金の買取パターンは2つ!買取後の金の行方と金属を溶かす「王水」の関係|ブランド高価買取・高く売るならMARUKA(マルカ)へ

公開日:2020年06月11日

近年、金は希少性・需要ともに高くなっており、実際に金の相場はこの20年で約4倍と大幅に上がっています。
そのため、金製品を買取に出すと高額で取引できる可能性があります。
では皆さんは、買取後の金がどのようになるかご存じでしょうか?
これには大きく2つのパターンがあり、その1つには金属を溶かす王水(おうすい)が深く関わっています。

今回はそんな王水にフォーカスし、その特徴について詳しくご紹介します。
合わせて、金の買取パターンや金を買取に出す際のポイントについてもご紹介しますので、不要な金製品をお持ちの方はぜひチェックしてみてください。

買取後は溶かしてインゴットに?
金の買取パターン

金の買取には「ジュエリーとしてそのまま買い取る」「金を溶かしてインゴット(延べ棒・鋳造塊)にする」という2つのパターンがあります。
「ジュエリーをそのまま買い取る」というパターンは、状態がよい金製品に適用されることがほとんど。
とくに人気ブランドのジュエリーや人気のデザインがあしらわれたジュエリーは、買取後に清掃・メンテナンスをされたあと、店頭で再販されることが多くなっています。
また、買取専門店の中には海外を視野に入れているところもあるので、海外で販売されることもあります。
こうした背景から、ブランド・デザインともに人気のものであれば、買い取ってもらいやすいケースがほとんどです。
「金を溶かしてインゴット(延べ棒・鋳造塊)にする」というパターンは、主にジュエリーとしてそのまま再販するのが困難な金製品に適用されます。
言い換えれば、ジュエリーとして成り立っていないアイテムでも、十分に買い取ってもらえるということです。
このパターンにおいては、先ほどご紹介した王水が大きく関係してきます。
まず、再販が困難な金製品は廃品処理施設などに回収されます。
そこで王水によって溶解・還元され、金だけが固体化されて粉末状になります。
金粉をろ過して、再度金粉を王水で溶解・還元したのち、金粉を1200℃ほどの温度で熔解したあと、冷却し金を粒子状態にします。
そして、粒子状の金を溶解し鋳型で固めインゴットを鋳造します。
インゴットになった金はリサイクルに回され、再度ジュエリーに使われることもあれば、工業製品の内部部品として生まれ変わることもあります。

押さえておこう!
金を買取に出す際の3つのポイント

ここでは、金を高値で買い取ってもらうための重要なポイントを3つご紹介します。
金製品を買取に出す際は、ぜひ参考にしてみてください。

1.複数の買取業者で査定する

金を買取に出す際は、複数の買取業者に査定を依頼し、買取価格を比較してみることをおすすめします。
なぜなら、ジュエリーとして再販することをメインとしている業者と、金を溶かしてリサイクルすることをメインとしている業者があり、これら2つで買取価格の設定に差があるためです。
自分が持っている金にはどういう価値があり、どちらで売却するほうが高額買取を狙えるかを考えたうえで買取業者を選ぶことが大切です。

2.刻印を確認する


ジュエリーなどの金製品には必ず「K24」「K18」「K10」などの刻印があります。
刻印はその金の純度を表しており、数字が大きいほど純度は高くなります。
純度は買取価格に大きく影響し、高ければ高いほど高値で買い取ってもらえる可能性があります。
悪質な買取業者に騙されないためにも、手持ちの金製品の刻印は必ず確認し、それ相応の買取価格になっているかどうかをチェックすることが大切です。
なお、金のおおよその買取相場を調べる手段のひとつに「公表価格(素材の価格相場)の確認」があります。
金製品を買取に出す前に公表価格をチェックしておけば、おおよその買取相場を把握できるため、相応の買取価格になっているかをチェックしやすくなります。
公表価格は、毎日インターネットやテレビ、新聞などで発表されているので、すぐに調べることが可能です。

3.付属品もセットにして買取に出す

金製品を買取に出す際は、なるべく購入した際についてくる箱やギャランティーカード(保証書)などの付属品をセットにして買取に出すのがおすすめ。
付属品がすべて揃っている状態だと、高値で買い取ってもらえる可能性があるためです。
買取に出す前に、付属品があるかどうか、あらかじめ家の中をくまなく探してみましょう。

金の買取なら
MARUKA(マルカ)がおすすめ

再販が難しいような金製品は王水によって溶解し、インゴットにして新たに再活用できます。
そのため多くの買取専門店では、壊れてしまったゴールドのネックレスや片方だけになってしまったゴールドのイヤリングなど、使いものにならない処分してしまうようなものも買取対象になっています。
不要になった金製品や、処分をしようか悩んでいる金製品をお持ちの方は、この機会に買取専門店に売却してみてはいかがでしょうか?
MARUKAでは、専門的な知識・資格を持つ査定士が正確な鑑定を行います。
お客さまの目の前で金を計量するほか、公表価格から手数料などを差し引くこともなく、十分な説明のもと相応な金額で買取を行うため、安心して金の買取における査定をお試しいただけます。
店舗に足を運ぶのが難しい方は、出張買取も行っていますのでどうぞお気軽にご利用ください。
MARUKAのホームページでは、金の買取価格を公開しています。
また、金を売却する際の買取価格のシミュレーションもできますので、ぜひお試しください。
金の買取はこちらから。
なお、金に関する詳しい情報は
「意外と知らない?金(Gold)の価格が上昇している理由」
「金の買取価格はどうやって決まる?」
の記事でもご紹介しています。
ぜひ合わせてご覧ください。