ルイヴィトンはなぜ高い?品質の高さや人気の理由を紹介

「ルイヴィトンはなぜ高いの?」

「ルイヴィトンの価格は今後も上がり続けるの?」

ルイヴィトンの価格が高い理由は、品質の高さ、ブランド力、アウトレット商品やセールを一切行わない方針などが挙げられます。

2025年4月にも平均3.5%の値上げが実施され、円安による輸入コストの増加や原材料費の高騰により、今後も価格上昇は避けられない状況です。

今回は、「ルイヴィトンの価格が高い理由」や「価値を維持する方法」などについて詳しく解説していきます。

ルイヴィトン製品の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ルイヴィトンの定価は上がり続けている

ルイヴィトンの定価は上がり続けており、2025年4月にも平均3.5%の値上げが実施されました。今後も価格上昇は避けられない状況です。

値上げの主な要因は円安による輸入コストの増加です。

2025年1月には1ドル=156円台まで円安が進行し、フランスから輸入されるルイヴィトン製品の仕入れ価格が大幅に上昇しています。

さらに、高品質な牛革などの原材料費も高騰しており、製造コストの増加が価格に反映されています。

ルイヴィトンの定価上昇は世界的なインフレや為替変動の影響により今後も継続する見込みです。

購入を検討している方は早めの決断をおすすめします。

ルイヴィトンの価格が高い理由

ルイヴィトン製品がなぜ高いのかと言うと、大まかな理由としては品質と人気の高さがあげられます。

ルイヴィトンは長く使用することができ、デザイン性と品質の高さから人気があります。

それではルイヴィトンの品質と人気について、もっと詳しくお話ししていきましょう。

アウトレット商品やセール等の値引きを一切しない

ルイヴィトンにはアウトレット商品が存在していません。


アウトレット商品はブランド側が工場に製品の生産を任せ、卸業者に納品する際に生まれる商品を指します。

ルイヴィトンは生産を契約工場に委託せず、すべて自社で生産し、直営販売を行っています。

そのため、製品の横流しをする卸業者がおらず、アウトレット商品も存在しないのです。

直営店で販売されているのはルイヴィトンの厳しいチェックをクリアした製品のみで、クオリティの高いものしか存在しません。

そしてルイヴィトンはデザインやクオリティにこだわっているからこそ、高価な価格で販売されており、他ブランドのようなセールや値引き販売も一切していません。

大切に使えば10年以上長く使える

ルイヴィトンの製品は、長く使い続けることができることでも人気を得ています。

ルイヴィトンの製品はクオリティが高く、丁寧にメンテナンスをしながら使い続けることで、10年以上愛用できることも珍しくありません。

自分で愛用する際にはもちろん、プレゼントとして贈る際にも、相手に長く使ってもらえると点は大きなメリットになります。

ルイヴィトンは高い価格設定にはなっているものの、丈夫な作りになっているからこそ、長い目で見ていけばコストパフォーマンスが高いブランドアイテムだと言えるでしょう。

リーズナブルな価格のバッグを何度も買い換えるよりも、しっかりとした品質のバッグを購入しメンテナンスをしながら長く使いたいといった考え方をしている方からも、ルイヴィトンは選ばれています。

またルイヴィトンのデザインは、いつの時代も古さを感じさせません。そのため自分だけで愛用するのはもちろん、子どもや孫にも受け継ぐことができる点もルイヴィトンならではです。

リセールバリューがブランドの中でも高い

数ある高級ブランドの中でも、ルイヴィトンはリセールバリューが高いことでも知られています。

リセールバリューとは簡単に言うと、一度購入した製品を中古品として売り出す際の値段です。

他の高級ブランドでは定価10万円ほどのバッグであっても、売却するときには2万円前後の価格にしかならないケースも珍しくありません。

しかしルイヴィトンでは、人気ラインのアイテムであれば定価の8割程度、定価10万円のバッグならば8万円前後で取引されることもあるようです。

また、ルイヴィトンのリセールバリューは、バッグといった大物よりもコインケースや財布といった小物類の方がリセール率が高くなる傾向があります。

そしてルイヴィトンは発売してから時間が経過することによって、ヴィンテージ品として取り扱われることもあるでしょう。

ルイヴィトンのヴィンテージ品も需要があり、人気アイテムであればほぼ新品と変わらないリセールバリューを期待できます。

「ルイヴィトン」というネームバリューによる信頼性

ルイヴィトンは長い歴史を持った高級ブランドです。

そして誕生以来、ブランドイメージを守ってきました。近年では在庫品を取り扱うだけでなく、専用品をつくってアウトレットモールに出店するブランドも増えています。

そのような中で、ルイヴィトンは直営店のみの販売を続けています。そして顧客満足度を高めるために、セール販売もおこなっていません。

どのタイミングでルイヴィトンの直営店に行ったとしても、同じ価格で品質の高いアイテムが手に入るといった信頼性があります。

自分で使用するのはもちろん、大切な人へのプレゼントとして贈る際にも、変わらぬ価値のある製品だという点は大きなメリットです。

そういったブランドの歴史やブランディングを守る姿勢がネームバリューとして反映され、ルイヴィトンの価値の高さにつながっています。

  • ルイ・ヴィトンはとことん品質に拘っている
  • それ故完成度は高く、ファンも多い
  • だからこそ中古のルイ・ヴィトンは人気が高く高価買取のチャンスに繋がりやすい

