カルティエの結婚指輪はありえないと言われる理由！向いていな人や人気モデルを解説

「カルティエの結婚指輪って実際どうなの?」

「なぜ『ありえない』と言われているの?」

カルティエの結婚指輪は世界5大ジュエラーの一つとして信頼性が高く、多様なデザインが魅力です。

一方で、高価格帯であることや目立つデザインから「ありえない」という声も見られます。

本記事では、カルティエの結婚指輪が「ありえない」と言われる理由や、おすすめできない人・選ばれる理由を詳しく解説します。

人気コレクションの特徴やよくある質問もまとめていますので、カルティエの結婚指輪を検討している方はぜひ参考にしてください。

カルティエの結婚指輪が「ありえない」と言われる理由

カルティエの結婚指輪が「ありえない」と言われる理由は以下の通りです。

上記の理由について解説していきます。

ハイブランドで高価格のため

カルティエの結婚指輪が「ありえない」と言われる理由の一つは、ハイブランドで高価格だからです。

カルティエは、最高品質の素材を使用し、ブランド価値が高いため、他のブランドの結婚指輪より高価格帯のものが多く、一般的な相場を大きく上回ります。

結婚指輪の主流となる価格帯は20〜40万円台ですが、高いものでは100～300万円を超えるものまで揃っているからです。

10万円台のモデルもありますが、やはりカルティエの結婚指輪は購入するハードルが高いというイメージが一般的です。

そのため、「手が届かない」「ありえない」と感じる方が多くいます。

目立つデザインが多く普段使いしにくいから

カルティエの結婚指輪が「ありえない」と感じる人がいる主な理由は、目立つデザインが多く普段使いしにくいと感じるためです。

具体的には、ダイヤモンドやゴールドの装飾が目立ちやすく、オフィスや普段の外出などにも着けるのをためらうという声や、シーンを選ぶ必要が出てしまうことが懸念されています。

また、ブランドイメージが強いぶん、落ち着いた印象を重視する人にとっては違和感を覚えやすいという意見も見られます。

このように、特徴的なデザインが多いことから普段使いしにくいと感じる点が、「ありえない」と感じる最大の理由です。

古くて時代遅れのイメージがあるから

カルティエの結婚指輪が「ありえない」と言われる理由の一つは、古くて時代遅れというイメージを持たれやすいからです。

カルティエは1847年創業の老舗ブランドで、長い歴史とクラシックなデザインが魅力である一方、「親世代のブランド」「昔流行った指輪」という印象を持つ人もいます。

とくにトレンド感を重視する20〜30代の中には、SNSで話題の新興ブランドや個性的なデザインを好み、「バブル期のイメージがあってなんとなく古い」と感じる声も見られます。

カルティエの結婚指輪がおすすめできない人

カルティエの結婚指輪がおすすめできない人は、以下の通りです。

それぞれの理由について解説していきます。

費用を抑えたい人

カルティエの結婚指輪は費用を抑えたい人にはおすすめできません。

カルティエはハイブランドであり、指輪自体の価格が他ブランドよりも高額なためです。

一生ものとはいえ、ペアで購入すると大きな出費になりやすいといえるでしょう。

例えば、同じようなシンプルなデザインでも、国内ブランドやノーブランドであれば10万円前後で見つかるケースもあります。

そのため、結婚式や新婚旅行など他のイベント費用も踏まえると、まずは総予算を決めてから、カルティエ以外の指輪も含めて検討することをおすすめします。

人と被りたくない人

カルティエの結婚指輪は「人と被りたくない人」には、あまりおすすめできません。

カルティエはソリテール1895やLOVE、トリニティなど、誰もが知っているような定番コレクションが多く、街中や職場、結婚式などで同じ指輪を見かけやすいです。

憧れのハイブランドほど購入する人が多いため、「あ、この人も同じブランドだ」と一目で分かってしまう点が、人と被りたくない人にはデメリットになります。

「人と被りたくないこと」を最優先するなら、カルティエの結婚指輪は候補から外し、よりオリジナリティを出せるブランドを中心に探すことをおすすめします。

シンプルなデザインを好む人

カルティエにはシンプルなモデルもありますが、ブランドを象徴するのはLOVEやトリニティなど、ひと目で分かる個性的なデザインが多いです。

そのため、シンプルな指輪を求める人にとっては「少し派手」「主張が強い」と感じやすく、理想とのギャップが生まれやすくなります。

例えば、トリニティは3色ゴールドが絡み合うため、服装やシーンによっては指輪だけが目立ってしまうことがあります。

一方で、日本のブライダル専門ブランドでは、装飾を抑えたストレートリングやごく小さなメレダイヤのみのデザインなど、より「何にでも合わせやすい」指輪が多く用意されています。

