ロレックスはなぜ資産価値が高いの?高額買取モデルもご紹介

ロレックスはなぜ資産価値が高い?価値が下がりにくいモデルや型番を解説

「ロレックスはなぜ資産価値が高い?」

「資産価値が高いロレックスのモデルは?」

ロレックスの資産価値が高い理由
  • デザインに大きな変化がない
  • 堅牢性と実用性の高さ
  • 流通量・生産数が少なく希少性が高い

特にコスモグラフデイトナ、GMTマスター、エクスプローラー、サブマリーナ、シードゥエラーなどのスポーツモデルは投資対象として注目されています。

今回は、「ロレックスの資産価値が高い理由」や「投資価値の高いモデルの特徴」などについて詳しく解説していきます。

これからロレックス投資を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

資産価値が高いロレックスのモデル

ロレックスの中でも資産価値が高い、いわゆる「投資向き」とされる代表的なモデルは以下の通りです。

資産価値が高いロレックスのモデル
  • コスモグラフデイトナ
  • GMTマスター
  • エクスプローラー
  • サブマリーナ
  • シードゥエラー

それぞれのモデルの特徴や価格動向について、詳しく解説していきます。

コスモグラフデイトナ

デイトナ SS の写真

「コスモグラフデイトナ」は、高い資産価値を持つロレックスの代表的なモデルです。

特にステンレススティール(Ref.126500LNや116500LN)、希少なゴールド・プラチナモデル、ヴィンテージ(Ref.16520)などは、中古市場でも定価の数倍で取引されており、投資対象としても注目されています。

ステンレス製や生産終了したモデルは需要と供給のバランスから高値を維持し続けています。

型番素材価格帯(2025年)
126500LNSS約470~510万円
116500LNSS約360~430万円
116520SS約290~330万円
16520SS約400万円~
116519LNWG&ラバー約630~660万円
116505E/RG約660~800万円
126506プラチナ約1,000万円超

GMTマスター

GMTマスターⅡの写真

ロレックスのGMTマスターは、世界的な需要に加え、生産数が少ない歴代モデルや話題性のある新作、廃盤モデルが市場で常に高い評価となっています。

特に2色ベゼル(ペプシ・バットマンなど)のモデルは中古相場も高く、2025年現在も価格下落が少なく安定しています。

型番素材価格帯(2025年)
126710BLROSS(赤青ペプシ)約300~320万円
126710BLNRSS(青黒バットマン)約222~250万円
126710GRNRSS(黒グリーン)約240万円
1675SS約115万円~
16700SS約190万円~
116710LNSS(黒ベゼル)約165万円
116710BLNRSS(青黒バットマン)約217~240万円

エクスプローラー

エクスプローラーⅠの写真

エクスプローラーは、ロレックスの中でも特に資産価値の高いモデルとして長年人気を誇る時計です。

投資目的で購入する人の増加や、生産終了モデル・ヴィンテージ品の希少性も価格高騰の要因となっています。

また、日本市場では海外ブランド定価が高騰し、比較的手頃なエクスプローラーへ需要が流れている点も見逃せません。

型番素材価格帯(2025年)
224270SS約120万~130万円
124270SS約110万円
214270SS約96万~108万円
114270SS約80万円
14270SS約70万~300万円
(希少品)
1016SS約190万~1100万円
(ヴィンテージ)
216570(II)SS約128万~135万円
16570(II)SS約98万~100万円

サブマリーナ

サブマリーナの写真

サブマリーナは、廃盤モデルや希少性の高いモデルは、年々価格が上昇する傾向にあり、投資対象としても注目を集めています。

サブマリーナは実用性の高いスポーツウォッチとして、日常使いからフォーマルな場面まで幅広く対応できるデザイン性を持っています。

300m防水機能やセラクロム製ベゼルなど、実用面でも優れた性能を備えており、長期間の使用に耐える堅牢性があります。

また、2020年のモデルチェンジで生産終了となったRef.116610LNやRef.116610LVは、供給停止により希少性が一気に高まり、価格が急上昇しました。

型番素材価格帯(2025年)
124060SS170万〜185万円
126610LNSS195万〜225万円
126610LVSS220万〜260万円
116610LNSS165万〜190万円
116610LVSS250万〜270万円
126613LNSS/YG260万〜300万円
126618LNYG500万円超

シードゥエラー

シードゥエラーの写真

シードゥエラーは、資産価値が高いロレックスの代表的なモデルです。

高い防水性能や機能性、そして生産終了モデルの希少性が評価され、資産価値が維持されています。

正規店での入手が難しく、中古市場でも人気が高いことが価格高騰の主な要因です。

型番素材価格帯(2025年)
16600ステンレス約148万円
126600ステンレス約220万円
126603
(コンビ)
SS&YG約260~300万円
136660
(ディープシー)
ステンレス約228万円
136660
Dブルー
ステンレス約260万円

