故障しているロレックスは買取可能?売却できる理由や高く売る方法を解説

「ボロボロのロレックスでも買取してもらえるの?」

「故障して動かない時計に価値はあるの?」

実は、ボロボロで動かないロレックスでも買い取ってくれるお店は多く存在します。

ロレックスは世界的に高い需要があり、修理後の再販価値が非常に高いため、買取店は修理費用を見込んでも十分な利益を確保できるからです。

また、時計として機能しなくても部品自体に高い価値があり、ヴィンテージモデルの修理用部品として需要が高く、部品単体でも相応の価格で取引されています。

今回は、「故障しているロレックスが買取できる理由」や「高価買取を狙うためのコツ」などについて詳しく解説していきます。

壊れたロレックスの売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ボロボロで動かないロレックスでも買い取ってくれるお店は多い

ボロボロで動かないロレックスでも買い取ってくれるお店は多い

ボロボロで動かないロレックスでも、買い取ってくれるお店は多く存在します。

なぜなら、ロレックスは世界的に高い需要があり、修理後の再販価値が非常に高いためです。

買取店は修理費用を見込んでも十分な利益を確保できるので、故障品でも積極的に買取を行います。

さらに、時計として機能しなくても、部品自体に高い価値があることも理由の一つです。

ヴィンテージモデルの修理用部品として需要が高く、部品単体でも相応の価格で取引されています。

故障しているロレックスが買取できる理由

故障しているロレックスが買取できる理由は、以下です。

故障しているロレックスが買取できる理由
  • 修理して売れば利益になる
  • 表面はボロボロでも部品は無事なことが多い
  • 店舗独自の強みがある場合も買取可能なことがある

それぞれの理由について紹介します。

修理して売れば利益になる

ロレックスは高級腕時計ブランドの中でも、とくにリセールバリューが高いブランドです。

日本国内だけではなく世界中で需要があり、幅広いモデルに買い手がつきます。

そのため、ロレックスは再販できる可能性が高く、店舗も買取を強化しているでしょう。

ロレックスの製品によっては、日常で使っていて故障したり、水没といったトラブルで動かなくなったりしても、店舗側で修理をすることで儲けが出ると判断されれば買取が行われます。

そしてロレックスは、発売した時計の部品を製造後30年間は全て保管しているという特徴があります。

つまり、故障したボロボロのロレックスを修理する際にも、正規の部品を使うことができるのです。

部品の入手が容易な点も、修理を前提とした買取を行う理由になっています。

表面はボロボロでも部品は無事なことが多い

ロレックスは時計として使うことが難しいほど状態の悪いアイテムであっても、各種部品としての価値が残っている可能性があります。

ロレックスは世界中で愛用されているブランドであり、当然修理に出す人も多くなっています。

メーカーは部品を発売後30年間保存しているものの、ロレックスは非常に頑丈であり、それ以上使えるケースも珍しくありません。

ロレックスを長く愛用しているユーザーの中には30年以上経過して、メーカー修理を断られた方が、パーツのみを求めている場合があります。

一見壊れてボロボロになったロレックスであっても、部品によっては再利用することが可能です。

そういった部品としての価値が評価されることによって、状態の悪いロレックスであっても買取されます。

店舗独自の強みがある場合も買取可能なことがあります。

店舗によっては、独自の強みにより買取ができるところもあります。

例えばインターネットだけに店舗のある買取業者ならば、実店舗の運営にコストがかからないため、通常よりもロレックスの買取可能な幅が広がるでしょう。

その他にもバイヤーのネットワークが海外にもあるような買取店舗の場合は、多少状態が悪くても、広く業者を募ることで売り先が確保できるでしょう。

  • ロレックスは、故障していても買取してもらえる可能性が高い
  • 時計としては使用できなくても、部品に価値がある
  • 店舗の選び方次第で、買取の確率が上がる