ルイヴィトンで人気の高いライン

ルイヴィトンには定番から限定など、さまざまなラインが存在しています。

人気のあるラインは、中古市場でも定価に近い価格で取引されることも珍しくありません。

それでは数あるラインの中でも、人気の高いものをご紹介していきましょう。

100年以上の歴史がある圧倒的人気なモノグラム

ルイヴィトンのモノグラムは、ブランドを象徴するデザインとして圧倒的な人気を誇っています。

ブランドの創業者であるルイ・ヴィトンのイニシャルであるLとVに、星と花模様を組み合わせたデザインです。

そしてモノグラムの素材には、エジプト綿を塩化ビニールでコーティングした「トアル地」という特殊な生地が採用されています。

トアル地は水に強く、弾力があるのが特徴。モノグラムは本革のような手のかかるメンテナンスを行わなくても美しさを保つことができる点も、人気の秘密です。

日本の市松模様がモデルになったダミエ

四角い柄が特徴のダミエは、日本の伝統的な柄である「市松模様」がモデルになっています。

ルイヴィトンのダミエにはカラーバリエーションがあり、優しい色合いのブラウンとホワイトが女性向け、クールな色合いのブラックは男性向けとして販売されています。

過去にはイエローやピンクと言ったパステルカラーのダミエも販売され、人気を集めました。

ダミエのアイテムにもモノグラムと同じく、扱いやすく丈夫なトアル地が使用されています。

麦の穂という意味を持つエピ

エピはフランス語で「麦の穂」という意味を持っています。

その名の通り、風に揺れている麦の穂からインスピレーションを得たデザインです。

エピはブラックやネイビーといった落ち着いたクールなカラーリングが多いこともあって、男性の愛用者が多いです。

その一方で、女性向けにブルーやピンクといった明るいカラーのバリエーションも販売されています。

エピには本革が使用されており、がっしりとした質感と丈夫さが魅力です。

高級感のあるエナメル生地のヴェルニ

ヴェルニはフランス語で「エナメル」を意味しています。

高級なカーフスキンの素材にエナメル加工を施しており、ルイヴィトンの定番柄であるモノグラムが型押しされています。

正確な名称は「モノグラム・ヴェルニ」です。

ヴェルニはカラーバリエーションが豊富で、現在廃盤になったアイテムを含めると50種類以上のカラーが発表されています。

中には有名アーティストとのコラボレーション製品もあり、主に流行への感度が高い活動的な女性から支持を得ています。

  • 人気の定番はモノグラム
  • ダミエやエピは男性にも女性にも人気のデザイン
  • エナメル生地のヴェルニは激レアアイテム多し

ルイヴィトンの価値を維持する方法

ルイヴィトンを長く愛用することはもちろん、手放すときのことも考えて、できるだけキレイな状態を保ち続けたいものです。

そのためには、普段の手入れに気を配る必要があります。

実際にルイヴィトン製品は、どのような扱いに注意をすれば良いのでしょうか。

使用後は柔らかい布で軽く拭く

自分では丁寧に扱っているつもりでも持ち歩くことで、汚れや手のひらの汗が蓄積されていき、気づかないうちにシミができてしまうケースもあります。

ルイヴィトンのバッグや財布類は、定期的に柔らかい布で拭いてください。

本革を使用しているアイテムの場合は、月に1度革用クリーム防水スプレーなどでメンテナンスをするのもオススメです。

ヴェルニはエナメル加工が剥げてしまう恐れがあるため、エナメル専用のクリーナーを使用します。

革製品は絶対に水洗いしない

ルイヴィトン製品の中でも、とくに革を使用しているものは絶対に水洗いをしてはいけません。

本革は水に弱い素材です。

モノグラム柄の持ち手に使用されているヌメ革は、濡れると変色するだけでなく、ヒビ割れを起こす可能性があります。

モノグラムやダミエの表面は、レザーより水への耐久性があるものの、万が一濡れてしまった場合は乾いたタオルで優しく拭いてください。

持ち手等のヌメ革はシミになりやすいので注意

先ほどの水洗いの項目でも触れた通り、モノグラムの持ち手に使用されることの多いヌメ革は、シミになりやすいデリケートな素材です。

水拭きはせず、濡れた際にもドライヤーで乾かすのも避けてください。

とくに水拭きは拭いた直後は一見綺麗になったように見えますが、シミの原因になります。

ヌメ革を手入れしたいときには、専用のクリームを使用するようにしてください。

  • 毎日のお手入れが肝心
  • 水や汗は革を傷めるため細心の注意が必要
  • エナメルのお手入れは専用のクリーム必須

ルイヴィトンが高く売れる理由

ルイヴィトンが高く売れる理由

ルイヴィトンが高く売れる理由は、以下です。

ルイヴィトンが高く売れる理由
  • 高いブランド力と世界的知名度
  • 中古市場での安定した需要