カルティエの結婚指輪が選ばれる理由

では、なぜカルティエの結婚指輪は多くのカップルに選ばれているのでしょうか。

その理由を見ていくと、以下のような魅力が挙げられます。

世界5大ジュエラーの一つで信頼性が高い

カルティエの結婚指輪が選ばれる大きな理由の一つは、世界5大ジュエラーの一つとして信頼性が非常に高い点です。

カルティエはフランス生まれの老舗ブランドで、「王の宝石商、宝石商の王」と呼ばれるほど王室御用達のジュエラーとして評価されてきました。

また、ダイヤモンドは4C基準に加えて独自の厳しい基準で選別されており、結婚指輪としてふさわしい品質と輝きを備えています。

幅広い価格帯から選べる

カルティエの結婚指輪は、幅広い価格帯から選べるのが大きな魅力です。

予算や好みに合わせて、自分たちに合ったリングが見つかります。

価格帯	モデル名	素材・特徴	定価（税込）
10万円台	1895 ウェディングリング	イエローゴールド、シンプル	141,900円
20万円台	C ドゥ カルティエ ウェディングリング	プラチナ、シンプル	280,500円
30万円台	LOVEリング（ダイヤ1石）	ホワイトゴールド	401,500円
40万円台	エタンセル ドゥ カルティエ	ホワイトゴールド、ダイヤ付き	511,500円
60万円台	マイヨン パンテール	イエローゴールド、ハーフパヴェ	852,500円
100万円以上	カルティエ デスティネ	ピンクゴールド、ダイヤ付き	1,716,000円

カルティエはシンプルな地金のみのデザインから、ダイヤモンド付き、エタニティタイプまで、価格帯が豊富に揃っています。

ダイヤモンドの品質が高い

ダイヤモンドは「4C（カット・カラー・カラット・クラリティ）」という国際基準で品質が決まります。

カルティエはこの4Cを満たすだけでなく、カラーは無色に近いグレード、透明度の高いクラリティ、上位ランクのカットだけを採用するなど、一般的な基準よりも厳しく選別しています。

項目	一般的な基準のイメージ	カルティエの特徴
カット	良い〜普通まで幅広い	GIA基準で上位グレードのみを使用
カラー	やや色味が入ることも	無色に近いD〜Hのみ採用
クラリティ	肉眼で見えない程度なら許容	IF〜VS2の高い透明度に限定
カラット	予算優先で大きさ重視も多い	輝きとのバランスを重視して選定

カルティエでは、ダイヤモンドの国際基準である「4C（カラット・カラー・クラリティ・カット）」の中でも、高いグレードのみを採用しています。

例えばクラリティはIF〜VS2の透明度の高い石に限定され、肉眼では内包物がほとんど見えないレベルとされています。

カルティエの結婚指輪の人気コレクション

カルティエの結婚指輪で人気のコレクションは、以下です。

それぞれの特徴を解説していきます。

ソリテール 1895

ソリテール 1895は、カルティエの結婚指輪で定番の人気コレクションです。

1895年にカルティエが初めて作ったソリテール（一粒ダイヤの婚約指輪）に由来する、ブランドの歴史ある定番デザインです。

幅2.5mmや3.5mmのシンプルなラインが特徴で、婚約指輪との重ねづけにもぴったりです。

プラチナやイエローゴールドの定番素材を使い、毎日つけても飽きにくい、カルティエらしい洗練された指輪になっています。

バレリーナ

カルティエの結婚指輪「バレリーナ」は、人気コレクションの一つです。

センターダイヤモンドを両手で支える繊細なセッティングは、調和と均衡を表現していて、手元を華やかに、そして女性らしく見せてくれます。

例えば、ピンクゴールドやプラチナのバレリーナは、優美なウェーブやストレートラインなど複数のバリエーションがあり、年代や好みに合わせて選びやすいのも魅力です。

LOVE（ラブ）

LOVE（ラブ）は、結婚指輪の中でも「カルティエらしさ」と存在感を重視したい人におすすめのコレクションです。

ビスモチーフが象徴的で、一目でカルティエと分かるデザインなので、特別感のあるペアリングを求めるカップルに向いています。

女性はビスの一部にダイヤモンドが入ったタイプを選ぶと、華やかさが出て婚約指輪なしでも手元が映えます。

一方で、男性はビスのみのモデルを選ぶと、シャープでモダンな印象になり、仕事中でも浮きにくい結婚指輪になります。

エタンセル ドゥ カルティエ

エタンセル ドゥ カルティエは、細身のアーム全体に小さなダイヤモンドを敷き詰めたハーフエタニティまたはエタニティのデザインが特徴です。

シンプルなラインに繊細なパヴェダイヤが並ぶため、派手すぎず、それでいてどの角度から見てもきれいに輝きます。

LOVEなどのアイコニックなモチーフ系と比べると、よりクラシックでフェミニンな印象です。

細めのリング幅なので、ソリテールタイプの婚約指輪や他ブランドのリングとも重ね付けしやすく、ブライダル後も日常使いしやすい点も支持されています。

カルティエの結婚指輪に関するよくある質問

カルティエの結婚指輪に関するよくある質問をまとめました。

まとめ

カルティエの結婚指輪は、「高価格」「デザインの主張」「古いイメージ」などから“ありえない”と感じられることがあります。

今回紹介したポイントを踏まえて、まずは予算・デザイン・使用シーンなど、自分たちの優先順位を整理しながら、カルティエ以外のブランドも含めて比較してみることをおすすめします。

来店して実際に試着することで、写真では気づけないフィット感や雰囲気も確かめられます。