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ロレックス投資の方法

ロレックス投資で成功するには、人気モデルの選定・タイミング・売却先の選び方・長期保有を意識することが重要です。

実際、スポーツモデルや限定モデルは市場で高値が続いているため、正しい方法で投資することでリスクを抑えつつ利益を得やすい特徴があります。

STEP
モデル選び

投資向きなのはデイトナ、GMTマスター、エクスプローラーⅡ、サブマリーナーデイトなどのステンレス製スポーツモデルです。

人気が高く相場も安定しやすいです。

STEP
購入タイミングの見極め

円高や価格が落ち着いている時期に買うことがポイントです。

需要過多で価格が高騰しているタイミングやプレミアム価格モデルは下落リスクもあるため避けましょう。

STEP
状態と付属品の重視

新品で購入した場合、未使用で保管することで資産価値が保たれます。

中古を選ぶ場合は、打痕や過度な磨きのない、状態の良いものを選ぶことが重要です。

箱や保証書などの付属品も揃っているか確認しましょう。

STEP
長期保有・売却タイミングの管理

短期間での売買は利益を生みにくく、10年以上の長期スパンで保有することで価値が上昇しやすいです。

売却時は複数の買取業者で査定し相場を把握しましょう。

専門知識がある店舗・信頼できる業者を選ぶことも大切です。

安易な転売や短期売買を避けて、長期的な視点で資産価値の上昇を目指すことが成功のポイントです。

ロレックスの資産価値が高い理由

ロレックスの資産価値が高い理由が分かる画像

ロレックスの資産価値が高い理由は、以下の通りです。

ロレックスの資産価値が高い理由
  • デザインに大きな変化がない
  • 堅牢性と実用性の高さ
  • 流通量・生産数が少なく希少性が高い

上記の要因により、ロレックスの腕時計は購入後も価値を維持しやすく、場合によっては購入価格を上回る価格で取引されることもあります。

それでは、それぞれの理由について解説していきます。

デザインに大きな変化がない

ロレックスの資産価値が高いのは、長年にわたりデザインに大きな変化がないため、時代が変わっても市場価値を損なわないからです。

ロレックスは初期モデルから最新モデルまで、基本的なデザインの方向性や特徴をほとんど変えていません。

その結果、いつの時代に購入したとしても、流行に左右されず「古く見えない時計」として高い評価を受け続けてきました。

一方で、性能や耐久性は時代に合わせてアップデートされているため、実用性も十分に保たれています。

堅牢性と実用性の高さ

堅牢性と実用性が高いことは、ロレックスの資産価値が落ちにくい大きな理由です。

ロレックスの腕時計は、日常生活で身につけていても壊れにくく、傷や錆に強い高品質なステンレスやセラミック素材が使われています。

また、オイスターケースという独自構造により防水性や耐久性も優れています。

加えて、日差+/−2秒という高い精度が保たれるため、実用性も非常に高いです。

このように、日常的に使っても価値や外観が損なわれにくいロレックスは、常に安定した資産価値を保てるのです。

流通量・生産数が少なく希少性が高い

流通量や生産数を厳しくコントロールし、希少性を高めることで、ロレックスは安定した高い資産価値を保っています。

職人による手作業や厳格な品質管理、ブランド戦略などの理由によって、一度に製造できる本数も限られています。

その結果、供給が常に需要に追いつかず、品薄状態が続いてしまいます。

例えば、デイトナやサブマリーナーなど人気モデルは、年間の生産本数が100万本以上と公表されていますが、国内外からの購入希望者が非常に多いため、市場で実際に流通する本数はごくわずかです。

