプリで購入したルイヴィトンの持ち込みも増えており、その際に実は偽物だったと発覚するケースも増えているようです。
ヴィトンの偽物の見分けるポイント
ヴィトンの偽物の見分けるポイントは、以下の通りです。
- ロゴマーク
- 縫製
- ビスや金具
- モノグラム柄
- シリアルナンバー
- 商品箱
それぞれの見分けるポイントについて紹介していきます。
ロゴマーク
ヴィトンの偽物を見分けるには、ロゴマークの「O」の形をチェックすることが最も確実です。
なぜなら、本物と偽物では「LOUIS VUITTON」の「O」の形に明確な違いがあるからです。
本物の「O」は真ん丸に近い形をしていますが、偽物の「O」は縦長の楕円形になっています。
これは、最も再現しにくい部分であり、素人でも簡単に判別できるポイントです。
縫製
本物のヴィトンは、縫製の技術が非常に高く、細部まで丁寧に仕上げられています。
一方で偽物は、コストを抑えるために縫製が雑になりがちで、素人でも違いを見つけやすいポイントとなっています。
しかし、最近では偽物の縫製技術も格段にアップし、縫い目だけでは本物と見分けがつかなくなっています。
したがって、丁寧な仕事をしていても偽物という事例は多くなっているようです。
そこで注目したいのが糸です。本物はしっかりと太い糸が使われており、偽物は細くなっています。
また、正規品の縫い目は一つ一つが少し斜めになっているのが特徴で、偽物はミシンでまっすぐに縫われています。
ビスや金具
本物のビスは横から見るとぷっくりとしたドーム型をしており、偽物は平たく革に埋もれそうな形をしています。
また、本物のビスには「LOUIS VUITTON」の刻印が深く均一に彫られていますが、偽物は文字が潰れていたり溝の深さがバラバラです。
金具についても、本物はメッキにムラがなく滑らかな手触りですが、偽物は処理が甘くザラザラとしています。
さらに、本物のスナップボタンはキノコのように尖っており、受け口部分の2本の棒は必ず「LOUIS VUITTON」の文字のOからO、IからIへ正確に伸びています。
偽物は金具が飛び出していたり、ビスの取り付け位置がずれていることも多く、縫い目にかぶさっているビスは偽物の可能性が高いです。
モノグラム柄
本物のモノグラムには精密な技術が使われており、偽物では再現が困難な特徴があります。
まず、本物のモノグラムは中央に縦のラインを引いたとき、左右が完全に対称になるように配置されています。
また、柄と柄のあいだには「Cマーク」と呼ばれる小さな凸凹があり、光の角度を調整すると確認できます。
さらに、本物はPVCキャンバスという特殊なコーティングが施されているため、プリントに色ムラが一切ありません。
一方、偽物のモノグラムは柄がずれていたり、プリントに色ムラがあったり、濃すぎたり薄すぎたりする傾向があります。
シリアルナンバー
ルイヴィトンの偽物を見分けるには、シリアルナンバーをチェックするのが最も確実な方法です。
正規品には必ず規則性のある製造番号が刻印されているからです。
本物のシリアルナンバーは製造国のアルファベット2文字と製造年月を表す数字4文字で構成されており、この規則に従わないものは偽物の可能性が高くなります。
具体的な見分け方として、まずシリアルナンバーの有無を確認しましょう。
偽物はアルファベットが適当だったり、数字が意味をなしていないことがあります。
また、刻印の深さが均一でない、文字が斜めになっている、フォントが見慣れないものである場合も要注意です。
商品箱
偽物の箱は本物と比べて色が濃すぎることが多いです。
また、箱に印字されている「LOUIS VUITTON」のフォントも重要なポイントで、特に「TT」の形や間隔が本物と偽物では大きく異なります。
具体的には、偽物の「T」は横棒が長く印字されていますが、本物は短くなっています。
さらに偽物は印字が剥がれかけていたり、表面が不均一で粗雑な仕上がりになっていることがよくあります。
これらの違いは、フリマアプリの画像だけでも判断できるほど明確な差があります。
一番手っ取り早く調べる方法
もっと早く簡単に、そして確実に調べる方法が、「プロに見てもらう」ということです。
ブランド買取店によってはプロの鑑定士がいるので、品物の見積もりを依頼すれば無料で確認できます。
また、買取価格が思いがけない高値になることもあるかもしれません。
自分で考えているよりも高価買取のチャンスが生まれやすいのも、ブランド買取店に持っていくメリットといえます。
「見積もりだけで持っていくのは申し訳ないし、店が近くにない・・・」
という人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのが、LINE査定です。