故障しているロレックスが買取できないケース

故障しているロレックスが買取できないケース

中古品でも人気の高いロレックスは見た目が悪くても、店舗側が修理をすることを見越した上で、買取可能になるケースも多々あります。

その一方で、見た感じでは同じようなボロボロの見た目のロレックスなのに、買取不可になるケースもあるようです。
その違いは一体何なのでしょうか。

実際に買取不可になる例をいくつかご紹介していきましょう。

外側も部品もボロボロの場合

外側が傷だらけといったボロボロの場合であっても、中にある部品は無事であることから、買取が可能になるケースは多々あります。

しかし時計は精密機械であり、部品も大きなダメージを受けていたり、経年劣化が激しかったりしてボロボロな場合は、修理すらできません。

「修理対応ができない」「修理はできるけれど、対応するとほとんど利益が出ない」と判断される状態であれば、人気の高いロレックスであっても買取不可になります。

店側が修理できないため利益につながらない場合

買取店舗によっては、ロレックスの外側だけをキレイにメンテナンスを行い、現状販売しているケースもあります。

その他にも高い技術力を持っていない買取店舗ならば、持ち込まれたロレックスの修理対応が不可能だと判断され、買取を拒否されることもあるでしょう。

しかし、この場合は故障や修理に強い買取店を探せば、問題なく査定を受けられることも多いようです。

一店舗で断られたからといって、すぐに諦めるのは早いかもしれません。

修理のコストが査定額を上回る場合

ロレックスは修理用のパーツも30年間は保管されており、取り寄せをすることができます。

しかし、ロレックスは高級時計であり、その一つ一つのパーツも高額です。

そのため、修理する箇所が多かったり、パーツ交換をする必要がある部分が複数箇所あったりすると、販売価格よりも修理にかかる費用が大幅に上回り、利益が出ないケースもあるでしょう。

自社の利益とオーバーホール代と人件費を差し引いてマイナスだと判断されれば、当然ながら買取不可になります。

偽物の場合は部品が無事でも買取不可の可能性大

ロレックスは高級腕時計だからこそ、残念ながら偽物も多く存在しています。

鑑定書があれば偽物かどうか一目瞭然であるものの、土産物店や露店で売られているようなロレックスには、鑑定書が付いていないことがほとんどです。

当然そういった偽物の場合は、買取不可になる可能性が大きくなります。

自分でも本物かどうか不安なロレックスの売却を考えているのであれば、まずは鑑定所に持ち込んで真偽を確かめるところからスタートしてください。

アフターダイヤのロレックスも買取は難しい

ロレックスに起きる「アフターダイヤ」とは、正規品ではないカスタム品のことを指します。

ダイヤモンドといった宝石類をケースや文字盤、ベゼルなどに追加し、装飾しているものです。

アフターダイヤのロレックスは、日本国内の業者ではほぼ取り扱われていません。

しかし、ダイヤモンドを取り付けたパーツが交換可能と判断された場合は、買取をしてもらえるケースもあるようです。

また、ケース部分にアフターダイヤが施されている場合も、ケース以外の正規の部分に価値があると判断されることもあるでしょう。

  • 破損が激しく修理不可の場合は、買取してもらえない
  • 偽物は、状態に関わらず買取不可になる
  • カスタム品を追加してしまうと買取不可になる可能性が高い

故障してボロボロのロレックスでも高価買取は目指せる?

故障してボロボロのロレックスでも高価買取は目指せる?

故障して動かないボロボロのロレックスだったとしても、もし買取してもらえるのならば、できるだけ高額を期待したい方も多いでしょう。

売却して、次の腕時計購入への資金にしたい方もいるかもしれません。

どうすれば高価買取を狙えるのでしょうか。

買取店に状態が悪いロレックスの査定を依頼する際のポイントについて、3つほどご紹介していきます。

オーバーホールはしなくても良い

故障して動かないなどボロボロのロレックスの場合は、オーバーホールや修理をしておけば買取価格もアップするのではないかと期待するかもしれません。

しかし、オーバーホールや修理にはそれなりのコストがかかります。

一方で、買取価格が確実にアップするのかは査定を受けるまで分からず、そのコストを回収できないケースも珍しくありません。

故障して動かなくなっているようなロレックスを積極的に買取している店舗の場合、自社内に修理部門を有しているケースも多くあります。

その場合、オーバーホールや修理費用も低価格で対応できるため、事前にこちらでコストをかけてメンテナンスを行ったとしても、買取価格に反映されないこともあるでしょう。

最低限のメンテナンスを行う

オーバーホールや修理をする必要はありませんが、最低限のメンテナンスはしておくべきです。

簡単にできるメンテナンスとして、汚れを取っておくことをオススメします。

買取店舗では店頭に並べる前に、クリーニングを行います。

キレイな状態のロレックスであればクリーニングの手間がかからないといった点で、買取価格が高額になる可能性があるでしょう。

ロレックスの時計であれば、ステンレスベルトについた汗や皮脂の汚れをキレイに取り除いてください。

その他にも、革ベルトを専用のクリーナーで拭くのもオススメです。

専用クリーナーがない場合は、中性洗剤を水で薄めて柔らかい布に染み込ませ、丁寧に拭くのも良いでしょう。

その後は日光の入らない風通しの良い場所に置き、じっくりと乾かしてください。

付属品の準備も忘れずに(特に保証書)