また、限定モデルや1年しか流通しなかった記念モデルなどはさらに希少性が高く、市場価格も上昇しやすくなります。

資産価値が高騰しやすいロレックスの特徴

資産価値が高騰しやすいロレックスの特徴が分かる画像

資産価値が高騰しやすいロレックスの特徴としては、「生産が終了していること」や「生産数の少なさ」、そして「ステンレス素材のモデルであること」などが挙げられます。

上記の特徴がどのように資産価値へ影響するのか、それぞれ詳しく解説していきます。

生産が終了している

生産が終了しているロレックス、いわゆるディスコンモデルは資産価値が高騰しやすいといえます。

ロレックスのディスコンモデルは市場に出回る数が限られている一方で、根強い人気と需要が続くため、希少性が高まるからです。

新品で入手できなくなったモデルは中古市場でしか手に入らず、その中でも特に状態の良い個体はさらに価値が上がります。

人気の高い「デイトナ」や「サブマリーナ」などのディスコンモデルは、数年で価格が急上昇するケースが多く見られます。

コレクターや時計愛好家の間では、アンティークやヴィンテージロレックスの需要が絶えず、年を経るごとに市場価値がさらに高まる傾向があります。

生産数が少ない

生産数が少ないロレックスは資産価値が高騰しやすいモデルです。

生産数が限られていることで希少性が高まり、その分だけ中古市場の需要が増加し、自然と価格が高騰していきます。

また、人気モデルが生産終了や限定モデルになった場合は、さらに資産価値が跳ね上がることも珍しくありません。

コスモグラフデイトナ、GMTマスターII、サブマリーナ、エクスプローラーなどは、需要と供給のギャップが大きいモデルです。

そのため、定価以上の価格で取引されているケースが多くあります。

ステンレス素材のモデル

ステンレス素材のロレックスは、資産価値が上昇しやすいです。

ゴールドやプラチナモデルより比較的手の届きやすい価格でありながら、希少性と実用性を兼ね備えているため、中古市場でも需要が集中しやすくなっています。

例えば、コスモグラフ デイトナやオイスター パーペチュアルなどの人気モデルでは、特にステンレス素材が中古市場で高値で取引されており、場合によってはゴールドモデルよりも高い価格となることがあります。

ロレックスの価値が下がるパターン

ロレックスは長年にわたって「値崩れしにくい高級時計」として人気を集めてきましたが、実際には相場が下がる場面や後悔につながるケースも存在します。

ロレックスの価値が下がるパターン
  • 世界経済の悪化や景気後退で需要が減る
  • 認定中古プログラムで中古の流通量が調整される
  • 為替変動や金利・インフレ変化で需要が後退する

以下では、ロレックスの価値が下がる主なパターンや注意すべきポイントを詳しく解説します。

世界経済の悪化や景気後退で需要が減る

ロレックスの価値は、世界経済の悪化や景気後退によって下がることがあります。

世界的な経済不況やインフレ、戦争といった不安定な情勢が続くと、人々が高級品の購入を控える傾向が強まります。

さらに、投資資産として保有されていたロレックスが現金化のために売却されるケースも増えています。

例えば新型コロナウイルス流行や中国バブルの崩壊、暗号通貨の暴落など、大きな経済イベントの際にロレックスは大量に市場へ出回りました。

この結果、供給が需要を上回り中古市場でロレックスの在庫が余り、価格が下がる現象が起こっています。

認定中古プログラムで中古の流通量が調整される

ロレックス認定中古プログラムが導入されることで、中古のロレックス流通量が調整され、結果的に相場が下落する可能性があります。

ロレックスはこれまで中古市場で人気モデルが新品価格を大きく上回るなど、投機的な価格高騰が頻繁に起きていました。

そうした過熱した状況を抑制するために、ロレックスは認定中古プログラムを開始し、厳格な品質保証を付けた中古時計を公式に流通させるようになりました。

これにより、供給が安定し、極端な高値で売買されるケースが減少しています。

ロレックスは認定中古プログラム

項目内容
対象モデル初回販売より2年以上経過したロレックス
販売店舗ロレックス正規品販売店のみ
真正性保証ロレックスの専門家が純正パーツ使用・動作確認済みで真正性を保証
保証内容購入日から2年間の国際保証(新品は5年保証)
付属品保証カード・専用タグ・専用ポーチ・マニュアル
購入方法店舗への来店予約が必要
(日本国内の場合。抽選あり)
対象国世界8カ国(スイス・オーストリア・ドイツ・フランス・デンマーク・イギリス・アメリカ・日本)

為替変動や金利・インフレ変化で需要が後退する

ロレックスの価値が下がる理由として、為替変動や金利・インフレの変化で需要が後退することがあります。

急速な円高や景気悪化、金利上昇・インフレ鈍化で一般消費者の購買意欲が落ち込むと需要も低下し、価値が下がりやすくなります。

2025年の日本市場では、円安と資源高で一時価格が上がっていましたが、景気後退による消費の減退や、高い金利の影響でロレックス自体を資産として持つメリットが薄れ、実際に中古市場で価格が下落しました。

また、中国などの海外市場でも景気悪化によって需要が減り、ロレックスの価格が下落したケースもあります。

まとめ

ロレックスは「コスモグラフデイトナ」「GMTマスター」「エクスプローラー」「サブマリーナ」「シードゥエラー」など資産価値の高いモデルが多く、特定のスポーツモデルやステンレス製・生産終了モデルは特に投資対象として高い評価を得ています。

資産価値を重視してロレックスを選ぶ際は、価格動向や希少性に加え、付属品や時計の状態にもこだわりましょう。

購入タイミングや売却の際も信頼できる業者の査定を活用し、長期的な視点で資産運用することが重要です。

MARUKA(マルカ)にて
ロレックス

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