「ケリー」「バーキン」…女性の名前がついたバッグたち

高級ファッションブランドであるエルメスといえば、上質な革を使ったバッグが有名です。馬具工房として設立したエルメスは、馬の鞍を収納するためのバッグを発表してからずっと、上品で美しいバッグを作り続けてきました。そんなエルメスのバッグには、ブランドの代名詞となっている「ケリー」や「バーキン」など、人名がついているものがあります。これらのネーミングは、世界中の女性から憧憬を集める女性たちと、彼女たちにまつわるブランドエピソードが由来となっています。

公妃が愛用したケリーバッグ、歌手のために作られたバーキン

どことなくフォーマルで、上品なイメージの強いケリーバッグ。このバッグはもともと小型のハンドバッグ「サック・ア・クロア」として発表され、エルメスのオリジナルバッグとして人気を博していました。そのサック・ア・クロアが「ケリーバッグ」となったのが1956年。大人気女優からモナコ公妃となったグレース・ケリーがきっかけでした。

同時代の女優、マリリン・モンローの明るくセクシーなイメージとは対象的な、クールで気品に満ちた美貌を誇っていたグレース・ケリーは、1956年にモナコ大公と結婚。人気絶頂の女優から公妃になるという、全世界の女性の憧れとなったケリーには、大きな注目が集まりました。つきまとうパパラッチのカメラから妊娠を隠すために、とっさに持っていたサック・ア・クロアで腹部を隠した写真が出回ると、「あの素敵なバッグはどこのもの?」と話題に。サック・ア・クロアの売上が伸びたことから、エルメスはサック・ア・クロアにグレース・ケリーの名前を使っても良いかと提案。ケリー側もそれを了承したため、サック・ア・クロアは上品で美しい女性を象徴する「ケリーバッグ」へと名前を変えたのです。

 

一方、カジュアルなファッションにも似合うバーキン。このバッグが生まれたのは1984年。当時のエルメスの社長は、飛行機の中でたまたま1人の女性と隣り合わせになりました。この女性が、飾らない美しさで愛されていた歌手、ジェーン・バーキンでした。何でも詰め込める籐の籠バッグを愛用する彼女の姿を見たエルメス社長は、「そのバスケットの荷物すべてをざっくり入れられるバッグをプレゼントさせてほしい」と申し出、その通りのバッグを作り出したのです。飾らなさが魅力のジェーン・バーキンそのもののように、バーキンはトートバッグのように気軽に使える魅力的なバッグとして、ケリーバッグと並んで人気のある製品となりました。

魅力的なエピソードがあるからこそ、女性をより輝かせるエルメスのバッグ

ケリーもバーキンも、今やエルメスを代表する人気のバッグです。デザインや品質だけでなく、こうした魅力的な女性たちとのエピソードがあればこそ、よりバッグたちの魅力は高まり、女性を輝かせてくれます。

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