ロレックス本体の状態が悪くても付属品がそろっていれば、思わぬ高額査定がつくこともあります。

ロレックスにおける代表的な付属品としては「保証書」「ブレスレットの余りコマ」「外箱」があげられます。

とくにこの中でも重要なのが「保証書」です。売却する時計がロレックスで製造され、正規のルートで販売されたということの証明になるため、買取額が10万円単位で変わることもあります。

また、「外箱」に価値があるのかと考えてしまいますが、ロレックスのコレクターの中には箱も集めている方も多く、3,000~10,000円程度アップすることも珍しくないようです。

  • 買取前にオーバーホールや修理はしなくて良い
  • 買取前には最低限のメンテナンスをしておく
  • 本体だけでなく付属品も一緒に査定に出す

故障しているロレックスを高く売るコツ

故障しているロレックスを高く売るコツ

故障しているロレックスを高く売るコツは、以下です。

故障しているロレックスを高く売るコツ
  • 複数の買取業者で査定を受ける
  • メンテナンス証明書を提出する
  • 自社で修理工房を持つ業者を選ぶ

それぞれの高く売るコツを解説します。

複数の買取業者で査定を受ける

買取業者によって査定基準や評価方法が異なるため、同じロレックスでも査定額にばらつきが生じます。

1社だけで判断してしまうと、適正価格よりも安く買い取られてしまう危険性があります。

実際に、少なくとも3社程度は見積もりを出して、査定額の安いところと高いところを確認することが推奨されています。

買取業者の中には、故障したロレックスの修理技術や販路が異なるため、同じ故障状態でも評価が大きく変わることがあります。

メンテナンス証明書を提出する

メンテナンス証明書があると査定額が大幅にアップする理由は、買取店が時計の状態を正確に把握できるからです。

修理やオーバーホールの記録により、どのような作業が行われたかが明確になり、買取店側も安心して高い価格を提示できます。

正規店での修理証明書があれば、販売価格も高くなるため、買取価格も連動して上がる仕組みになっています。

自社で修理工房を持つ業者を選ぶ

故障しているロレックスを高く売りたいなら、自社修理工房を持つ業者を選ぶことが重要です。

自社修理工房がある業者なら、外部委託にかかる修理費用の上乗せが不要なため、思い切った査定金額を提示できるからです。

一般的な買取業者は外部で修理を委託するため、修復可能性や修理費用などの不確定要素を抱えながら査定を行います。

しかし自社工房があれば、修理やオーバーホールのほか、中古品として売り出すためのクリーニングにかかるコストが軽減されています。

その結果、故障しているロレックスでも査定額が大幅に下がることなく売却できます。

故障しているロレックスの買取に関するよくある質問

ロレックスは無料で修理してもらえますか?

ロレックスでは、保証期間内かつ製造上の欠陥が原因の故障に限り、無償で修理を受けられます。

無料修理を受けるためには、国際保証カードの提示と、自然故障であることの証明が必要になります。

無料修理の条件
  • 購入日から5年間の保証期間内であること
  • 国際保証カードを提示できること
  • 製造上の欠陥による自然故障であること
  • 非正規店での修理歴がないこと

毎日約1分遅れる精度異常や、パワーリザーブ異常などが無償オーバーホールの対象となっています。

一方で、落下や衝撃による破損、保証書なしの場合は有料対応となります。

オーバーホールをしていないロレックスは買取可能ですか?

オーバーホールをしていないロレックスでも買取可能です。

買取店は修理費用を差し引いても利益を確保できるため、故障品でも積極的に買取を行っています。

むしろ、売る前にオーバーホールを行うと、修理代の方が査定アップ額より高くなり損をする場合が多いです。

オーバーホールをしていないロレックスでも、そのままの状態で査定に出すことをおすすめします。

故障原因を調べてから査定に出すべきですか?

事前に原因を調べる必要はありません。

買取店では専門の査定士が故障原因や修理費用の目安を調べてくれるからです。

素人が自己判断で「故障して動かないから」と決めつけるよりも、プロの目を借りる意味でも査定を依頼した方が適切な評価を受けられます。

また、買取店によっては自社内に修理部門を持っているところもあり、外部委託が不要なため高額な査定額を提示してくれる場合もあります。

故障したロレックスの買取ならMARUKAへ

ボロボロでもう動かないとなると、いくら人気ブランドのロレックスだからといって、買取査定をあきらめてしまう方もいるようです。

しかし、故障している状態の悪いロレックスであっても、状態を調べた上で高額買取が行われるケースもあります。

ロレックスの買取ならば、MARUKAにご相談ください。
経験豊富なスタッフが動かない故障しているロレックスであっても、適切な査定を行います。

MARUKA(マルカ)にて
ロレックス

高価買取中


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