  • 定期的な価格改定(値上げ)を行っているから

それぞれの理由について紹介していきます。

高いブランド力と世界的知名度

ルイヴィトンが高く売れる理由は、高いブランド力と世界的知名度にあります。

世界的に有名なセレブや日本の芸能人にも愛用されていることで、ブランドへの信頼感や憧れがさらに高まっています。

モノグラムやダミエなどのデザインは世間に広く周知されており、知名度の高さも折り紙付きです。

正規店での販売のみを認め、セールやアウトレットなどの値下げ販売を一切行わないポリシーにより、ラグジュアリーなブランドイメージを保ち続けています。

このように、長い歴史に裏打ちされたブランド力と世界的な知名度が、ルイヴィトンの高い資産価値を支えているのです。

中古市場での安定した需要

ルイヴィトンが高く売れる理由は、中古市場での安定した需要があるからです。

近年多くのハイブランドが定価の値上げを繰り返していて、ルイヴィトンも例外ではありません。

新品では手の届かないアイテムを中古品で探される方も多いのです。

中古品でもルイヴィトンの商品を買い求める人が多いため、他のブランドと比較しても高く売れる傾向にあります。

「昔の型が可愛い」「ヴィンテージの方が希少だから欲しい」など中古品を好んで購入する人も多いようです。

このように、国内外を問わず安定した需要があることが、ルイヴィトンが高く売れる大きな理由なのです。

定期的な価格改定(値上げ)を行っているから

ブランド価値を維持するために、ルイヴィトンは計画的な値上げを実施しています。

原材料費の高騰や円安などの外的要因もありますが、希少性とプレミアム感を高める戦略として価格改定が重要な役割を果たしています。

値上げにより、ブランドの高級感が保たれ、価値も向上するのです。

このように、ルイヴィトンは戦略的な価格改定により、ブランド価値と希少性を維持し続けているため、中古市場でも高い価値を保っています。

ルイヴィトンの価値に関するよくある質問

ルイ・ヴィトンの価値に関するよくある質問をまとめました。

値上げの背景や買取価格の理由、価格戦略について知りたいと思っている方は、こちらもぜひ参考にしてください。

ルイ・ヴィトンが値上げを続ける背景にはどのような理由がありますか?

ルイ・ヴィトンが値上げを続ける背景には、原材料費の高騰と円安の影響が主な理由として挙げられます。

値上げの理由として、まず円安による輸入コストの増加があります。

2025年1月には1ユーロが約160円となり、5年前の2020年1月の約120円と比べて大幅な円安が進行しています。

フランスに本拠地を置くルイ・ヴィトンの商品はユーロで価格設定されるため、円安の影響で日本での販売価格が上昇せざるを得ない状況です。

また、金属や革などの原材料費が世界的に高騰しており、特に革製品の製造コストが増加しています。さらに、輸送費の高騰も価格上昇の要因となっています。

このように、経済的要因とブランド戦略の両面から、ルイ・ヴィトンの値上げは今後も継続される可能性が高いといえるでしょう。

ルイ・ヴィトンの買取価格が他のブランドより高い理由は何ですか?

ルイ・ヴィトンの買取価格が他のブランドより高い理由は、ブランド力の高さと需要の安定性にあります。

まず、ルイ・ヴィトンは値引きやセールを一切行わないため、希少性が保たれています。

アウトレット品も存在せず、全ての商品が正規価格で販売されるため、中古市場でも価値が下がりにくいのです。

年間4回もの価格改定が実施されており、新品価格の上昇が中古市場の価格維持にも影響を与えています。

ルイヴィトンはなぜ継続的に値上げを行い、価格が下がることがないのでしょうか?

ブランド価値を守り続けるために、ルイヴィトンは定期的に価格を上げ、値下げはしない方針を取っています。

ブランドの希少性と高級感を維持するための戦略です。安易に値下げすると、ブランドイメージが損なわれ、資産価値も下がってしまいます。

たとえば、2025年4月には平均3.5%の値上げが実施されました。

つまり、ルイヴィトンが価格を下げず、むしろ上げ続けるのは、ブランド価値を守り、顧客の信頼や資産価値を維持するためです。

ルイヴィトンを査定してもらうなら価値が高い状態で見てもらおう!

高級ブランドの中でもルイヴィトンは、独自のブランディングと品質の高さから人気があります。

もし不要になったのであれば買取を検討してみると、思わぬ高値がつくことも珍しくありません。

ルイヴィトンも査定を受ける際には、できるだけキレイな状態で依頼をすることが大切です。

また、日頃から汚れや水濡れに注意をすることで、ルイヴィトンを良い状態で長く愛用することができるでしょう。

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