マイセンの皿

贅沢な暮らしは食器から。マイセンのある生活はいかが?

ブランド食器にあまり興味がない人でも、「マイセン」の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。ドイツの国立磁器工場であるマイセンは、西洋白磁の歴史を語る上で欠かせない存在です。

17世紀のヨーロッパでは、中国を始めとした東洋からもたらされた白磁が貴重な芸術品として重宝されていました。さまざまな国が自国でも白磁を生み出そうと躍起になり、当時のポーランド王アウグスト2世も錬金術士ヨハン・フリードリヒ・ベトガーに白磁の製造開発を命じました。ベトガーが学者のエーレンフリート・ヴァルター・フォン・チルンハウスたちの協力を得てその製造に成功したことにより、世界的な名窯マイセンと西洋磁器の歴史が幕開けたのです。

手描きで入れられる双剣マーク。マイセンの歴史

白磁の製造方法が他国に漏れることを恐れたアウグスト2世は、1710年に磁器工場をマイセン地方のアルブレヒト城内部に作り、その製造ノウハウを厳重に秘密にしました。以後、1865年に移転するまで、重厚な城の中でマイセンは作られていたのです。

また1722年、アウグスト2世は自らの紋章である双剣マークをマイセンの窯印として使用することを許可しました。以後、この双剣マークは本物のマイセンの証として使用されるようになりました。シュヴェルトラーと呼ばれる専門絵付師だけが、この窯印を描くことができるのです。現在でもマイセンの商品には、この双剣マークが絵付師の手作業で1つずつ描かれています。

マイセンの商品は白磁だけでなく、グラスや陶磁器人形などがあり、また白磁に艶やかな絵柄が描かれているものも人気を博しています。マイセンの食器で特に有名な絵柄が「ブルーオニオン」と呼ばれるシリーズです。白い陶磁器に青い塗料で描かれているのは、柳や竹、ザクロといった中国特有の絵柄。これは東洋で作られていた白磁を模倣していたために浸透していった模様で、当時ヨーロッパではザクロに馴染みがなく、タマネギ(オニオン)と誤認されたためにブルーオニオンと呼ばれるようになりました。

幅広いアイテム、「使う」楽しさを与えてくれるマイセン

マイセンの「ブルーオニオン」の魅力は、なんといってもその美しい絵柄と、アイテムの幅広さ。食器の基本であるカップとソーサーのセットだけで40種類以上の絵柄や形、大きさなどがあり、ティーポットやお皿、箸置きなど、多種多様なアイテムを含めるとその種類はなんと700点以上。そう、マイセンの食器は鑑賞としてではなく、「使う」ための食器。美しいだけではなく、汚れや傷がつきにくい、手入れのしやすい食器たちは普段使いしてこそ真価を発揮します。「ハイブランドの食器だから……」と気後れせず、どんどん使ってあげましょう。ちょっとしたお茶の時間も、マイセンの食器を使えば一気に優雅な雰囲気に様変わり。少し贅沢な気分を味わえるティータイムを楽しみましょう。

買取専門店では、こうしたハイブランド食器についても買取を行っています。「趣味じゃない」、「使わない」と物置に仕舞われている食器はないでしょうか。「持っていく途中で割れたらどうしよう……」という場合は出張買取などのサービスも利用できますので、ぜひ買取査定に出してみてくださいね。

 

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