LINE査定なら写真をLINEで送るだけで大まかな査定額がわかるので、そこから本物かどうかを見極めるのも難しくありません。
偽物のルイ・ヴィトンを購入しないために注意すべきこと

偽物のルイ・ヴィトンを購入してしまうトラブルが後を絶たない中、どのような点に注意すべきかを詳しく解説していきます。
- フリマアプリでは購入しない
- 極端に安い商品は避ける
- 海外の露店では購入しない
フリマアプリでは購入しない
フリマアプリでルイ・ヴィトンを購入することは避けるべきです。偽物を掴まされるリスクが非常に高いからです。
フリマアプリには偽物のルイ・ヴィトンが多く出品されており、考えられないほど安価な価格が付けられていることがあります。
近年ではブランド買取店にフリマアプリで購入したルイヴィトンの持ち込みも増えており、その際に実は偽物だったと発覚するケースも増えています。
新品未使用なのに激安で出品されているものや、出品者のプロフィール欄、コメント欄、評価がないものは要注意です。
さらに、購入時のレシートや領収書が無い商品は偽物である可能性が高いです。
極端に安い商品は避ける
偽物のルイ・ヴィトンを購入しないためには、極端に安い商品は避けるようにしてください。
具体的には、定価の半額以下で販売されているルイ・ヴィトンは、偽物の可能性が高いとされています。
ネットやフリマアプリでは、明らかに相場よりも安い価格で販売されているケースがありますが、その場合はほぼすべてが偽物です。
メルカリなどでも、新品や美品の表記があるのに極端に安い商品には注意が必要とされています。
したがって、価格に違和感があれば、購入前に正規品の相場価格をしっかりとチェックしましょう。
海外の露店では購入しない
海外の露店では偽物のルイ・ヴィトンが多く販売されているため、絶対に購入してはいけません。
海外では偽ブランド品が露店で普通に売られており、これらは100%偽物です。
また、偽物と知りながら購入し、後にフリマアプリなどで販売した場合、商標法違反や詐欺罪に問われる可能性があります。
ルイ・ヴィトンの偽物に関するよくある質問
オンザゴーの本物と偽物の見分け方は?
オンザゴーの本物と偽物を見分けるには、ヌメ革ハンドルの状態とシリアルナンバーを確認するようにしましょう。
本物のオンザゴーは長く使うことを考慮して丈夫に作られているため、ヌメ革ハンドルの内側にシワが寄ることはありません。
一方、偽物は作りが悪いため、すぐにシワが寄ってしまいます。
また、シリアルナンバーは製造国のアルファベット2文字と製造年月を表す数字4文字で構成されており、刻印が曲がっておらず深さが均一に押されているのが本物の特徴です。
ヴィトンのシリアルナンバーはどこに書いてある?
ルイ・ヴィトンのシリアルナンバーは、バッグや財布の内側の見つけにくい場所に刻印されています。
アイテム | 刻印場所 |
---|---|
バッグ | 内側の収納ポケット裏側 |
ファスナータイプバッグ | ファスナー近く |
財布・キーケース | 収納ポケット内部のステッチ部分 |
スーツケース | インナーバンドのタグ、開閉口近く |
アクセサリー | 金具のフック部分 |
スピーディなら内側ポケットの裏側を、ネヴァーフルなら内側を丁寧に探してみてください。
財布の場合は、内ポケットを広げないと確認できないものが多くあります。
偽物と知らずに使用していた場合、法的な問題はありますか?
偽物と知らずに使用していた場合、個人的な使用目的であれば法的な問題はありません。
その理由は、商標法が対象とするのは「業として行う」偽ブランド品の製造・販売であり、自己使用目的の購入や所持は原則として罪に問われないからです。
偽ブランド品だと知っていても知らなかったとしても、転売を目的とせず、あくまで自分で使うためであれば、購入しただけで逮捕されることはありません。
ただし、海外から購入したものについては、税関で没収・廃棄される可能性があります。
まとめ
本記事では、ルイヴィトンの偽物の見分け方と購入時の注意点について詳しく解説しました。
ルイヴィトンは人気ブランドであるがゆえに偽物が多く出回っており、特にメルカリなどのフリマアプリでは偽物を掴まされるリスクが高くなっています。
偽物を見分ける際は、ロゴマークの「O」の形状、縫製の品質、ビスや金具の仕上がり、モノグラム柄の精度、シリアルナンバーの規則性、商品箱の印字品質などを確認することが重要です。
今回紹介した見分け方のポイントを参考に、フリマアプリでの購入を避け、極端に安い商品には注意し、海外の露店では絶対に購入しないよう心がけましょう。
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